中尾雅幸の人つなぎの旅

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今夜は、以前考えた地域を支える人材を育成する高校づくりのアイディアを公表します!

2016-10-13 22:24:34 | 夢実現
子ども・若者の未来を応援する皆さん!こんばんは。

以前のデータを整理していたら、
武雄市役所を受けた時に併願していた
某県の高校の民間人校長の一次試験の論文が出てきたので
公表します。

ちなみに、この論文を含む、一次試験は無事通過し
教育庁幹部と経済界トップによる最終面接を残すのみだったのですが、
武雄市役所への返事をしなければならなかったので
こちらの最終面接は「辞退」しています。

こんな感じの工業、商業、農業高校があったら
おもしろいと思いませんか?

高校改革に関心がある方でしたら
いつでも、ご協力しますので
遠慮なくお申し付けください。


小論文「学校経営案」

課題:「募集する学校の類型及びミッション」に示す学校類型のミッションを達成するための
学校経営案(組織運営や具体的な企画など)を書いてください。

① 募集する学校の類型
:専門高校類型
② 募集する高校に求められるミッション
:農業,工業,商業の各分野において,将来のスペシャリストの育成をめざす学校(農業,工業,商業の各分野)において,
 専門教科に関する基礎・基本を確実に習得させることに加え,より高度な知識・技術を身に付けさせることにより,
 それぞれの専門性を生かして進学・就職することのできる人材を育成する



「スペシャリスト育成校」経営プラン
~ スペシャリスト育成校発ベンチャー企業による●●県版デュアルシステムの構築~

1.はじめに

専門高校については、平成10年7月に理科教育及び産業教育審議会から出された
「今後の専門高校における教育の在り方等について(答申)」を受け、
各都道府県にて教育の改善・充実が図られております。

答申では、「地域や産業界とのパートナーシップ」が今後の具体的推進を図るためのキーワードと位置づけられており、
近年、その視点に立った学校経営が見られつつあります。

私の地域及び産業界のスペシャリストとしての職務経験から、
農業,工業,商業の各分野において,将来のスペシャリストの育成をめざす
学校(以下、スペシャリスト育成校と標記する)のミッションを達成するために必要な経営プランをとりまとめました。

経営プランの構成としては、公立学校を経営するために必要な「経営資源強化」について触れます。
経営資源は、「ヒト」「モノ」「カネ」がその3要素と言われます。
また、魅力ある組織を作るには、「斬新なアイディアに基づく企画力」が必要であり、
「スペシャリスト育成校発ベンチャーによる●●県版デュアルシステムの構築」を提案させていただきます。
そして、以上の実現のために必要な「経営力強化」については「プランの推進方策」として考えを述べますが、
この中でもキーワードである「地域や産業界とのパートナーシップ」の視点を盛り込みます。

以下に、論文の概要を標記します。


2.基本的考え方

公立専門校の運営のキーワードは地域連携であると位置づけ、スペシャリスト育成校の経営にあたり、
根幹となる考え方を以下にキャッチフレーズとして示します。

『生徒一人ひとりが夢を持ち、その夢を現実に変えるために!』
~ 地域との真の連携によるスペシャリスト育成校をめざして ~

※ 将来の夢がかなうと思う児童生徒の割合(小学校75.4%、中学校56%)●●県では、
●●県総合計画「元気挑戦プラン」において平成22年度に、
この数値を現状地より向上させるという目標を設定しています。
この目標達成に寄与する一因がスペシャリスト育成校の責務であると考えます。

3.プランの具体的内容

 (1)経営資源強化

  ①人(教職員、生徒)

   経営における最重要課題が人です。学校が目標を達成するにも、
  その目標に向けまい進する教職員の存在は欠かせないものであり、
  その意欲を発揮するための支援体制、仕組みづくりが必要です。

   ア.教職員の活性化のアイディア
  
    教職員の資質と意欲の向上は、意欲を持ち日々の業務に当たるための仕組みづくりが必要と考え、以下の提案をとりまとめます。

   ※ 新たな評価システムの構築
    生徒が1年間の自己目標を教科ごとにたて、その達成度を生徒が自己評価します。その評価を教科ごとに集計し、指導教諭の評価につなげます。
    この生徒自己評価連動システムは、教諭のみならず、生徒の自己研鑽にもつながるメリットがあります。
   
   ※ 多彩な人材の活用
    ●●県が進める近隣県との学術交流方針により、他県の専門教諭との交流(集中講義等の検討)を進めます。
    また、人事異動に関しては、学校経営プランを開示し、賛同し、希望する職員を優先的に集める仕組みづくりを行います。

   イ.生徒の生きがいづくりのアイディア

   ※ 中学校の総合的学習の時間の評価との連動
    総合的学習の時間は、課題発見能力や解決能力、プレゼン能力など、
   スペシャリストに必要な資質がすべて含まれています。
   小中学校の総合の時間で意欲を持ち学んだ学生を優先的に合格する仕組みづくり
   (AO入試の導入、推薦入試等で反映)を導入します。


   ※ 生徒の意見を反映した学校経営
    校長へ直接意見が言える仕組みをつくるため、「ご意見箱」に加え、パソコン及び携帯によるメールによる意見を受け付け、
    その回答を速やかに実施します。
    メールによる意見を伝えやすくするよう、入学時に全生徒にアドレスを付与するとともに、
    情報収集や先生への質問意見を行うための、パソコンルーム(インターネットカフェのイメージ)を導入します。

  ②モノ

   スペシャリスト育成校には、モノ(実験・実習施設)の充実が課題です。
   この充実は、教職員のみならず、生徒の学習意欲にも連動する課題です。
   また、「地域の抱える課題を解決するための研究施設」の役割も果たせる施設にする必要があり、以下の提案を行います。

   ※ 地域連携(寄付もしくは、中古払い下げ)による施設整備
    施設整備について、地域に情報(学校が必要としている施設情報)を開示することにより、
    企業からの寄付や企業の設備更新時の払い下げ等が可能となります。
    公立校に民間からの資金や施設を導入するには、一定のルール作りが必要と考えられますので、
    後述するベンチャー企業への寄付もしくは、払い下げを行い、校内教育活動に活用します。

  ③カネ
 
   従来の学校経営における、学校予算については積極的な開示はなされてこなかったと認識しています。
   今後は、学校予算を積極的に生徒や地域に開示し、学校経営についての理解を願うとともに、
   地域への協力を求めていく材料とする必要があります。
   また、当初の収支予算に対し、収入増加や経費節減に貢献した教諭や生徒、並びに学内の諸活動を表彰し、
   関連する部門の施設整備や備品購入、及び、関連する教職員の研修等に充当します。

(3)斬新なアイディアの実現

   以上述べてきました、経営力と経営資源力を整えることで様々なアイディアが出され、実現に向け動きまじめます。
   ここでは、「スペシャリスト育成」に欠かせない、実務を行う場を校内に設置する、
   スペシャリスト育成校発ベンチャーによる広島版デュアルシステムの構築を提案します。

   ※ スペシャリスト育成校発ベンチャーによる●●版デュアルシステムの構築

    デュアルシステムの導入に関しては、「日本版デュアルシステム」としての検討がなされ、
   ●●県でも国の推進事業を活用し、導入がなされています。
   しかし、カリキュラム編成の工夫が必要になることや受け入れ企業の確保等の課題も多く報告されております。
   そのため、専門高校内(もしくは、近隣)にベンチャー企業を立ち上げ、企業実習の場として活用することで
   「●●版デュアルシステム」の実践の場とします。

   1.スペシャリスト校発ベンチャー企業の概要と役割
    学校の施設や近隣の商店街の空き店舗等を活用し、地域が求める課題解決のための企業を立ち上げます。
    企業は、校内における生きた実習の場となるほか、地域の人材育成機関としての役割も担います。

   2.人材について(経営者、社員)について
    経営陣は、地域のベンチャー企業や父兄等から幅広く公募します。
    この経営陣は非常勤講師として生徒の校内教育活動(特別講義等)の役割に担っていただきます。
    社員は、卒業生のみならず地域内外から募集します。また、卒業生の中で就職を希望する方については、
    研修時の勤務成績等を勘案し優先的に社員として採用します。
    また、卒業生である社員は、後輩の研修生の指導者や実習補佐員としての役割も担います。
    また、高校中退者や早期離職者を対象とした、AO採用試験を実施し、個性ある人材の確保に努めます。
    また、社内ベンチャー育成を積極的に進め、独立し地域の経済発展に貢献できる人材を育てます。

   3.企業の活動内容について
    地域の課題解決に貢献する企業像を実現するための、事業内容を構成します。
    また、生徒の様々な活動と連動した、事業を展開します。たとえば、収穫祭、加工品制作、空き店舗活用、環境調査等です。
    修学旅行の目的を海外の製造業や流通業の視察とし、商品買い付けをして、帰国後に販売することなどです。
    この収益は生徒への給与としてプールし、修学旅行のグレードアップ、部活動助成、文化祭への著名人招聘、パソコン購入等の原資とします。

   4.デュアルシステムについて
    生徒は、社内ベンチャー企業の準社員として、年間所定の労働を行います。この労働に対しては、放課後や休日、夏季休業中に実施することとし、
    報酬も支払います。また、準社員会を組織し、会社に対する業務改善や新企画等の提言を行います。

   5.再チャレンジを支援するスペシャリスト育成校施設活用システム
    安倍内閣の最重要課題の一つである、再チャレンジのキーワードのひとつに、経営技術の再取得があります。
    県内にバランス良く配置されている、スペシャリスト育成高に設置される校内ベンチャー企業を利用し、
    経営への再チャレンジのきっかけを作っていただくよう施設を民間からの研修生の受け入れもします。
    その際、厚生労働省の事業を活用し、企業の運営資金として活用します。
    研修生には、生徒への指導や共同研究を義務付けます。

4.実行力を発揮する、プランの推進方策

  学校経営者である校長の役割は、校内では、関係する多くの方の意見を取り入れた学校の目標を定め、
  その目標の実現に向け教育環境を整えることにあります。対外的には、地域に望まれる人材の育成をはかり、
  学校の諸活動が地域の教育力、ブランド力の向上に寄与すること、教育委員会をはじめ、支援諸機関と連携を図りながら、
  時には提言を行い、同様の環境下にある学校への波及を狙うことであると考えます。
  しかし、民間出身の学校経営者(校長)にもとめられるのは、対内的には、新たな情報や刺激であり、夢に向けての新たな選択肢であり、
  対外的には、現場主義を基本としながら諸機関の理解と協力を得るための、対外交渉能力の発揮であるとの認識でおります。
  そのためには、経営者(私)を評価するシステムを構築し、かつ、経営者の目標を教職員並びに生徒のみならず地域社会に明示し、
  学校評議員の中から経営者評価組織をつくり、評価の過程、及び結果を公表することが必要と考えます。
  以下にスペシャリスト育成校に関わる組織(案)を示し、具体的方策について校内、対外向け推進方策について述べます。
  



  (1) 校内推進方策

   学校経営において、従来の推進方策や推進メニューを変更すると、それをマスターし実行するのに大きなエネルギーが必要です。
   それに対する抵抗があることは、予想されますが、教職員一人ひとりと話し合い、経営者としての願望や意見を誠意を持って伝えることにより
   理解者を増やし理解度を高めていきます。そこで欠かせないのは地域の存在です。地域に対し情報の提供を行い、
   改革の意義と改革の実現による地域のメリットのイメージをわかりやすく伝えることが必要であると考えます。

  (2) 対外的推進方策

   対外的には関連する自治体との連携が不可欠です。「連携」は、他の組織・人と接することにより、新たな成果が生まれるという意味であり、
   従来の言葉が優先し、中身が伴わない地域連携ではなく、真の地域連携を推進します。
   そのために、地域の将来計画であるマスタープランに沿った地域との連携の推進を図ります。
   マスタープランには、地域の掲げる課題や時代の潮流から導き出された、将来像が明示され。
   その将来像を実現するための、具体的方策が記載されています。この課題並びに推進方策を分析することにより、
   「スペシャリスト育成校の役割」が見えてきます。この役割に向けての活動を行うことで地域の信頼感を増し、
   学校活動の円滑な推進につながると考えます。


5.むすびに

  以上取りまとめた論文につきましては、私の構想を述べたものであり、専門高校の一層の改革に必要と考えられる経営構想であり、
 この推進については、憲法ならびに関連法規、文部科学省関連指導文書、●●県教育委員会指導文書、県条例に逸脱しない範囲で推進することといたします。
 ただし、「改革には常に常識への挑戦」が必要であると認識しており、
 以上の関連法規及び通達等を遵守することで、スペシャリスト育成校のミッション達成に支障をきたす場合は、
 関連諸機関と十分な相談の上、改革に向けての提言を行っていくことといたします。
 今までの常識にとらわれない新たな視点で、スペシャリストを育成していくことをお誓いし、
 私の論文を提出させていただきます。


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