中尾雅幸の人つなぎの旅

地域を元気に!と頑張っている方や子ども・若者の夢実現を応援中。手法は、あなたにとって最適な人との出会いのお手伝い

中尾が時々使う『地域の人材育成における “正” のスパイラル』ってどういう事?

2017-02-16 22:11:05 | 夢実現
 若者の未来を応援されている皆さん、こんばんは!
 
 昨日は高校受験の応援を行っている中学生のご家族から
 嬉しい連絡が入りました。

 佐賀県では、入学定員の1割から2割を2月上旬に行う
 『特色選抜』試験で合格を決めるのですが
 4倍の倍率を突破して合格通知が届いたそうです

 10回の学習会で毎回、一番熱心に質問をしていただいた方で
 (平均すると3時間のうち1時間は質問を受けていました)
 質問も最初は、「先生、わかりません!」の連続だったのですが
 2か月目くらいから「ここまで解いて、この部分はわかったのですが、
 これから先が理解できません」という感じで、少しづつ理解しているなという
 手ごたえを感じられるようになりました

 ただ、熱心に質問をするだけでなく、問題集に付箋がびっしりなのです

 『わかるところと、わからないところがどこかちゃんと整理している』
 
 『一度、教わったことをすぐに復習して、同じような問題を自分で解いている』
 
 『わからないところだけが質問されるので、苦手分野の傾向が伝わってきて 
  次の対策が打ちやすくなる』


 このような感じで、10回の指導の終盤には、私の間違いを指摘されることも
 何度かありました

 そして、『受けたい高校のことや将来の夢』も話していただいたので

 数学や英語の指導だけでなく、面接対策をすることもできました
 (私の過去の仕事内容が、受験する科と重なっていたため、
  専門分野で想定される質問を作って、自分の言葉で伝えることができるよう
  アドバイスしました。)
 このアドバイスは、高校受験のためというより、高校になってから、
 そして、高校を卒業してから、社会人になってから役に立つ内容となっています

 私とのやり取りも家庭内でお話を良くしていたとのことで
 私が理想とする、学校と家庭、そして地域の連携で
 夢に一歩近づくことを応援するという形が実現できました
 
 『学校で起こったことだけでなく、学校外の地域での関りを持ち、
  そこで得たことを家族と共有する』


 お礼状の結びに、ご家族が
 「将来は地域の活性化のため、貢献できる人間になるという希望を持っています」

 嬉しくて涙が出ました

 地域の人間が中学生の未来のために関わることで
 このような気持ちを持っていただける

 私は、この現象を地域の人材育成における
 正のスパイラルと呼んでいます