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秘密証書遺言とは

2016-10-08 17:47:15 | 日記
遺言書の最後は秘密証書遺言についてです。

簡単に言うと、遺言書の内容を秘密にして、遺言書の存在を公証役場で証明してもらう事です。

これまで書いてきた自筆証書遺言や公正証書遺言に比べると使用頻度は少ないですね。

まず、遺言者が自分で遺言書を作成するのですが、自筆証書遺言と違ってワープロを使ったり

誰かに代筆をしてもらって作成しても構いません。

ただし、署名は自署でしなければいけません。

そして、遺言書を封筒に入れて封印をしますが、封印は遺言書に押印した印鑑と同じ物を使います。

封印した遺言書を証人2人を用意して公証役場に行きますが、

証人は昨日、公正証書遺言のところで書いた証人要件を満たす人になります。

公証役場で公証人と証人2人の前で自分の遺言書である事と自分の名前と住所を申述し、

公証人が封筒に日付と遺言者の申述を記載した後、遺言者と証人2人が封筒に署名、押印をします。

秘密証書遺言のメリットは、遺言内容を誰にも知られずに秘密にしておける事や

字が書けない方でもワープロを使って作成する事ができる点ですね。

デメリットとしては、遺言書が無効になるかもしれない事です。

公証人は遺言書の存在を確認するのであって、中身は確認しないので不備があれば無効になってしまいます。

それから、自筆証書遺言と同じく遺言書は自分自身で保管するので、後に発見されない恐れがありますし、

遺言書発見後は家庭裁判所で検認手続きが必要になります。

これまで遺言書について書いて来ましたが

どの遺言書を残すかは本人の自由ですし、また、残さないという選択肢ももちろんあります。

ただ、遺言書は”最期の意思表示”ですし、後のトラブル回避の為にも残される事をおすすめします!


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