マイコー雑記

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「競技会」を生かすポイント5つ、家庭での「拡充学習」でも用いていくといいですよね

2017年02月13日 | 子育て全般

週末は早朝から周辺の40校近くが集まり

「サイエンス競技会(サイエンスオリンピアッド)」の地区大会がありました。

 

33年間続く米国の小中高生を対象とした競技会。

分野も様々です。詳しくはこちら

 

 

それぞれの分野でテストスコアを競ったり

(会場ではどんな資料に目を通してもいいとされていますが、膨大な質問量に限られた時間、

やはり日頃から興味を持って親しんでいる子が勝ち抜いていきます)、

サイエンスの知識を用いたアイデアや模型などが審査されます。

 

学校ごとにチームが組まれ、

「クラブ」などの形で放課後に定期的に集まり、

それぞれの分野について探究してきた成果を披露する場です。

 

 

 

それで思うんですが、Tamakiさんのブログ『Follow your bliss』でも以前言及されてましたが、

家庭での「拡充学習」でも、

こうした「競技会」を利用するのもひとつの手ですね。

 

以下、私自身実感してきた「競技会を生かすポイント4つ」です。

 




競技会を生かすポイント1:

スケジュールに組み入れ、ひとまず形にする励みにする

 

現実的な話、我が家の場合も日々するべきことに溢れてますから、

「○日に○○分野で競技会に参加」とスケジュールに記しておくと、

押し寄せる予定をひとまずせき止め、

「取り組むスペース」を確保しやすいんです。

 

そして「○日までに形にするぞ!」と、

「完璧ではなくてもとにかくその時点で形にすること」を助けてくれます。

とにかく「ひとまずの形」にしておけば、何が足りなくて何が必要でと、

その上に築いていく土台になります。

 

 

 

競技会を生かすポイント2:

入賞を目指すのみより「それまでの取り組みを披露する場」ととらえる

 

子どもによっては「入賞」を目指すことも励みになるかもしれませんが、

基本的に、

「これまでしたことを思いっきり披露しにいこうね」という姿勢の方が、

取り組みに没頭しやすいです。

 

 



競技会を生かすポイント3:

競技会場で大いに刺激をうける


競技会場は、

「他の子が探究してきたもの」に溢れています。

 

他の子の発表を見て周り、

会場にいる子ども達と交流したりと刺激を存分に受けます。

 

それまで子ども自身が時間と力を注いで取り組んできた分、

「他の子たちの探究」から受ける感動も大きいです。

 

 

 



競技会を生かすポイント4

社会を生き生きと駆け抜ける姿勢を身につける

 

先週末今週末と競技会に参加した長男の例です:

 

先週末は「ロボティックス競技会地区大会」に参加したんですが、

ここ数ヶ月間かなりの時間と労力を注いできたロボットが、

期待していたようには動いてくれず、納得できない結果となりました。

 

地区大会前には、キャプテンとして

「州大会に進めない方が驚く」と言うほど自信がありましたから、

それはそれはショックだったようです。

 

寝不足が続いてましたから、

その夜はとにかく会場からの車の中でも自宅についてからも眠り。

 

翌朝、「うおーーーー」と吼えて起床。

 

その後も多忙スケジュールに走り続けながらも、

表情や言葉の端々に、「悔しさ」「怒り」「痛み」がにじみ出ていました。

 

それでも、

感情が徐々に緩やかになっていくにつれ、

反省点や改善点なども、

少しずつ整理できるようになっていきます。

 

今では、

ロボットが安定して結果をだすためにはどこをどうしたらいいのか?何が足りないのか?

集団で取り組むということの利点不利点とは?

チームであるということを最大限生かすには?などなど、

「今度はこうしたらいいのかな」というアイデアに溢れているようです。

 

 

失敗やうまくいかない時ほど、

一回り大きくなる機会ってないです。

それは17年間子ども達に接する中で、腹の底まで実感していること。

 

 

 

社会に出れば、「競走」に溢れ「結果」を求められます。

その中を生き生きと駆け抜けるのに大切なこととは、

勝っても負けても糧にする姿勢を身につけること、

たとえ今回は「結果」がでずとも、

「これも次の結果につながるはず」と立ち上がり進み続ける姿勢ではないでしょうか。 

うまくいかないときとは、

こうした「レジリエンス」や「楽観性」を培う絶好の機会です。

 

そしてそう繰り返すうちに、

結局「結果」とは、「おまけ」のようなものなのかもしれない、

勝っても負けても、自分なりの最善を尽くして向かい続けるのみなんだな、

そう感じられるようにもなるかもしれません。

 

 

 

ここ数日、「サイエンス競技会」で担当した

「水分地質学」「解剖生理学」「天文学」「風力」分野に取り組んでいた長男。

今週末には、「天文学」(ペア)と「風力」(個人)部門で5位入賞できたようです。

州大会へすすめることになり、

その時点での自分なりの最善を尽くそうと取り組む日々は、続きます。

 

 

 

 

競技会を生かすポイント5:

親の「無条件の愛情」を発揮する

 

期待していた結果を出せず、悔しがり、打ちひしがれ、怒り。

子どもと一緒になって、喜び、悲しみ。

 

それでも、どんな結果であろうと、

「愛しているよ」と伝えていく。

「あなたって素晴らしいよ」と伝えていく。

 

とはいえ、タイミングによっては、

「こんな時に気休めいわないでよ!」ともなりますから、

寝る前とか、その子の様子をみながらですね。

 

さりげなく「美味しいもの」を差し入れるのもいいです。

我が家では、皆くいしんぼうなのか、

如実に気持ちが伝わりますよ。(笑)

 

子どもが失敗したりうまくいかないときこそ、

親として「変わらぬ愛情」を示すチャンスです。

 

そして、それは、親自身を一回り大きくする機会でもあるんですよね。

親自身の「自分の至らなさを許せない気持ち」と向き合い、

「統合」していく機会です。

 
 
 
 
 
 
 
 
今春から来年度に向けて我が家が参加予定の競技会にはこんなようなものがあります:
 
長男:サイエンスボール(別のサイエンス競技会)、ディベート競技会、将来のビジネスリーダー競技会、引き続きサイエンスオリンピアッド、サイエンティストエッセイコンテスト、サイエンスフェア
 
長女:環境サイエンス競技会、将来のビジネスリーダー競技会
 
次女:サイエンスオリンピアッド
 
三女と次男:レゴリーグ、サイエンスオリンピアッド
 
 
これらプラス、スポーツでは、陸上、サッカー、チアリーディングの試合や競技会が毎週のように入りますが、
スポーツの競技会も、上にあげた「ポイント」は同じですよね。
 
高校生にもなると、親のできるサポートは、
運転、必要なものの購入、チームの子への給食のおばちゃん等です。
 
 
 
 
家庭で探究を楽しむ試みに、
「競技会」を生かすのもひとつの手。
それぞれの家庭の試みにエールを送りつつ。
 
 
さてこれから、小学校でのバレンタインの催し物を手伝ってきます!
みなさん、今日もよい日を!
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2 コメント

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参考になります! (tamaki)
2017-02-14 13:47:35
マイコさん

拡充学習にとりいれられそうなアイディア、ありがとうございます!

いろいろと参考になりますが、それにしても高校生の長男さんの活動の多様なこと!すごいバイタリティーですね!

サイエンスオリンピアッドというものがあるのを始めて知りました!科学オリンピックとかって日本では訳されるんですかね?

競技会を生かすポイント4つはそれぞれなるほどなーとおもいました。拡充学習的に競技会を捉える場合も、まず入賞ありき、成果ありきという参加の仕方ではなく、それまでに楽しく自分の好きなテーマで遊んだり、探求したりしたたくさんの時間がまずあるわけですよね。それから、競技会のようなものがあったら、いい機会だからまとめて発表しようか、ということになり、新しい知識やスキルを身につけながらまとめ、最後にそれを他の大人たち、こどもたちに見てもらう、ということですものね。

そこで良い反応が得られればうれしいし、マイコさんの長男さんのようにうまくいかないことがあっても、それは一回り成長する機会になりますね。

レンズーリの本でも活動の後、振り返って修正していく力、ということをいってたと思いますが、そういう時どこが悪かったからうまくいかなかったのか、分析して修正していく力が身につきますね。

自発的に喜びをもってプロジェクトを進めることができて、結果を分析して修正していく力があれば、無敵ですね! 折々他の人の助けも借りつつ、自分でどんどんまわしていくことができる!

後、やはり「競争」というものは生きていく上で避けては通れないものですが、勝つこともあり、負けることもあるけれど、自分を高めていくことに「競争」を生かしていけばいいんですよね。

うちの子たちは敏感タイプで、時に激しく打ちのめされることもあるので

>勝っても負けても糧にする姿勢を身につけること、
>たとえ今回は「結果」がでずとも、
>「これも次の結果につながるはず」と立ち上がり進み続ける姿勢

これをぜひ身につけていってほしいです。
tamakiさん、コメントありがとうございます! (マイコー)
2017-02-15 17:14:41
tamakiさんブログで言及されていたなあと思い出してました。

長男は、「身体を労わる」のが課題です。今夜もNPOで講義した後、今も夜中過ぎですが、後ろでスクリーンに向かってます。寝なさいよ、ママもね、寝なさいよ、ママもね、と言い合いながらこれを書いています。(笑)

サイエンスオリンピアッドは米国のみのようです。科学オリンピックは国際的なものみたいですね。日本にも、こうした披露の場がちょこちょこあるといいですよね。私も今の様子がよく分からないのですが。

確かに、披露することで、「活動の後、振り返って修正していく」こともよりやりやすくなりますね。

>自発的に喜びをもってプロジェクトを進めることができて、結果を分析して修正していく力があれば、無敵ですね! 折々他の人の助けも借りつつ、自分でどんどんまわしていくことができる!

社会に出る前に、こうした力を少しでも身につけてくれたらなと思ってます。どうなってもどこへいっても、やっていけるように、を目指しています。

長男は、まあ、もうどうなったとしても、たとえ踏み潰されたとしても、跳ね返して、走り続けていくんじゃないかなと、正直、私のすることはもうないのかもなという気持ちでいるのですが、下はまだまだこれからですね。

我が家も敏感系なのですが、ひとつひとつ、課題を越えていきたいなと思っています。tamakiさんの娘ちゃんも羽ばたいていきますように! お互い、できることをしていきましょうね。

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