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「子どものために」から生まれる矛盾に気づき・考え・行動し続ける大切さ、奈緒美さんの記事に寄せて

2017年03月27日 | 子育て全般

こちら週明けの今日、『虹色教室通信』の奈緒美さんが、興味深いシリーズを始められています。

 ・矛盾から生まれる「かけがえのないもの」 1

 

この奈緒美さんの記事に寄せて、私自身今の時点で思うことを書いてみます!

 

奈緒美さんの記事にもあるように、

週に1度、子育てについて同じような思いを持つ方々と、

チャットさせていただいてます。

みなさんそれぞれに忙しい生活がありますから、

互いに搾り出す貴いひととき、

毎回あっという間に過ぎ、とても楽しい場です。

 

「ブレインストーミング形式」で、

まずは思うことをポンポンと出し合いつつ、

少しずつ形にしていこうという雰囲気なのですが、

その過程で、色々な意見が出ます。

 

まずは、とにかく何でもアイデアを出してみること。

すると、「これは違うかな」とか、

「これは気をつけたいなあ」ということも、

よりはっきりとしてくる、そんなように感じています。

 

奈緒美さんがまとめてくださった「矛盾点」を覚えておくことは、

これから活動する上で、とても大切なこと。

私なりにざっとですが2点、整理してみますね。

 

またこれらは、活動などを別にしても、普段子どもに関わる大人として、

思い出していきたいことだと思います。

 

 

1.「子どものための場」を大人からみた成果や便利さを追求する場にしない

 

・ウェブなどを作るとなると、

ちょっとおしゃれで人目をひくものにしようとデザインを工夫したり、

「子どもの取り組む作品」なども、

完成度の高い華やかなものを載せてみたりとなりがちです。

 

でも、子どもが夢中でのびのびとはまり込む世界とは、

多くの場合、不恰好だったり、不完全だったり、

「え、これだけ?」と思うようなシンプルなものだったり、

逆にぐちゃっとしたカオスだったりします。

 

例えば、以前担当していた「アートサイエンスクラス」でも、

子ども達の作品を前に、

「これは発表会や掲示板に使えるかな?」と考えることがありました。 

そうして放課後スクールというNPO活動をアピールすることは、

資金を得るためにも必要不可欠なこと。

 

でも、活動をアピールし資金確保の目的で用いる「ちょっと人目をひく作品」と、

子どもがその作品制作を通していかに気づき学び伸びたかとは、

全く関係ないんですよね。

 

世間の目をひくことのない作品を通してだって、

子供は目を見張るほど成長しいきます。

 

「社会の仕組みの中での必要」が、

子どもが伸びていく世界を邪魔しないよう

取り組んでいきたいです。

 

 

 

・また活動を報告したり、大人が参考にするために便利そうな

「問題疑問、仮説、手段、材料、内容、結果、結論、展開

のようなデーターベースのフォーマット」について。

 

子どもは時期によって、

「疑問ばかり口にする時期、仮説を立てるのに夢中の時期、材料と戯れる時期、結果を出そうとする時期」

があったりと、「フォーマットどおり」とはいかないもの。

 

それぞれの子どものペースで、

それぞれの段階にたっぷりと浸る時を大切にしてやること。

 

「フォーマットがあると、便利な一方で、それをすべて埋めようとする

大人の思いが、プロセスを味わう子どもの喜びを奪ってしまう」可能性に注意したいです。

 

 

子どもが「つくり、発見し、学びとする場」が、

いつの間にか、大人の期待する「見かけ」や「成果」や「便利さ」とすっぽり入れかわってしまわないよう、

確認していきたいです。

 

 

 

 

2.敏感な人々や子供の「社会貢献」とは?

これはまさしく、私自身、常日頃思っていることです。

 

この「敏感じゃない社会」で、

確かに、たくましく健やかに活躍する力をつけてやるのも大切ですが、

同時に、「敏感さのよさ」も大切にしてやりたいです。

 

でもこの「敏感さのよさ」って、

時にメインストリームとは、

どうにも外れる面もあるんですよね。

 

現代は多くの分野で、例えば、

・スピード

・短時間でそれなりのものを仕上げる効率的生産性

・広く浅くでも突き進む行動力

・堂々と歯切れのいい物言い ← 特に欧米

などが重宝されます。

 

一方、敏感な子や人って、

・ゆっくりじっくり取り組みたい

・時間にとらわれずとにかく納得できるものを仕上げたい

・行動を起こすまでに何年でもじっくりと煮詰められる

・様々な可能性に配慮したソフトな物言い 

などが得意だったりします。

 

そこで、社会の荒波の中、活躍されているHSPの多くの方は、

短時間で自分を取り戻すセルフケア術を身につけ日に何度か実践したり、

仕事は仕事と割り切り、自分らしくあれる場や時間を他にもったりと

工夫されているのだと思います。

 

 

でも、子ども達を思うとき、

もう少し、「敏感であること」が生かされる社会であったらなとも思うのです。

皆が皆、ひとつの方向を得意にしようと目指さなくてもいいじゃないですか。

 

敏感な人々の役割についての奈緒美さんの視点、とても興味深いです。

 

「これからの時代にあわなくなってきた

教育制度や社会のあり方を、自分らしく自然に他者の評価をあてにしないで幸福感を抱いて生きることによって、

内側からゆっくりと変えていくことではないか」

 

メインストリームからどうしてもはずれてしまうからこそ、

見えるものってあります。

「内側からゆっくりと変えていく」

私自身、この意味を、考えていきたいなと思いますね。

 

 

 

 

 

 

 

奈緒美さんの言うように、

こうした「矛盾や葛藤を抱えた状態で、そうしたすべての問題を超えて、

みんなが満足し、常に人が増える度に、

場が創造的に成長してくようにするには」

どうしたらいいんでしょう。

 

私自身思うひとつは、場を築くことに取り組む人々が、

「ひとつひとつの問題や葛藤を、場をよりよくするための糧にする」という姿勢を持つこと。

その先にビジョンがあるのならば、可能だと思います。

上にあげた2点の問題も、こうして「矛盾」として表にでるからこそ、

自ら何に気づき、何を考え、何に向かって行動し続ける必要があるのか明確になり、

「よりよい場への糧」となってくれます。 

 

 

奈緒美さんは、「人間の強み」に着目されています。

そうして、現実的なアイデアも様々浮かばれていると。

奈緒美さんの、

矛盾から生まれる「かけがえのないもの」シリーズ、楽しみにしてます!

 

 

 

 

さて、昨日は、子ども達と「手作り粘土で電子回路作り」をしてみました。

失敗から、「ああ、そうか!」の瞬間。「ツクルことの醍醐味」ですね。

また報告しますね。

これから、怒涛の運転手の夕方&夜です!

それでは皆さん、新しい週も、よい日々を!

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