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思春期の娘が「ネガティブクイーン」を卒業した「きっかけ」、解釈の自由が常に与えられているという自覚

2017年08月12日 | 中学・高校

我が家には、今、3人ティーンがいます。

13歳次女、16歳長女、17歳長男。

 

その子その子によって、

思春期の表れ方は様々だと思いますが、

長女の場合は、もっぱら「ネガティブクイーン」でした。

14歳から15歳中ごろまでがピークでしたね。

 

例えば、

「このレストランの料理美味しいね~」といえば、

「でもさ、掃除が行き届いてないよね。あのテーブルとか食べかす残ってるし」

 

「あの映画どうだった?」など何かの感想を聞くなら、

足りないもの、欠けているもの、嫌な部分のオンパレードだったり。

 

 

「ネガティブクイーン」と夫と私とコミュニティー

夫は「直球」で受け取るところがありますから、

いちいち、カチンときているようでした。

また下の子達への影響も、

「ネガティブクイーン」が伝染しやしないかと心配してましたね。

 

私も気になりながらも、

「発達段階的な部分が大きいと思うよ」と構えるようにしていたんですが、

(←「否」ということで、自我を確立するイヤイヤ期と同じ原理でしょうね)

「こんな調子だと、この子の人生はろくなことにならない」と

ため息をつく夫の気持ちもよく分かりました。

←家族皆、「小さく見えること」でも強烈に迫るといった「敏感な面」があります。

 

 

その都度、

「じゃあよいところもあげてみてよ」と言ってみたり、

時には夫も

「そんな見方ばかりして、感謝の気持ちというものがないのか!

じゃあ、もう二度と映画なんて見なくていい!」

と言い放ったり。

 

確かに一度、食べるものもない貧困地でしばらく暮してみるなら、

自分がどれだけ恵まれているかを心底実感して、

ネガティブ面ばかりをあげることもなくなるのかもしれないな、

そんなことも思いましたね。

 

 

「またそんな見方ばっかりして・・・」ととがめる親に、

ますます気持ちをこじらせていく長女。

 

長女と話し合ってみると、

「私はネガティブなことばかり言っているわけじゃないのに、

ネガティブなときだけをつかまえて、

まるで私の全てがネガティブかのようにみる」、

という気持ちだったようです。

 

確かに、一旦気になると、

「またしてる!」と、

そのことばかりに反応していた面もあったでしょうね。

 

そこで、長女が中立だったり、ポジティブな姿勢のときには、

「あ、そう考えられたら何だか気分が軽くなるね」

「ありがと、何だか元気が出るわ」

そう認めたり喜んだりとするよう心がけるようにしました。

(・子どもに接する日々に覚えておきたい「基本中の基本」、こつこつ実践することで確実に変化が生まれますよ

 

そんな親子のやり取りが続く中、

本人も、ボランティアやアルバイトなど、

家族以外の人々と過ごす機会も増えていき、

自分の言葉や姿勢が周りに与える影響や、

周りのネガティブなコメントに触れ、ぎょっとして自分を省みたりと、

人とつながりの中で、少しずつ学んでいったようです

 

 


「ネガティブクイーン」を手放したきっかけ

そして、「きっかけ」となったことがありました。

 

ある午後、長女と二人で、クッキーを食べようとしていた時のこと。

小さな箱に、結構なお値段。

開けてみたらば、ほんの少しの量です。

そこで、同時に叫んだんです。

 

私:うわっ、rip-off(ぼったくり)!

長女:きっと、とっても美味しいんだね!

 

顔を見合わせて、お互い吹き出しました。

 

「ママ、むちゃくちゃネガティブ~」と嬉しそうな長女。

「すっごい対照的だよね」と私。

 

それ以来、この出来事が、長女と私の間で、

「自らが物事をどうとらえているか」と、

自分達を客観的に眺めるための「メタファー」となったんです。

 

ネガティブや意地悪な見方ばかりになると、

「あ、クッキー箱開けたときのママ」と

口もとがちょっと緩み、肩の力が抜けるようです。

 

実はママが誰よりもネガティブで意地悪だったといった構図が

ツボなんでしょうね。

 

 

 

常に自分には解釈を選択する自由と力を与えられている

昨夜のファミリーディナーでは、

「出来事→反応 から、

出来事→自分の選択→対応 へ」

について、話し合っていました。

 

例えば、交通渋滞にあった場合。

 

家族と話せる時間ができたとか、

今の内に、集中して考えをまとめておこうとか、

呼吸法の練習ができるぞ

などと考えることもできる。

 

一方、

イライラして怒りまくり、

ストレス増大!となることもできる。

 

「出来事」と「反応」の間には、

いつだって解釈やどう行動するかについての「選択の余地」がある、

「自分には選択する力」があると思い出していきたいね。

 

こうしたひとつひとつの「反応の積み重ね」が、

その人の生活や人生を築いていくと想像してみてると、

やっぱり、全く違う生活や人生になるよね。

 

 

そんな話しでした。

 

すると長女が、

上の「クッキー箱のメタファー」について

皆に、改めて話していました。

 

「うわあ、ママ、超ネガティブ~」と、

ケタケタ笑う子ども達。

 

「選択できるのよね、ママ」

いたずらっ子のような表情で

私をみる長女。

 

 

 

教訓:

「こうした方がいいと思うよ」と伝え、

あとは、子ども本人の選択を見守る。

 

その過程で、今回のように「クッキー箱の出来事」に出合ったりと

理解の深まるチャンスも訪れます。

親は、そうした機会をできる範囲で生かしていく、

ということなのでしょうね。

 

ネガティブじゃいけない、ポジティブでなければいけないなど、

「~しないといけない」「~させられる」

という気持ちは、子どもにとって、反発心をふつふつと湧き上がらせるもの。

特にティーンなんて、反対方向にまっしぐらともなるでしょう。

 

そしてたとえ従ったとしても、反発したとしても、

それは、「自らの選択」ではないですよね。

つまり、その人なりとして身についたわけではない。

 

人とのつながりの中で、

失敗を繰り返しながら、本人自ら選択し、体験を重ねるのを

見守っていきたいですね。

我が家も、「あ、しまった」を繰り返しながら、精進していきます! 

 

 

さて、週末です。

今日の運転スケジュールは、書き出さないとどう全てをこなせるのか、

理解できないほど時間も場所も散らばってましたよ。

運転時間を、子ども達と話す時間、呼吸を整える時間に用いていきます。

みなさん、楽しい夏の週末を!

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