ただ今、カナダ上空を飛行中。
このまま無事に、日本に到着できそうでほっとしてます。
あと9時間ほどです。
旅というと、だいたい何か1つか2つ忘れるんですが、
今回は、日本の親戚友人のために購入したチョコレートを、
冷蔵庫にごっそり忘れ、空港で買いなおしましたよ。
まあ、「パスポート忘れた」とかでなくてよかったです。
日本から帰ったら、チョコレート三昧です。←子ども達大喜び。
今日は父の日ですね!
ということで、『It Mama』さんへ「父親の存在と子供」について、
まとめました。
子育てというと、まずは「母親」に注目がいきがちです。
これは、母親の方が父親より、
より長い時間子どもと過ごす場合が多いということもあるでしょうが、
とはいえ、専業主婦だろうと共働きだろうと、
「子供にとってお母さんこそ大事」といった風潮がありますよね。
そこで、この記事では、
「子供にとってお父さんってこんなに大事」
といった研究を紹介しました。
命は1人では誕生しませんから、
命の成長にも、2人の存在の影響が大きいというのは、
理にかなってるよなあと思います。
「父親の存在」と「女の子の性」
記事の中の、3番目の研究についてですが、
「子ども時代、父親と充実した時を過ごした女の子は、
第二次性徴期開始もより遅くなりがちで、
性的な問題行動を起こすことも少ない」とあります。
これは、私自身、そして周りを振り返っても、
とても納得いく報告、そう思います。
私の父は、団塊世代で、
元々は代々神官の家に生まれ、神官になるための勉強をしながらも、
マルクスに傾倒し、「宗教はアヘン」色にすっかり染まり、
大学も中退。
それ以来、ずっと社会的な活動を続けています。
社会活動に忙しく、毎晩のように午前様。
食事を一緒にした記憶もあまりないですし、
出張も多く、何ヶ月も会わないことさえありました。
また祖母が父親を妊娠中に、祖父は戦死し、
父は祖父に一度も会うことがなく、
父自身、父親という存在がイメージしにかったこともあるのかもしれません。
とにかく、たまに顔を合わせれば話をし、関係も悪くないものの、
常に父の関心は家族の外にあり、
圧倒的に、一緒に過ごす時が短かったといえるかもしれません。
こうした父親との関係と、
以前も書いたように少し変わった環境にあったこともあるのでしょうが、
・幼少期から見られるゲイの兆候研究紹介 & 私自身の「性差」教育体験からも思う子ども自身を「観る」大切さ
私自身、思春期以降、性的なことでは、今振り返っても、
迷走まっしぐら大混乱状態だったように思います。
当時周りで、荒れていた女の子たちは、
皆何かしら親との葛藤を抱えていたように思います。
そして今、娘達をみていて思います。
夫は、シングルファーザーに育てられ、
家族という存在を熱望して育ったためもあり、
私以上に子煩悩。
娘達も思春期になり、
年相応、性的なことへの興味関心もあるようですが、
当時の私のように、
ぐちゃぐちゃにこじれてしまった様子は
あまり見受けられません。
紹介した研究にある、
「父親のフェロモン」が「他者のフェロモン」を遠ざける、
といった説明に、なるほどなあと思いました。
私の個人的なイメージですが、
父親のフェロモンを常に身近に感じている女の子というのは、
他者のフェロモンへ対しても「クッション」があるというか、
そうそうもろに影響を受けることも少ないのかもしれないなあと。
こちらにも、より詳しく載せてあります:
興味ある方、是非どうぞ!
・科学的に証明!「 パパ」の存在が子どもの成長に与える影響3つ
さて、もうすぐ空港に到着し、父に再会します。
親については、私自身、こちらに書いたような気持ちでいます。
・夫の母親と過ごした数日間、手放した分だけ必ず何かを得ている・特性のなせる業・新生
15年という年月の中で、私なりに整理してきました。
家族としては、あまり機能しておらず、
私自身も随分迷走してきましたが、
それでも、
常に社会的に虐げられた人々、社会的な問題について、
取り組み続ける父親の背中を見て育ったことを
今では、有難く思っています。
今日は15年ぶりに再会する父と、父の日を祝います!
少しでも、健やかに育つ女の子が増えていきますように!
父親と子供が共に過ごす時、
忙しいスケジュールにも組み込んでいきたいですね。
飛行機の中にて。
「映画観放題」に驚愕し大興奮中。
本人達、本や漫画やボードゲームやと詰め込んできたんですが、
「映像」の前に吹き飛びましたよ。
それではみなさん、ハッピー・ファーザーズデイ!
*「飛行中書き放題!」と喜んだのもつかの間、
コンセントがないようで、コンピューターのバッテリー切れとなりそうです。
「コンセント」のこと、日本人の客室乗務員の方に「アウトレットありますか?」と聞き、
「コンセント」が出てこなかった自分。日本滞在中、日本語鍛えなおします。