元損害調査員の事故解決談

損害保険会社の人身事故の損害調査員として経験した数々の案件を参考に、ブログに頂いたご質問への回答。

慰藉料の自賠や任意の支払い基準は

2017-06-14 06:54:58 | 人身の損害賠償

 【ご質問】

 慰謝料の支払い基準はいろいろあるそうですがその基準をおしえて下さい。追突されて受傷しましたが大分回復してきたのでそろそろ治療を終えて示談をしても良いと考えております。そこで知りたのですが慰謝料の計算には自賠責保険や任意保険や弁護士による基準と地方裁判所による基準といろいろ有るようですが、その基準が知りたいのですが教えて下さい。

 【お答えします】

 交通事故でのお怪我が大分回復されて大変よかったですね。交通事故の損害賠償の慰謝料計算は各種あってその中から選ぶ訳ではありません、損害賠償は強制保険である自賠責保険を基礎に計算します。しかし自賠責保険には傷害の場合総額で120万円と云う限度額があります。従って損害賠償金が自賠責保険の限度額を超えた場合や自賠責保険では認定されないが社会通念上当然賠償責任がある賠償金を任意保険で補填する事になる訳です。また弁護士による慰謝料計算は対応を弁護士に依頼してその弁護士が保険会社と交渉する時に適用する基準です、また裁判所の場合基準は加害者と被害者が裁判して判決された時の金額です。自賠責保険の場合は総治療期間と実日数の2倍を比較して少ない方に4,200円を掛けた金額です。任意保険の基準は保険会社にある受傷状態や入通院状態を参考に用意された慰謝料表から算出します。また弁護士は『赤い本』とか『青い本』を参考にしている様です。裁判所の基準は無いと思いますが裁判の判決で決められた金額が後日『判例』として記録に残るものです。

           (自宅の近くの池の畔から眺めた赤城山)

           

 

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