埼玉 寄居町・深谷市・熊谷市 ピアノ教室Andante/アンダンテ

~「音楽は楽しい!」から「本物の音楽」へつながるレッスン~

自分の音楽を聞く

2010年02月23日 | ピアノを弾く
今年は、新しい先生のレッスンを受けたいと思っていた。

昨年、ご紹介などで新しい先生に出会う機会があって、
どの先生にお願いしようか迷ったが、
ボディー・マッピングのセミナーでお会いした先生にレッスンを申し込んだ。


昨日、2回目のレッスンに行ってきた

想像以上のレッスンで、いろんなものが、心にも体にも響いている。


何よりありがたいのは、私の音楽性を評価してくださること。


そして、私が自分の音楽を外れて演奏すると、
「この辺、まっみさんの音楽じゃないわよね?」と、
2回しかレッスンしていないのに、私以上に私の音楽を分かってくださっている。


「楽譜に書いてある記号などを一旦忘れて、自分の弾きたい音楽にして」
と言われ、演奏すると、
自分でもはっきり分かるくらい、きれいな音になる。

それを聞いて
「そのほうがずっといい」
「それ以上に“何か”をしようと思わなくていい」とおっしゃてくださる。


自分の音楽で演奏できない部分は、
心と体に焦点を当て、私の自然な音楽を導いてくださる。


昨日のレッスンの終わりに、
(先生)「やっぱり専門に勉強してきた人は、一度のレッスンで持って帰れる情報量が多いわね」

(私)「今まで、レッスンで先生に言われたことを家に帰ると忘れてしまうので、
    駅で楽譜に書き込んで帰って、
    それでも忘れてしまうことも多かったので、
    レッスンでやったことを半分も理解できないと思っていたんです。」

(先生)「それは、自分の弾きたい音楽じゃなかったからよ。
     自分の音楽じゃなかったら、忘れて当然!」


そんなふうに考えたこともなかった

私は私の音楽を演奏すればいいんだ!と自信をいただいた


それと同時に、生徒たちへのレッスンで、

“生徒自身の音楽”をここまで引き出せているだろうか?

私の心地よい音楽を強制してはいないだろうか?

生徒が忘れてしまうことは、生徒が弾きたい音楽ではないからじゃないか?

と、考えさせられた。



私自身も、生徒みんなも、自分の音楽に自信を持ち、大切にできるようにしたい

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