船宿寺花だより ~魂のともたち~

お寺の庭から感じる、時のうつろいをお伝えいたしましょう

46. 金木犀はどうしてる?

2005年09月28日 11時51分09秒 | 
私の背丈がまだ半分だった頃
運動会の朝はいつも肌寒かった

青く高い空にはためく万国旗
晴れがましく

一糸乱れぬ美しい行進と体操
誇らしく

そして
講堂の隅にある大木
満開の金木犀

薫りをいっぱい吸い込んで
走り回ったっけ
競技の合間に花を拾い集めて遊んでいたっけ

でも今年は
運動会も終わったのに
金木犀はじーっとしている。
どうしたんかな?
いつまでも暑かったからかな?

毎日、話しかけては見上げてる。

44.やまぼうしの赤い実

2005年09月13日 13時31分38秒 | 
階段を掃いていたら、この時期にしてはとても珍しい声を聞いた。

鳥ではない。
人間の声。

「まあ綺麗なお庭」
感嘆の声は例の頭声発声:ベルカント唱法だ。
(記事No.13参照)

花が無くとも感じて頂けるとは、素晴らしい感性の御方。

そしてこの紅い実を見つけ「何かしら、何かなあ」と夫婦で歩いておられた。

43.不思議な花

2005年09月12日 13時07分35秒 | 夏の花
今年はどうも登場が遅かったような気がするのですが、うちだけ?
酔芙蓉です。見てるとほわわん-といい気持ちになってきます。

そして2時頃ほろ酔い加減
この頃から急速に色が濃くなります。



                    3時頃     



                   

4時頃


                 5時頃にはまっかっかに