麻女の宅急便・Dairy

フリーアナウンサー・大橋麻美子のつれづれ日記。
身の回りのニュースな出来事など感じたものをつづっていきます。

白の魔力。

2004-07-27 14:32:32 | Weblog
今、「白い粉」がニュースをにぎわしている。

京都で。賞味期限が切れた生肉に白い粉をかけると、アラ不思議!赤赤とした鮮度がよいときの色に変わるのである。
もちろん、消費者はそんなことはしらず、
「うん、これは鮮度がよさそうな赤みね。」と手にとってかっていくのだ。
摘発された店主らは、「生活が苦しいから・・・」仕方がないとでもいうように平謝りはするものの、慌てて処分をはじめた人もいたという。
ヒョんなことで、明るみにでたものの、わからなければかけ続けたのだろう。
完全な消費者への裏切りだ。

最近は、塩も。「伯方の塩」とか「赤穂の・・塩」とか、沖縄の海洋深層水でできた塩など、少々値がはっても、その表示される中身に惹かれて購入していた消費者も裏切られた。私もその一人だ。これはやり場のない怒りがこみ上げたものだ。
純粋な国産の塩ではなく、海外の海水を混ぜてつくっていたことが発覚。“厳重注意”勧告が業者にされたというが、
果たして、業者は本当に悪いとおもっているのだろうか?
あーばれちゃったのか・・・ちぇっ。くらいに考えてはいないか?

そして。白い粉といえば・・・
長野の温泉。
乳白色が売りだった白骨温泉が実は『温泉の素をいれて白くしていた』という、衝撃的なニュースも。
わざわざ足を運んで、温泉にいっていいた観光客の裏切りは計り知れない。
まぁ・・知らずにはいって気持ちよかったけど・・・でも・・
と、これまた、どこにぶつけていいかわからない怒りがこみあげてきただろう。

いずれも。生死にかかわる病気になるとか、それによってなにか直接的な痛手を負うということはないのかもしれない。
が、である。
信じていたものに裏切られることほど、やるせないものはない。
何を信じてよいのか、すでにすべてのものに疑いの目をもたなくてはいけないのかというところにきてしまっているかと思うと、
なんだかなぁ・・・

恐るべし。白い粉の魔力。
「ストップ!白い粉」
キャンペーンはもっと広げるべきか?!

☆こちらも是非!!☆
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サービスの5星。

2004-07-25 13:34:32 | Weblog
数日遅れの誕生日祝いをと、ありがたい友人が食事に連れて行ってくれた。
銀座の資生堂系レストランF。
一度いってみたいと思っているお店のひとつだったので、とても楽しみに出かけた。

ホテルのロビーでボォッとするのも好きな私にとって、雰囲気のいいレストランの空間もまた好きなひとつである。
心地よい空気が流れる中に、身をおくのは贅沢な至福のときである。

レストランでは、いつもミシュラン風、勝手に星付けをしてしまうが・・
エレベーターを降りて、レストランのレセプションが見えたときにまず、おぉっとドキドキするお店はそこで星ひとつ。
今回のFも、それであった。
そのあと、サービスマンの対応の心地よさで星が増えたり、もちろん料理やワインのチョイスで☆がさらに増えていくのだが、Fのそこまでは着実に☆4つまできていた。
モダンな内装に、ほどよい距離のテーブルセッティング。
サービスマンの過剰ではないほどの、タイミングでのサーブと笑顔。

そして、デザートでろうそくつきのケーキを出してくださったのは、やはりうれしいもの。ラストの星を・・と思いメッセージチョコをみると、「HAPPY birthday MIWAKO」とあった。あら??私はMAMIKO。どうもスペルが違いすぎないかしら?と、サービスマンに「これ、他のかたと間違っていませんか?」とさりげなく?!言うと、「すぐに確認に行きます!!」と裏へ確認に行かれ・・
「申し訳ありません。こちらの手違いでした」と頭を下げられて、ワインを1本持って、これをお詫びとさせてください。と一言。
確かに。名前というものは、サービスの基本で絶対に間違ってはいけない部分ですが、その即座の対応に、こちらが頭が下がった。
「本当にお気持ちだけで結構ですから・・」といったのだが、
帰りにきちんとパッキングしたワインを再度差し出され、店の外で私たちが見えなくなるまで、見送ってくれたサービスマンにプロの姿を見た。
サービスマンとしたら当然。といわれるかもしれないが、その当然ができないサービスマンもどきも大勢見かける。
こんな行き届いた気持ちよくさせてくれるお店と今後も出会いたいものだ。
銀座のFは私の心の5つ星をつけてくれた。

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