大騒ぎ・・・

　昨夜11時ごろのこと、二階の長女の部屋からもの凄い音がしたため目が覚めた。　階下から「どうしたの？」と声をかけると、「ムカデよ。」との返事。
　　
　次の言葉を聞いて、もうおろおろ。　「かまれたよ～。」「そのムカデはどうした？」「やっつけた。」

　「すぐにこれつけた方がいいよ。」と言って友人からいただいたムカデを漬けた食用油を出して、綿棒でつけさせた。　かまれたと思うあたりにクルクルクルクル。　2回ばかりそれを繰り返す内に、「痛みが少し和らいできた気がするよ。」と言う。

　もうやれやれだ。　ムカデは夜行性？よく知らないが、ネットで調べるといいなあと思いながらも、あの姿が写真で出てくるだろうと思うと、嫌で調べられないでいる。
　
　私は学生時代に夜遅くまで卒業論文を書いていて、さあ寝ようとしてお布団を敷き、疲れて寝行ったところを「チクッ！！」とやられた。　まあとにかく嫌な思い出しかない。　当時は薬もなく、その時どのような処置をしたかも覚えていない。　怖さが勝り、痛さを忘れて掃除機で吸い取った気がする。　

　主人はかまれたことはないらしい。　結婚直後に住んだ家で、寝ていて胸の上を這ったことはあると言うが・・・。　

　バルサンを例年なら梅雨明けにすぐ焚くのだが、今年は妙な天候で、雨天が続き時期を逃してしまった。　そのため８月後半になって焚いた。　だから何となく安心していたのだが、あまり大きくないものによく出くわす。　バルサンを焚いたときに台所と居間にそれぞれ本当に小さなものが１匹ずつ死んでいた。　そして９月になって夕方、台所と廊下との間の暖簾に小さいのがいた。　それを逃したためずいぶん気にして生活していたが、翌日シンクそばで私の足元に丸まっており、知らないうちに踏んでいた様子。

　もうそれでお仕舞い！！と疑わなかったが・・・。　とにかく嫌だあ・・・。　怖い！！

　それにしてもやはり油漬けはもの凄い効果。　よく効いたようで何よりだった。　友人に報告し、あらためてお礼を言おうと思う。　一家にひと瓶（小さな薬瓶に入っている）は必需品のように思った。　
　
　毎年いざと言ったときにすぐに処置できるようにと、洗面所の分かりやすいところに置いている。　でも使用したこといはなかった。　いや使用せずに済んだ。　だから今年もあたかもこれがお守りのように思っていつものように置いていたのだが・・・。　残念ながらついに使用することになってしまった。　あまり大きなムカデでなくってよかった。　まだまだ油断できない。


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