縁側の陽だまりにいるような、ぽかぽかとした幸せを感じたい、ほんわか日記です
陽だまり縁側日記
お詫び
中国の格安ツアー4泊5日の記事を途中でずっと放置したまま、早何年かが過ぎてしまいました。書こう、書こうとずっと心の隅で気になっていて、段々時間が経つにつれて、やがてブログを開くこと自体がとても億劫になっていき、見ることも避けていました。
どうしてこうなったんだろう。と、思い返すと、本当に、「明日やろう」という、ほんの些細な億劫が、だんだん雪だるまのように大きくなり、どうすることもできなくなっていました。きっと、それが自分の弱さなんだろうなと感じます。
ふと、人生の歯車が狂うということも、そんな些細なことが始まりなのかなと思います。
小さなことでもコツコツとまじめに取り組むことで、やがて、それが大きな実りを産む、そんな人生の当たり前の大切なことを、最近になってようやく気づいた気がします。それを気づけただけ、少し成長したのかなとも思います。
中国の続きは、きっといつかまた、ブログで終わりまで書きたいと思います。
でも、今はそんな気になれないので、次回は日本の中国地方を書いていきたいと思います。
どうしてこうなったんだろう。と、思い返すと、本当に、「明日やろう」という、ほんの些細な億劫が、だんだん雪だるまのように大きくなり、どうすることもできなくなっていました。きっと、それが自分の弱さなんだろうなと感じます。
ふと、人生の歯車が狂うということも、そんな些細なことが始まりなのかなと思います。
小さなことでもコツコツとまじめに取り組むことで、やがて、それが大きな実りを産む、そんな人生の当たり前の大切なことを、最近になってようやく気づいた気がします。それを気づけただけ、少し成長したのかなとも思います。
中国の続きは、きっといつかまた、ブログで終わりまで書きたいと思います。
でも、今はそんな気になれないので、次回は日本の中国地方を書いていきたいと思います。
Vol.33 4日目 昼食
お昼を恵山寺の近くの、またも名も無きレストランでいただく。
料理のレベルは日に日に上がっているものの、内容はほとんど変わらず、毎日、脂っこい料理に年配の方は辛くないだろうか、とふと気になる。
子供と女性主体のテーブルは、いつも料理が余るのに我々の方は、大柄の人が多いせいか、毎食完食状態。

う〜ん、トレードは必要だよね。
とは思うものの、一同、戚さんのお達しを忠実に守っている。
今日はドリンク1杯サービスがあり、「なかなかいいじゃん」と思っていたが、実は、これも店の試飲販売という仕組みだったことに気づく。お安くしますとは、昼食時にも気が抜けない。
とは思いつつ、お代わりをしたいところだけど、一同、移動時間の長さを気にしてか、水分は控えめ。

またしても、ロシアンルーレットで目の前に来た料理が、回転テーブルによって対岸に引き離される。といっても連日、同じ内容なので、動揺もなくなった。
食事を済ませて出ると、イチゴが売っていて購入。
バスに乗り込み、ちょっとつまんだら、戚さんから「中国人もイチゴは洗ってから食べます」と笑われてしまった。
最近、中国にまつわる食の安全性が取り沙汰されているだけに、戚さんから言われると、一層ヒヤっとしてしまう。
気をつけようと休憩所に寄ったときに水道でイチゴを洗っていたら、後ろの席の年配夫婦の奥さんも一緒に洗っていた。すかさず買っていたとは・・・
料理のレベルは日に日に上がっているものの、内容はほとんど変わらず、毎日、脂っこい料理に年配の方は辛くないだろうか、とふと気になる。
子供と女性主体のテーブルは、いつも料理が余るのに我々の方は、大柄の人が多いせいか、毎食完食状態。

う〜ん、トレードは必要だよね。
とは思うものの、一同、戚さんのお達しを忠実に守っている。
今日はドリンク1杯サービスがあり、「なかなかいいじゃん」と思っていたが、実は、これも店の試飲販売という仕組みだったことに気づく。お安くしますとは、昼食時にも気が抜けない。
とは思いつつ、お代わりをしたいところだけど、一同、移動時間の長さを気にしてか、水分は控えめ。

またしても、ロシアンルーレットで目の前に来た料理が、回転テーブルによって対岸に引き離される。といっても連日、同じ内容なので、動揺もなくなった。
食事を済ませて出ると、イチゴが売っていて購入。
バスに乗り込み、ちょっとつまんだら、戚さんから「中国人もイチゴは洗ってから食べます」と笑われてしまった。
最近、中国にまつわる食の安全性が取り沙汰されているだけに、戚さんから言われると、一層ヒヤっとしてしまう。
気をつけようと休憩所に寄ったときに水道でイチゴを洗っていたら、後ろの席の年配夫婦の奥さんも一緒に洗っていた。すかさず買っていたとは・・・
Vol.32 恵山寺
次に向かうは恵山寺。
清の乾隆帝は恵山を「江南第一山」と称え、よく訪れたそうだ。

乾隆帝が恵山寺などを褒め称えた直筆の文を刻んだ記念碑がある中国の古刹。
境内の石泉水は、唐代の茶人・陸羽によって「天下第二泉」と称された名水だそうで、揚子江の南零水(鎮江)が第一で、恵山寺の石水が第二、蘇州の虎丘寺の石水が第三泉といわれるほど水の粘度が高く、茶の湯に適した名水なのだという。
しかし、今となっては、井戸の周囲は柵で囲まれて、名水の飲用はできず、
名水の名もほど遠く、どうなのだか・・・

公園内にある寄暢園は、康煕帝と乾隆帝がこの地を訪れるたびに、立ち寄ったといわれる名園だそうだ。
自然の山を公園に活かしているようなのだが、今まで見たものとの違いがイマイチわからず・・・、こう幾つも庭園を訪れていると、どれも同じに見えてきてしまうのが残念。
公園の外に出ると土産物屋が軒を連ねている。
この地は、400年以上の歴史がある泥人形が有名で、
これは恵山の麓から産出する粘土で作成され、自然乾燥後、着色される。
泥人形の工場では年間600万個作成され、世界各国へ輸出されているそうだ。
バスに乗り込む一瞬を狙って、買い物好きのお母さんがすかさず、お土産を物色。
名物泥人形が気に入ったようで、ガイドの目を盗んで、アシスタントの王少姐を通訳に値切り交渉。こういうときでも交渉を忘れないお母さんは本当に脱帽したくなる!
普段での買い物も毎日、チラシのチェックに余念がなかったりして。
清の乾隆帝は恵山を「江南第一山」と称え、よく訪れたそうだ。

乾隆帝が恵山寺などを褒め称えた直筆の文を刻んだ記念碑がある中国の古刹。
境内の石泉水は、唐代の茶人・陸羽によって「天下第二泉」と称された名水だそうで、揚子江の南零水(鎮江)が第一で、恵山寺の石水が第二、蘇州の虎丘寺の石水が第三泉といわれるほど水の粘度が高く、茶の湯に適した名水なのだという。
しかし、今となっては、井戸の周囲は柵で囲まれて、名水の飲用はできず、
名水の名もほど遠く、どうなのだか・・・

公園内にある寄暢園は、康煕帝と乾隆帝がこの地を訪れるたびに、立ち寄ったといわれる名園だそうだ。
自然の山を公園に活かしているようなのだが、今まで見たものとの違いがイマイチわからず・・・、こう幾つも庭園を訪れていると、どれも同じに見えてきてしまうのが残念。
公園の外に出ると土産物屋が軒を連ねている。
この地は、400年以上の歴史がある泥人形が有名で、
これは恵山の麓から産出する粘土で作成され、自然乾燥後、着色される。
泥人形の工場では年間600万個作成され、世界各国へ輸出されているそうだ。
バスに乗り込む一瞬を狙って、買い物好きのお母さんがすかさず、お土産を物色。
名物泥人形が気に入ったようで、ガイドの目を盗んで、アシスタントの王少姐を通訳に値切り交渉。こういうときでも交渉を忘れないお母さんは本当に脱帽したくなる!
普段での買い物も毎日、チラシのチェックに余念がなかったりして。
Vol.31 珍珠研究所
次に訪れたのは、「無錫珍珠研究所」。
「珍珠」とは「真珠」のことで、研究所では、太湖で養殖されている真珠の研究と販売を行っているのだとか。
先日の刺繍やシルク博物館と同じで土産物を買わせるために寄ったとしか思えない真珠のアクセサリーがズラッと並んだ販売所だった。
この地域で養殖されている真珠は、カラス貝で育てるのだそうで、ガイドさんが大きな養殖貝を開けると中から不揃いな真珠がいくつか出てきた。
カラス貝の中に貝柱の肉片を入れて置くと真珠ができるそうで、サイズや形にバラツキがあるが、形の良いものはアクセサリーになり、不細工なものは、粉にして美肌クリームとして売るのだそうだ。
この珍珠クリームは中国でも人気の品で、店員さんが、「今年20歳、来年19」これどういう意味かわかりますか? と質問してきた。
有名なテレビコマーシャルで、珍珠クリームをつければ、肌がみるみる若返るという意味らしい。
スベスベになるとかで試供品を皆でつけている。 果たして、どうなのかな?
ひと通り説明が終わると、そこは土産物屋らしく、「いらっしゃいませ」攻勢が始まるのだが、特に興味がないのでその場を早々に退散する。

外の焼き芋の屋台を冷やかしていたら、すごい剣幕で値切っている人民おばさん。こっちのほうが見ていて面白い。値切り甲斐あってか、おばさんは紙袋にてんこ盛りになった焼き芋を15元で買って行った。これほどまでの情熱を値段交渉に費やす人民のパワーに思わず圧倒される。
買い物は交渉がつき物。親子連れのお母さんも、交渉が上手になってきて、小さな竹細工売りの人民を値切っている。さすが主婦の本領発揮というべきか。
「珍珠」とは「真珠」のことで、研究所では、太湖で養殖されている真珠の研究と販売を行っているのだとか。
先日の刺繍やシルク博物館と同じで土産物を買わせるために寄ったとしか思えない真珠のアクセサリーがズラッと並んだ販売所だった。
この地域で養殖されている真珠は、カラス貝で育てるのだそうで、ガイドさんが大きな養殖貝を開けると中から不揃いな真珠がいくつか出てきた。
カラス貝の中に貝柱の肉片を入れて置くと真珠ができるそうで、サイズや形にバラツキがあるが、形の良いものはアクセサリーになり、不細工なものは、粉にして美肌クリームとして売るのだそうだ。
この珍珠クリームは中国でも人気の品で、店員さんが、「今年20歳、来年19」これどういう意味かわかりますか? と質問してきた。
有名なテレビコマーシャルで、珍珠クリームをつければ、肌がみるみる若返るという意味らしい。
スベスベになるとかで試供品を皆でつけている。 果たして、どうなのかな?
ひと通り説明が終わると、そこは土産物屋らしく、「いらっしゃいませ」攻勢が始まるのだが、特に興味がないのでその場を早々に退散する。

外の焼き芋の屋台を冷やかしていたら、すごい剣幕で値切っている人民おばさん。こっちのほうが見ていて面白い。値切り甲斐あってか、おばさんは紙袋にてんこ盛りになった焼き芋を15元で買って行った。これほどまでの情熱を値段交渉に費やす人民のパワーに思わず圧倒される。
買い物は交渉がつき物。親子連れのお母さんも、交渉が上手になってきて、小さな竹細工売りの人民を値切っている。さすが主婦の本領発揮というべきか。
Vol.30 太湖
朝食のバイキングを食べて本日、向かうのは、中国第4の大きさを誇る太湖。

無錫から程近い湖は、真珠の養殖で有名だそうで、バスは遊覧船の船着場に到着。
観光客向けの遊覧船は、昔のジャンク船を模した船だけど、帆は飾り物で実際はエンジンで動くそうだ。

雰囲気だけ味わいながら、昔の帆船で湖へ。
船には、これまた飾り物の操舵輪が付けられていて、ちょっとした海賊気分に、皆、舵を握って記念写真の撮影に余念がない。
湖畔を吹く風が夏なら涼しさを呼ぶのだろうが、真冬の湖はちょっと寒くてデッキに出ていた客も三々五々、船室へ戻っていく。
真珠の養殖場があちこちにあるとかで、その横を通り過ぎながら船は、広大な湖をゆったりと進んでいく。
船の上では、テリー伊藤似のおじさんと親子が、自己紹介を兼ねた話をしている。なんと彼は、さいたま市で獣医さんをしているらしい。その連れの男性も同じく埼玉で獣医をしていて、今回はテリーに誘われ渋々参加したと弁明していた。彼には親子連れと同じぐらいの双子の子どもがいるとかで、親子から「横須賀に遊びに来て!」と誘われて意気投合していた。

ツアーは、見知らぬ人と知り合いになるいい機会なのだろう。
テリーの話ではツアーには、毎回、必ずマメな人がいて写真をプリントして送ってくれる人もいるのだとか。毎日同じ顔ぶれで、ツアーの日程が長いと自然と客同士が和やかな雰囲気になっていく。それがツアーの面白いところで、この辺りがツアーにはまるポイントなのかもしれない。


無錫から程近い湖は、真珠の養殖で有名だそうで、バスは遊覧船の船着場に到着。
観光客向けの遊覧船は、昔のジャンク船を模した船だけど、帆は飾り物で実際はエンジンで動くそうだ。

雰囲気だけ味わいながら、昔の帆船で湖へ。
船には、これまた飾り物の操舵輪が付けられていて、ちょっとした海賊気分に、皆、舵を握って記念写真の撮影に余念がない。
湖畔を吹く風が夏なら涼しさを呼ぶのだろうが、真冬の湖はちょっと寒くてデッキに出ていた客も三々五々、船室へ戻っていく。
真珠の養殖場があちこちにあるとかで、その横を通り過ぎながら船は、広大な湖をゆったりと進んでいく。
船の上では、テリー伊藤似のおじさんと親子が、自己紹介を兼ねた話をしている。なんと彼は、さいたま市で獣医さんをしているらしい。その連れの男性も同じく埼玉で獣医をしていて、今回はテリーに誘われ渋々参加したと弁明していた。彼には親子連れと同じぐらいの双子の子どもがいるとかで、親子から「横須賀に遊びに来て!」と誘われて意気投合していた。

ツアーは、見知らぬ人と知り合いになるいい機会なのだろう。
テリーの話ではツアーには、毎回、必ずマメな人がいて写真をプリントして送ってくれる人もいるのだとか。毎日同じ顔ぶれで、ツアーの日程が長いと自然と客同士が和やかな雰囲気になっていく。それがツアーの面白いところで、この辺りがツアーにはまるポイントなのかもしれない。

Vol.29 無錫料理
とりあえず、本日の日程も無事終了してバスは蘇州を出て大湖の畔にある無錫へと向かう。無錫の町は、かなり大きく、途中、日本語の看板が掛かったカラオケや居酒屋、スナックなどの前を通り過ぎる。
無錫は、日系企業が多数進出しており、市内には日本料理屋に日本語の話せるホステスのいるバーもある様子。
今宵の宿は、ローマホテルというなんだか分けのわからない名前のホテルで、到着したのは夕暮れ時なので着いてすぐに夕食へ突入。

今日は、無錫料理の夕べと言う触れ込みで、無錫排骨が名物とかで、骨付き肉の煮込みが出てきた。
肉は柔らかく、こってりした味付けで悪くない。
いつものように次々と出てくる大皿料理があっという間に消化されていく。
それにしても回転テーブルでの食事は、まるでロシアンルーレットのようだ。
ウエーターがどこに料理を置くかという点や、
せっかくお目当ての料理がやって来たと思ったら、目前で誰かが逆回転させてしまったり・・・、なんだか、別の意味で一種独特のスリルと楽しさが味わえる。
でも、初日から比べて料理のグレードが日に日に上がっているような。
最初がひどかっただけに、食事の内容がアップしているのは嬉しい。

今宵のオプショナルツアーはマッサージだそうで、半数はマッサージへ繰り出したが、今回はパス。
食後、ホテルの目の前にあるショッピングセンターへ買い物に行く。
広い店内を見回っていたら、同じツアーの親子連れと遭遇。買い物好きの奥さんに連れられてご主人と子供達が動く歩道を登って食品売り場へ。
そっちへ行こうと思ったら、手前のお茶屋さんに目が留まり、土産選びにいそしんでしまう。期待していなかったけど、結構、お茶の種類が多く、選ぶのにひと苦労。
竹筒のプーアル茶や緑茶、健康茶などを買い揃えて食品売り場に行こうとしたら、
動く歩道が何故か、逆方向に動いている。
どうやら閉店時刻みたい。
先に入って行った親子に聞くと、パイナップルが安かったと話していた。
ホテルの前には露店が並び、親子連れはさらに同じツアーの住職さんに交渉してもらい、お土産を入れるためのスーツケースを40元で買ったと喜んでいた。
無錫は、日系企業が多数進出しており、市内には日本料理屋に日本語の話せるホステスのいるバーもある様子。
今宵の宿は、ローマホテルというなんだか分けのわからない名前のホテルで、到着したのは夕暮れ時なので着いてすぐに夕食へ突入。

今日は、無錫料理の夕べと言う触れ込みで、無錫排骨が名物とかで、骨付き肉の煮込みが出てきた。
肉は柔らかく、こってりした味付けで悪くない。
いつものように次々と出てくる大皿料理があっという間に消化されていく。
それにしても回転テーブルでの食事は、まるでロシアンルーレットのようだ。
ウエーターがどこに料理を置くかという点や、
せっかくお目当ての料理がやって来たと思ったら、目前で誰かが逆回転させてしまったり・・・、なんだか、別の意味で一種独特のスリルと楽しさが味わえる。
でも、初日から比べて料理のグレードが日に日に上がっているような。
最初がひどかっただけに、食事の内容がアップしているのは嬉しい。

今宵のオプショナルツアーはマッサージだそうで、半数はマッサージへ繰り出したが、今回はパス。
食後、ホテルの目の前にあるショッピングセンターへ買い物に行く。
広い店内を見回っていたら、同じツアーの親子連れと遭遇。買い物好きの奥さんに連れられてご主人と子供達が動く歩道を登って食品売り場へ。
そっちへ行こうと思ったら、手前のお茶屋さんに目が留まり、土産選びにいそしんでしまう。期待していなかったけど、結構、お茶の種類が多く、選ぶのにひと苦労。
竹筒のプーアル茶や緑茶、健康茶などを買い揃えて食品売り場に行こうとしたら、
動く歩道が何故か、逆方向に動いている。
どうやら閉店時刻みたい。
先に入って行った親子に聞くと、パイナップルが安かったと話していた。
ホテルの前には露店が並び、親子連れはさらに同じツアーの住職さんに交渉してもらい、お土産を入れるためのスーツケースを40元で買ったと喜んでいた。
Vol.28 刺繍研究所
留園の後は、刺繍研究所へ。
こんなところ、予定には入っていなかったけど・・・
蘇州刺繍の発祥は2千数百年前にまで遡るとかで明時代に製法が完成したという。
清時代になると刺繍による絵画が大流行し、名人と呼ばれる匠も数多く誕生したそうだ。
蘇州刺繍に使う刺繍糸は最も細い糸で髪の毛の十分の一の細さ。色艶やかなシルクの刺繍糸は100色以上に及び、豊かな表現を可能にすることができる。

これらの高度な技法と多種の刺繍糸により仕上げられる刺繍は絵画や写真に匹敵するほど豊かな色彩と立体的ある作品を生み出すとあって研究所内には、ダイアナ妃などの有名人の刺繍やゴッホのひまわりのコピーのような有名絵画、蘇州の水郷風景などポピュラーな作品まで多彩なものが展示されている。皆売り物だけどね
刺繍研究所は世界遺産登録されている環秀山荘内にあり2階が工房、1階がショップになっていて土産物レベルの品から最高級逸品まで販売されている。
工房では、お針子さんが黙々と作業をしている。細かな刺繍は目を酷使するためストロボは使用しないようにという注意が事前にあり、余計な写真撮影をする人はいない。

出来上がった刺繍は写真と言われても疑わないほど精巧な出来だ。
表と裏が別々の刺繍でできたものなど工夫を凝らしたものが並べられている。確かに綺麗で美しいのだが、だからと言って欲しいといわれるほど興味が湧かない・・・。

一通り見学が終わると、お約束のように「お買い得です、一ついかがでしょうか」と声が掛かる。それまで刺繍の精緻な作業の機微を紹介していたかと思うと、直後には、いきなり商売の話になるのには、ちょっと興醒めするけど、それは売る側の前説と捉えてしまうからだろうか?
とはいえ刺繍の作業現場も滅多に見られないと思えば、まあいいか
他のWebサイトを見ると、この刺繍研究所もレストランを併設しているらしく、ここで食事をして帰るツアーもあるそうだ。これは、工場見学と昼食を同時に楽しむと言う趣向か、それとも昼時時間ごと片付けると言う意図なのだろうか・・・。
こんなところ、予定には入っていなかったけど・・・
蘇州刺繍の発祥は2千数百年前にまで遡るとかで明時代に製法が完成したという。
清時代になると刺繍による絵画が大流行し、名人と呼ばれる匠も数多く誕生したそうだ。
蘇州刺繍に使う刺繍糸は最も細い糸で髪の毛の十分の一の細さ。色艶やかなシルクの刺繍糸は100色以上に及び、豊かな表現を可能にすることができる。

これらの高度な技法と多種の刺繍糸により仕上げられる刺繍は絵画や写真に匹敵するほど豊かな色彩と立体的ある作品を生み出すとあって研究所内には、ダイアナ妃などの有名人の刺繍やゴッホのひまわりのコピーのような有名絵画、蘇州の水郷風景などポピュラーな作品まで多彩なものが展示されている。皆売り物だけどね
刺繍研究所は世界遺産登録されている環秀山荘内にあり2階が工房、1階がショップになっていて土産物レベルの品から最高級逸品まで販売されている。
工房では、お針子さんが黙々と作業をしている。細かな刺繍は目を酷使するためストロボは使用しないようにという注意が事前にあり、余計な写真撮影をする人はいない。

出来上がった刺繍は写真と言われても疑わないほど精巧な出来だ。
表と裏が別々の刺繍でできたものなど工夫を凝らしたものが並べられている。確かに綺麗で美しいのだが、だからと言って欲しいといわれるほど興味が湧かない・・・。

一通り見学が終わると、お約束のように「お買い得です、一ついかがでしょうか」と声が掛かる。それまで刺繍の精緻な作業の機微を紹介していたかと思うと、直後には、いきなり商売の話になるのには、ちょっと興醒めするけど、それは売る側の前説と捉えてしまうからだろうか?
とはいえ刺繍の作業現場も滅多に見られないと思えば、まあいいか
他のWebサイトを見ると、この刺繍研究所もレストランを併設しているらしく、ここで食事をして帰るツアーもあるそうだ。これは、工場見学と昼食を同時に楽しむと言う趣向か、それとも昼時時間ごと片付けると言う意図なのだろうか・・・。
Vol27.留園
寒山寺の次は世界遺産登録されている蘇州の名園「留園」へと向かう。

蘇州四大庭園にも数えられている留園は、庭園はもとより建物に施された精緻な彫刻が見事。
ここは私邸園林と呼ばれ、退官後の官僚が自然の景観を作って隠居生活を楽しみ、客人をもてなす場所だったとか。
庭園の主が凝らした工夫の数々は、何でそうなるのといいたくなるほど細かい細工が施されている。長い回廊は、男女別々に歩かなければいけなかったそうだが、隣り合わせで歩ける回廊は男女の密会の場所だったとガイドの戚さんが解説する。

PH/回廊には形が異なる幾つもの花窓が設けられている
庭園には、奇怪な形をした太湖石が置かれているが、こういうのが中国人好みなのだと言わんばかりの姿でどっかりと佇んでいる。
果たしてどのような美意識がこのような石を珍重するのか謎は深まるばかり。
こうした庭園で自然を囲みたがるのは、人民が荒涼とした中国の大地ばかりを見ているからだろうか。

その昔、中国も緑豊かな時代があったはずだが人口が増えるにしたがい、自然破壊が進んでいる。
箱庭のような庭園を見ていると、「自分の庭園だけは、しっかり自然を残しておきたい」という中国人の意識の表れのようにも感じるのは気のせいか・・・

蘇州四大庭園にも数えられている留園は、庭園はもとより建物に施された精緻な彫刻が見事。
ここは私邸園林と呼ばれ、退官後の官僚が自然の景観を作って隠居生活を楽しみ、客人をもてなす場所だったとか。
庭園の主が凝らした工夫の数々は、何でそうなるのといいたくなるほど細かい細工が施されている。長い回廊は、男女別々に歩かなければいけなかったそうだが、隣り合わせで歩ける回廊は男女の密会の場所だったとガイドの戚さんが解説する。

PH/回廊には形が異なる幾つもの花窓が設けられている
庭園には、奇怪な形をした太湖石が置かれているが、こういうのが中国人好みなのだと言わんばかりの姿でどっかりと佇んでいる。
果たしてどのような美意識がこのような石を珍重するのか謎は深まるばかり。
こうした庭園で自然を囲みたがるのは、人民が荒涼とした中国の大地ばかりを見ているからだろうか。

その昔、中国も緑豊かな時代があったはずだが人口が増えるにしたがい、自然破壊が進んでいる。
箱庭のような庭園を見ていると、「自分の庭園だけは、しっかり自然を残しておきたい」という中国人の意識の表れのようにも感じるのは気のせいか・・・
Vol.26 寒山寺

寒山寺は、唐代の詩人、張継が詠んだ漢詩「楓橋夜泊」で有名になった。
「楓橋夜泊」
月落烏啼霜滿天、
江楓漁火對愁眠。
姑蘇城外寒山寺、
夜半鐘聲到客船。
月落ち烏啼いて霜天に満つ
江楓漁火愁眠に対す
姑蘇城外の寒山寺
夜半の鐘声客船に到る
もっと分かりやすく訳すと「月は西の方に傾き、烏が鳴いて霜の気が天に満ちている。川岸の楓、点々とした漁火が、旅のうつらうつらした眠い目に映ってくる。姑蘇城の外の寒山寺から、夜半を知らせる鐘の音が、この船にまで聞えてきた」というのが大意だけど、
詩の解釈には都落ちした張継が船で寒山寺の畔を通りがかったときに聞こえた鐘の音が寂寞とした心情に訴えかけてきたというのがもっぱらの説だという。

寒山寺という寺の名は、唐代の高僧である寒山と拾得がここに来たことから名づけられたと伝えられる。
「寒山子」と呼ばれた寒山は乞食同然の姿をしていながら哲学的な言動で周囲から尊敬されたとか、行動を共にした拾得と詩を詠んだりし、寒山と拾得はその後、周囲の尊敬を集めるようになり普賢菩薩、文殊菩薩の化身と見なされるようになったと伝わる。
そのことから森鴎外の「寒山拾得」と言う小説ができた。一回読んだだけでは、さっぱり理解できないが、元になる話しの背景を知っていればもっと楽しめたかもしれない。
「楓橋夜泊」も漢文の授業でよく出る漢詩だ。
漢文で読むとなんだか受験勉強みたいで受け付けないけど、現地で石碑や拓本を見るとこれが中国語だと理解できる。知的好奇心とはこうして育っていくもの。
このツアーの親子連れも、高校で漢文を習う頃にはそれを思い出すときが来るだろうか。当のお母さんは、娘を教育するより先に土産物の方が気になっている模様。
石碑に書かれた漢詩もしっかり土産として売っていて、高僧の名声が現世利益となって寺を守り立てていく仕組みができている。境内を参観するとけっこう広いのがわかる。寒山寺で最も目立つ五重塔は、遠くからも目立つ堂々たる構えだ。

この寺で除夜の鐘を聞くと10年若返るとかで日本人観光客に人気が高い。寺自体は、何度か焼けているとかで、色も最近、ペンキで塗られ、壁に書かれた寒山寺の文字が毒々しい。
こういう歴史ある寺は、ひっそりと佇んでいる方が寒山と拾得にとっては、有難みを感じていいような気がするけど、そこがどうも中国と日本では感覚の違いがあるような気がする。

そういえば、最近、中国の緑地化で山肌に緑のペンキを塗るというニュースがあったけど、そういう発想事態、日本と中国ではかなりの感覚の違いがあるような気がする。
Vol.25 シルク工場見学&昼食
上海を後に、本日は蘇州で昼食。
向かった先はなぜか、シルク工場で、今日はこの2階で昼食。
団体客ご用達なのか、通された食堂は大きなホールに円卓がいくつも並んでいる巨大レストラン。それにしても工場の食堂でツアーの昼食とは。
こうした工場見学のついでに食事をするのは合理的なのだろうけど、ちょっと味気がないような・・・。

可もなく、不可もない昼食を食べて休憩を挟んだら、
1階にあるシルク工場を見学。
このシルク工場、実はAPECが上海で開催されたときに各国首脳が着せられた中国服を製作したところだとかで、結構、有名な工場らしい。でもやっていることがツアーの土産屋とは・・・。
それはともかく工場見学はなかなか楽しいもので、蚕から糸を摘む作業は、昔ながらの手作業が行われ、ガイドさんが「野麦峠」を思い出しますね。と、日本人の心に沁みるようなことを言う。
ガイドの戚さんが、ぜひ「真綿布団、いい商品なのでぜひ、買ってみてください」とうから、なんのことだと思ったら、シルク製の布団のことらしい。
シルクの生産性を上げるために、繭の中に二匹の蚕を入れて作るものもあり、布団にするシルクはその繭を使用するそうだ。

PH/シルクの布団を広げてどれだけ繭が使われているかをチェック
一つの布団に何千個の繭が使われているそうで、シルク100%の布団は、夏は涼しく冬は暖かく、埃を寄せ付けずアレルギーの人にはおすすめなのだそうだ。
肌触りもよく、軽くて快適そのもの。
シルクのシーツも付いて800元(約1万2000円)は、確かに安いんだけどね・・・。
持ち運びが便利なように真空パックされていて、何人か購入する人も。
それにしても、中国土産に布団とは驚きだ。
そういえば長距離バスで、布団やその他の家財道具一式を持ち込んで乗り込む中国人の群れを昔見たことがあるけど、中国人は旅先で布団を買うのは別に不思議でも何でもなく、ごく普通に手荷物として車内に持ち込む。これじゃあ、日本人も笑えなくなったりしてね。
向かった先はなぜか、シルク工場で、今日はこの2階で昼食。
団体客ご用達なのか、通された食堂は大きなホールに円卓がいくつも並んでいる巨大レストラン。それにしても工場の食堂でツアーの昼食とは。
こうした工場見学のついでに食事をするのは合理的なのだろうけど、ちょっと味気がないような・・・。

可もなく、不可もない昼食を食べて休憩を挟んだら、
1階にあるシルク工場を見学。
このシルク工場、実はAPECが上海で開催されたときに各国首脳が着せられた中国服を製作したところだとかで、結構、有名な工場らしい。でもやっていることがツアーの土産屋とは・・・。
それはともかく工場見学はなかなか楽しいもので、蚕から糸を摘む作業は、昔ながらの手作業が行われ、ガイドさんが「野麦峠」を思い出しますね。と、日本人の心に沁みるようなことを言う。
ガイドの戚さんが、ぜひ「真綿布団、いい商品なのでぜひ、買ってみてください」とうから、なんのことだと思ったら、シルク製の布団のことらしい。
シルクの生産性を上げるために、繭の中に二匹の蚕を入れて作るものもあり、布団にするシルクはその繭を使用するそうだ。

PH/シルクの布団を広げてどれだけ繭が使われているかをチェック
一つの布団に何千個の繭が使われているそうで、シルク100%の布団は、夏は涼しく冬は暖かく、埃を寄せ付けずアレルギーの人にはおすすめなのだそうだ。
肌触りもよく、軽くて快適そのもの。
シルクのシーツも付いて800元(約1万2000円)は、確かに安いんだけどね・・・。
持ち運びが便利なように真空パックされていて、何人か購入する人も。
それにしても、中国土産に布団とは驚きだ。
そういえば長距離バスで、布団やその他の家財道具一式を持ち込んで乗り込む中国人の群れを昔見たことがあるけど、中国人は旅先で布団を買うのは別に不思議でも何でもなく、ごく普通に手荷物として車内に持ち込む。これじゃあ、日本人も笑えなくなったりしてね。
Vol.24 上海展覧中心
早々に、豫園を後にバスが向かったのは、上海展覧中心。
なんだろう。こんなところ、日程にはなかったけど?
大型バスが何台か停車しているけど、団体観光客向けのお土産屋だろうか?

ここは「上海展示覧中心」。中国とソビエト友好のために1955年3月に建てられたもので、42の展示場、100以上の会議場、オフィスを有するとか。
建国当時は「中蘇友好大廈」と呼ばれ、上海唯一の大型展示場だったとか。
内部に展示されてい工芸品は、どうやって彫ったのか不思議なほど見事な翡翠の彫刻が展示されている。
原石を掘って作られた船は中国4000年の伝統が凝縮した作りで、細部はとても人間技とは思えない出来だ。どこをどうやれば彫れるのか感心してしまう。

台北の故宮博物館にもある白菜の像は、白の色合いを生かした中国工芸の傑作品。白菜は、その発音が、発財と同じなので中国ではお金儲けに通じるということで縁起のいい喩えに用いられる。縁起と芸術がリンクするのはいかにも中国らしい。
現代中国は何かと問題があって非難される要素が多々あるけど、こうした芸術品を見るとその歴史的な厚みの凄さを感じる。
館長さんが獅子の像を毎日撫でていたら、宝くじが当たったとかで、ここのガイドさんも真似して毎日、展示されている獅子の像を撫でたら購入したマンションが2倍になったと紹介していた。ぜひ、撫でてみてくださいというものだから、ツアー客皆で撫で回す。みんな一体、何を望んでいるのだか
でも展示会場でこのような行為をガイドが奨励するのは、さすが中国というべきか。

PH/ガイドさん曰く、この獅子を撫でると幸運がやってくるという
上海展覧中心のガイドさんは、所蔵品の一部が万国博を控えて売りに出されているとかで、棚に入っている装飾品一式送料込みで80万でいかがですか?と観光客に勧めてくる。
日本で買えば何倍もするとかで、お買い得と言われても、そもそも格安ツアーのお客さんに勧めたって、買わないと思うのだけど・・・
ひと通り見学したら、奥のお土産屋でショッピング。
石を使った数珠やストラップ、刺繍小物が販売されていて、ここで30分ぐらいのお買い物タイム。といっても、買いたいと思えるような、魅力ある商品はなく、なんだかなぁ
なんだろう。こんなところ、日程にはなかったけど?
大型バスが何台か停車しているけど、団体観光客向けのお土産屋だろうか?

ここは「上海展示覧中心」。中国とソビエト友好のために1955年3月に建てられたもので、42の展示場、100以上の会議場、オフィスを有するとか。
建国当時は「中蘇友好大廈」と呼ばれ、上海唯一の大型展示場だったとか。
内部に展示されてい工芸品は、どうやって彫ったのか不思議なほど見事な翡翠の彫刻が展示されている。
原石を掘って作られた船は中国4000年の伝統が凝縮した作りで、細部はとても人間技とは思えない出来だ。どこをどうやれば彫れるのか感心してしまう。

台北の故宮博物館にもある白菜の像は、白の色合いを生かした中国工芸の傑作品。白菜は、その発音が、発財と同じなので中国ではお金儲けに通じるということで縁起のいい喩えに用いられる。縁起と芸術がリンクするのはいかにも中国らしい。
現代中国は何かと問題があって非難される要素が多々あるけど、こうした芸術品を見るとその歴史的な厚みの凄さを感じる。
館長さんが獅子の像を毎日撫でていたら、宝くじが当たったとかで、ここのガイドさんも真似して毎日、展示されている獅子の像を撫でたら購入したマンションが2倍になったと紹介していた。ぜひ、撫でてみてくださいというものだから、ツアー客皆で撫で回す。みんな一体、何を望んでいるのだか
でも展示会場でこのような行為をガイドが奨励するのは、さすが中国というべきか。

PH/ガイドさん曰く、この獅子を撫でると幸運がやってくるという
上海展覧中心のガイドさんは、所蔵品の一部が万国博を控えて売りに出されているとかで、棚に入っている装飾品一式送料込みで80万でいかがですか?と観光客に勧めてくる。
日本で買えば何倍もするとかで、お買い得と言われても、そもそも格安ツアーのお客さんに勧めたって、買わないと思うのだけど・・・
ひと通り見学したら、奥のお土産屋でショッピング。
石を使った数珠やストラップ、刺繍小物が販売されていて、ここで30分ぐらいのお買い物タイム。といっても、買いたいと思えるような、魅力ある商品はなく、なんだかなぁ
Vol.23 豫園 (あぁ、無情)

早朝の豫園商城は、昼間の喧騒とは打って変わって、開店準備を始める店がちらほら。
まずは豫園の中央、湖心亭をバックに各自記念撮影。さすがの豫園も朝9時ぐらいでは人気もまばら。
豫園は明代の役人の庭園だったところで、園内には池や庭園を楽しむ会景楼が幾つかあり、池や奇石、花窓などが施されている。ひと通り、戚さんの説明を聞きながら参観。

ここ豫園には、お土産屋が軒を連ねる豫園商城があるのだけど、庭園見学後は囚人のように来た道をおずおずと引き返すのみ。
途中、小龍包で有名な「南翔饅頭店」の前で一同釘付け。ガラス越しに職人が手際よく小龍包の皮を丸めては伸ばし具を包み込んでいく姿を見て生唾を飲む。この店は豫園の名物にもなっていて、いつも混雑しているのに早朝とあってガラガラ。待たずに食べられるチャンスなのに。
この周辺は、日本でいう浅草のような場所で、土産物屋から手軽に美味しい食事ができる食堂が幾つもあり、そこをぞろぞろと歩くだけというのはまるで蛇の生殺しのようだ。

有名な酒醸団子(甘酒のようなシロップに入ったお汁粉)の寧波湯園も素通り。
豫園の名物が待たずに食べられるのに、かなり刻のような。
これほど土産物が並んでいて立ち寄りできないとは。
そんなツアー客を尻目に無情にもガイドの戚さんは先へ先へと進んでいく。
毎回来ているガイドさんにとっては、いつも通りの代わり映えしない景色なのだろうな。
先へと急ぐ戚さんは、ひたすら日程の消化に勤めているようだ。

やっぱり豫園を自由に散策してこそ上海の面白さを感じると思うのだけど、ここは格安ツアーの難点。そんな気持ちとは裏腹にツアーは容赦なく、次なる目的地へ急ぐのだった・・・。
Vol.22 太極拳&ダンス
中国格安ツアーの3日目の観光は上海の豫園。
大通りから豫園までの数百mは、バスから降りて歩道を歩いて向かう。
広場では、太極拳を楽しむお年寄りが見え、朝から健康的だ。

中国の公園には、アスレチックジムなど健康器具が揃っていて、公園で手軽に体力作りができるようになっている。ジムより、こうした自然発生的な運動のほうが、気軽に長続きできるのだろうね。公園に集まるのは、子どもよりお年寄りのほうが多いような気がする。

豫園の入口には、今度は社交ダンスを楽しむお年寄りの集団。
中国人が西洋の社交ダンスを踊るのは、ちょっと意外な組み合わせだけど、周恩来がパリ留学中に親しんだとかで、共産主義体制化でも盛んに行われてきた。中国に来た日本人留学生が大学の歓迎会でダンスを誘われて困ってしまうという場面もあるらしい。
欧米の留学生は、ダンスパーティーに馴れているせいで、物怖じせずエスコートできるけど、日本だったらせいぜい体育祭で踊ったぐらいだもんね。男女が恥じらいもなく颯爽と踊る状況になるには程遠いような気がする。
日本の公園でお年寄りが集うといえばゲートボールが花だけど、
中国のように大人が公園で楽しみ、集う姿は見ていて活気を感じてくる。

大通りから豫園までの数百mは、バスから降りて歩道を歩いて向かう。
広場では、太極拳を楽しむお年寄りが見え、朝から健康的だ。

中国の公園には、アスレチックジムなど健康器具が揃っていて、公園で手軽に体力作りができるようになっている。ジムより、こうした自然発生的な運動のほうが、気軽に長続きできるのだろうね。公園に集まるのは、子どもよりお年寄りのほうが多いような気がする。

豫園の入口には、今度は社交ダンスを楽しむお年寄りの集団。
中国人が西洋の社交ダンスを踊るのは、ちょっと意外な組み合わせだけど、周恩来がパリ留学中に親しんだとかで、共産主義体制化でも盛んに行われてきた。中国に来た日本人留学生が大学の歓迎会でダンスを誘われて困ってしまうという場面もあるらしい。
欧米の留学生は、ダンスパーティーに馴れているせいで、物怖じせずエスコートできるけど、日本だったらせいぜい体育祭で踊ったぐらいだもんね。男女が恥じらいもなく颯爽と踊る状況になるには程遠いような気がする。
日本の公園でお年寄りが集うといえばゲートボールが花だけど、
中国のように大人が公園で楽しみ、集う姿は見ていて活気を感じてくる。

Vol.21 南部大酒店
雑技が終了し、迎えのバスでホテルへと直行。
しかしバスはどんどん郊外へと向かい、街の明かりが消えていく・・・。
一体、どこまで連れて行かれるのかと心細くなる。

着いた先は、上海の郊外もいいところ、周りには何もなく、近くには競技場らしき建物。なんだかツアーバス専用のドライブインのようなロケーションで、ここから街へ繰り出すだけでも、なんだかひと仕事のようだ。
宿は、昨日よりもグレードアップした感じがするけど、周りに何もないのが寂しい。
ツアー客専用のホテルらしく日本人客が多い。
せめてもの救いがホテルに併設されたローソンで、日本人客が多いからか、お土産用のお茶まで売られている。質はわからないけど、今日立ち寄った専門店よりは手ごろな感じだ。
このツアー、なんだか指定した場所意外で買い物をさせないように意図的にしているとしか思えないほど自由時間がないだけに、せめてもの楽しみに、コンビニに寄る人も多いのだろう。
併設されたローソンには上海観光なのか、若い女性客が目立つ。
みんな嬉しそうに買い物にいそしんでいて、きっと、この店の売り上げは、このホテルに泊まるツアー客で成り立っているのだろうな。
しかしバスはどんどん郊外へと向かい、街の明かりが消えていく・・・。
一体、どこまで連れて行かれるのかと心細くなる。

着いた先は、上海の郊外もいいところ、周りには何もなく、近くには競技場らしき建物。なんだかツアーバス専用のドライブインのようなロケーションで、ここから街へ繰り出すだけでも、なんだかひと仕事のようだ。
宿は、昨日よりもグレードアップした感じがするけど、周りに何もないのが寂しい。
ツアー客専用のホテルらしく日本人客が多い。
せめてもの救いがホテルに併設されたローソンで、日本人客が多いからか、お土産用のお茶まで売られている。質はわからないけど、今日立ち寄った専門店よりは手ごろな感じだ。
このツアー、なんだか指定した場所意外で買い物をさせないように意図的にしているとしか思えないほど自由時間がないだけに、せめてもの楽しみに、コンビニに寄る人も多いのだろう。
併設されたローソンには上海観光なのか、若い女性客が目立つ。
みんな嬉しそうに買い物にいそしんでいて、きっと、この店の売り上げは、このホテルに泊まるツアー客で成り立っているのだろうな。
Vol.20 上海雑技団 その2
ガイドの戚さんの話では雑技団になる人の大半は両親のどちらかが団員で、
一般家庭の人は、あえて、厳しい世界に子どもを託そうと考える人はいないそうだ。
雑技団に入ると、小さい頃から雑技の英才教育を受けるわけだけど、
そのすべてが団員になれるわけではなく、途中で怪我や、素質がなくて落とされてしまう人もいて、華々しい舞台で活躍できるのは、選ばれた一部の人なのだという。

HP/幾つもの椅子を積み上げて演技する卓越したバランス感覚
それにしても出てくる演者の体の柔らかいこと。
最近、長距離バスの貨物室に忍び込んで客の荷物を盗んでいたという窃盗団が中国で捕まったというニュースがあったけど、犯行には、スーツケースの中に隠れていた元雑技団が関わっていて、公安の事件を検証した再現映像では、スーツケースの中に体を潜り込ませる男性の姿が映っていた。
器用にスーツケースのジッパーを引いて入り込む様子は驚きだけど、雑技団がそういう犯罪に関わるのも中国ならではなのかな。
どの出し物も見事だけど、やはり圧巻は、自転車のアクロバット。
これでもか、これでもかという具合に一台の自転車に人を乗せて動く演技は、一糸乱れぬチームワークを感じる。

PH/雑技の中でも華やかな自転車。一体、何人乗っているのだろう?
大とりを飾るのは、狭い球体の中をオートバイが360度回転するパフォーマンス。
しかし、ほかの出演者に比べてこの演目だけはちょっと年配者。
ガイドの戚さんの話では、オートバイを乗り回すのは、昔、暴走族だった人で、演技の前は思いっきり苦いコーヒーで頭を覚まさなとできないのだという。
最初、1台のオートバイが球体の籠のなかをぐるぐると回っていたが、まるで縄跳びのように一台ずつ籠へ入っていき、総勢5台で縦横無尽に小さな球体の中を走り、一通り走り終えると、一台ずつ抜けていく。
呼吸がぴったり合わなければできない神業だけど、迫力もさることながら、場内に響き渡る排気音も凄い。

PH/球体に5台のオートバイが走り回る
余談ながら中国では、今、大気汚染防止と騒音、事故を防ぐためバイク禁止の条例が交付されようとしているそうだ。劇場のオートバイも禁止の対象になるかどうか分からないけど、この演技を電動バイクでやったら馬力がなくてできないだろうね。
それに、音もなく静かに檻の中を走っていたら、迫力に欠けて魅力が半減するかも・・・。
一般家庭の人は、あえて、厳しい世界に子どもを託そうと考える人はいないそうだ。
雑技団に入ると、小さい頃から雑技の英才教育を受けるわけだけど、
そのすべてが団員になれるわけではなく、途中で怪我や、素質がなくて落とされてしまう人もいて、華々しい舞台で活躍できるのは、選ばれた一部の人なのだという。

HP/幾つもの椅子を積み上げて演技する卓越したバランス感覚
それにしても出てくる演者の体の柔らかいこと。
最近、長距離バスの貨物室に忍び込んで客の荷物を盗んでいたという窃盗団が中国で捕まったというニュースがあったけど、犯行には、スーツケースの中に隠れていた元雑技団が関わっていて、公安の事件を検証した再現映像では、スーツケースの中に体を潜り込ませる男性の姿が映っていた。
器用にスーツケースのジッパーを引いて入り込む様子は驚きだけど、雑技団がそういう犯罪に関わるのも中国ならではなのかな。
どの出し物も見事だけど、やはり圧巻は、自転車のアクロバット。
これでもか、これでもかという具合に一台の自転車に人を乗せて動く演技は、一糸乱れぬチームワークを感じる。

PH/雑技の中でも華やかな自転車。一体、何人乗っているのだろう?
大とりを飾るのは、狭い球体の中をオートバイが360度回転するパフォーマンス。
しかし、ほかの出演者に比べてこの演目だけはちょっと年配者。
ガイドの戚さんの話では、オートバイを乗り回すのは、昔、暴走族だった人で、演技の前は思いっきり苦いコーヒーで頭を覚まさなとできないのだという。
最初、1台のオートバイが球体の籠のなかをぐるぐると回っていたが、まるで縄跳びのように一台ずつ籠へ入っていき、総勢5台で縦横無尽に小さな球体の中を走り、一通り走り終えると、一台ずつ抜けていく。
呼吸がぴったり合わなければできない神業だけど、迫力もさることながら、場内に響き渡る排気音も凄い。

PH/球体に5台のオートバイが走り回る
余談ながら中国では、今、大気汚染防止と騒音、事故を防ぐためバイク禁止の条例が交付されようとしているそうだ。劇場のオートバイも禁止の対象になるかどうか分からないけど、この演技を電動バイクでやったら馬力がなくてできないだろうね。
それに、音もなく静かに檻の中を走っていたら、迫力に欠けて魅力が半減するかも・・・。
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