豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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『沈まぬ太陽』

2009-10-27 23:13:38 | 映画
舞台挨拶で男泣きをしていた渡辺謙が印象深くて
話題作の『沈まぬ太陽』観て来ました!



まず驚いたのは上映時間!!
なんと3時間半
でも、しっかり途中休憩があったのでほっとしました。
映画で途中休憩がある作品と言えば
かなり昔に観た『REDS』以来です。


最初はこの長さにたじろぎましたが
観て納得!
一企業に骨をうずめる男の30年を描いた物語。
見終わった後は長さは全く気になりませんでした。


そしてもっと驚いたのはこの作品の公開のタイミング。
「今」と言うのは実に絶妙なタイミングです。

この作品にはあの日航機墜落事故がモチーフになっています。
あの事故とそれに対応する企業の姿勢の問題
そして国家的企業と言う背景から
企業人事に政府(政治)の理不尽とも思える介入。
どれも今起きている事とかぶります

日航は今再建のため、
政府介入が本決まりになりつつあるし
日本郵政の社長問題は見事なほど政府介入したし
あのJR西日本の隠蔽体質の問題
どれもこの『沈まぬ太陽』に含まれる要素と重なるのです


国航の労働組合長の恩地(渡辺謙)は会社のため
そして仲間のため、お客様のためと
信念を持って経営陣に立ち向かい
どんな理不尽な采配にも逃げ出さず、志を失わず
ひたすら自分のやるべき事に励むのです。

この恩地の旧友であり
彼を裏切って経営陣側に付いた男
行天に三浦友和(実にはまってました~拍手)

実に腹立たしい男だけれど
ふと思ったのです。

人生と言う脚本には「悪役」も必要なんだなぁ~と。
もちろん自分の人生に「悪役」なんて登場して欲しくないけれど
「悪役」がいるからこそ
「良い事・正しい事」がわかるのではないかと。

自分にとって「悪役」と思える人こそ映し鏡で
自分があるべき姿を映してくれるんじゃないかと
観ながら、ふとそんな想いが過ぎりました。



そして主役の恩地と言う男の生き方にも
深い感動を味わいました

今ちょうど新聞に連載中の
元帝人の社長である安居祥策さんのコラムを読んでいるのですが
この方にもどこか恩地に通ずるものを感じています。

がんばっても、がんばっても
会社は次々と難題、左遷かと思うような人事を与えてくる。
同期達はとっくに昇進の道を先に進むと言うのに自分は・・・
どんな扱いを受けても帝人を辞める事無く
ついには、「社長」にと乞われるのです。


今はどちらかと言えば自分の気持ち優先で
会社に納得できなければ辞める事も良しとする時代。
私もそれで会社を辞めましたが
けれども、私達より少し上の世代の人達は
どんなに納得が行かなくても逃げ出さず
会社に骨をうずめるつもりで勤め上げるのが当たり前の時代。

そんな時代の中で大波をいくつも乗り越えてこられた
安居さんやこの作品の恩地の生き方に
ただただ感動します




謙さんの男泣きの深さを感じました
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2 コメント

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Unknown (かっちゃん)
2009-10-29 20:09:47
原作は読んだことがあったのですが、渡辺謙さんの男泣きを拝見し、そして豆猫さんのブログを読ませていただき、是非とも観てみたいと思いました!

豆猫さんのレポは、いつも参考にさせていただいています!

こちらの内容を読んで気になっていた『犬と私の10の約束』を今日やっと観ました。
私も豆猫さん同様、以前犬を飼っていたのですが、子供だったこともあり責任を持って一緒にいられたかというとそうではありませんでした。
その時のこと、そして今の猫との生活を思うと、この映画は涙なしでは観られませんでした。
かっちゃんさんへ♪ (豆猫)
2009-10-30 22:41:19
ぜひぜひ、観てください!!
超おススメです
山崎さんの本はかなり長編なので
「花のれん」以外まだ読んだ事がありません。
でも今度は「沈まぬ太陽」の原作も読んでみたいです。

映画レポ、参考にして下さってありがとうございます

私も犬を飼っていた事がありました。
仕事に忙しさを理由に
あんまり構ってあげなかった自分を反省して
あの子達の分まで
今のミーを大切にしています。
『犬と私の10の約束』は改めて動物を飼う事の責任を教えてくれましたよね。


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