豆猫日記 すべてはうまく行っている♪♪

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『明日の記憶』

2006-05-17 15:20:36 | 映画
昨日とは打って変わって、今日はシリアスな作品『明日の記憶』を観た。
公開されて最初のレディースデイだったからか、かなりの人が観に来ていたのには驚いた。ほとんどが私より年上の方達が多かったが・・・
“若年性”と言うのは別にして、誰もがアルツハイマーや認知症に関心があるという事なのかも。

実は最近までこの作品には興味が無かった。
“病気モノの泣かせたい映画”みたいなカテゴリーで見てしまい、あまり観たいとは思わなかった。

それなのにどうして・・・!?

GWの頃だったと思うが、偶然渡辺謙のインタビュー番組を見てしまった。
その時初めて彼自身がこの作品を映画化したという事を知り、これにかける想いというものも知った。
白血病を克服して依頼、彼は“医者と病気モノ”だけは何となく避けて来た、と言う。そんな彼が偶然この原作を読み、どうしても「映画化したい!」と強く願い、速攻で原作者にオファーの手紙を出したらしい。

こうして完成した作品を、「まず誰よりも先に観て欲しい」と願ったのは、実際にアルツハイマーの家族を持った方達。
その家族の人たちを前に、あの渡辺謙が感動と緊張のあまり、声を震わせながら想いを語る姿に感動してしまった。


「主人が会社でどんな辛い思いをしてきたのか良くわかった」など、感動したと言う声が圧倒的な中に、
「感動したけど、きれいごと過ぎる。実際はもっと・・・」
と言う方もいた。


映画でも病気と闘う苦しさや、介護をする家族の辛さは十分伝わってきた。
徐々におかしくなっていく自分。それを認めるまでの苦しさ、辛さ。
社会的に認めれていた人間ほど、そんな自分を受け入れるのがキツイ。
認めたら認めたで、自分のせいで苦労させる妻に対しての罪悪感で自分を責める。

妻(樋口加南子)は懸命に“アルツハイマー”である夫を受け入れ、助けようと常に明るく振舞う。
時に夫の感情の捌け口にされながらも「あなたが悪いんじゃない!病気がそうさせているだけなの!」と、必死でかばう。
世の奥様はきっと冷や汗が出るくらい、立派な妻なんだと思う。

“アルツハイマー”をベースにした完全な夫婦愛の物語。

映画には美しささえ感じられる。
だからこそ、現実はこんな「きれいごとばかりじゃない」と言う家族がいて当然だろう。本当の辛さは当事者にしかわからない。

私自身も時々ふと、将来のことを考えてしまうことがある。
もしこのままずっと一人で、こんな病気になってしまったら・・・とか、
親が認知症になってしまったら・・とか。
心配すれば切りが無いけど。


何だか感想になるようなならないような、あやふやな感じになってしまったけれど、「こんな懐の深い女性になりたい」そう思わずにはいられないほど、素敵な妻でした。




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