でぶアメショと愛の無い生活。

まめじろうとまめぞうと
酒びたりな夫婦のお話。

飲んだくれ上海 Vol.3

2006年08月31日 15時48分29秒 | 旅行記

前回、初日終了時点まで書きましたので、本日は旅行2日目の出来事を書いていきたいと思います。
いやぁ、昨日はさんざん食って飲みました
       
で、写真は朝ごはん・・・。朝食付きだったんで、別にいらないけどホテル内の広東料理レストラン『白玉蘭』で朝食を摂ることにしました。ここのホテルって、朝食をホテル内の全レストランで摂れるんですよ。席に座ると速攻でおそばが出てきます。つみれ入りのおそばで、麺はいかにも中国って感じ。そんでスープが旨いんですよぉ。朝から手ぇ抜いてないですなぁ。で、これが朝食セット。多い・・・
       
さっきのおそばだけで十分だわ。ちなみに2セットからの選択制。どちらも「おかゆ」は変わりなし。おかゆのお米は長粒米って香りがしたのが残念かな。やっぱ日本のお米がいいや。これから始まる暴飲暴食に向けて、この朝食をたいらげるわけにはいかないので、ほとんど残しちゃいました。残念。でも、朝からキバったお料理でしたよ。
         
今日はまず豫園を散策しようとホテルから一気にタクシーで。だってタクシー楽なんですもん。写真は見つけたマック。なんでも漢字なんですねぇ。店内には中国楽器を奏でるドナルドやらハンバーグラー達の絵が・・・。さすがだ。ちなみにスタバは「星巴克珈琲。もしかして「星」で“スター”と読ませるのか?
       
寧波湯團』で“湯團”を食べてみました。お湯に浮かべたゴマ団子。暑いのに熱いの食って、余計に暑くなったな。しかし中国って、注文と支払の仕方がよく分からない・・・。だいたい、先にレジで注文・支払食券らしいレシートのようなものを貰うその辺の空いてる席に座るヤル気が少しでも有りそうなおねーちゃん捕まえて食券を渡す・・・とまぁ、こんな感じ
          
で、豫園と言えば『緑波廊酒楼』。でもダンナは以前行った事があるからと、『南翔饅頭店』へ。ん?今日は行列してないぞ?もしかしてまだ早めだからか?でも、どうもヘン。地図と照らし合わせて見るも、『南翔饅頭店』の場所はベニヤ板に覆われ工事中である・・・。しかし繋がった隣のスペースの店は営業中。ワリと混雑してるし入口のガラス戸には「南翔」なんたら書いてある。ん?こっちも『南翔饅頭店』なのか?なんだか釈然としないまま入ってみた。注文・支払はさっきの店と同じ。とりあえず名物の“小籠包”とビールを注文。大混雑の店内に空席を見つけ座るも、待てど暮らせど注文を取りに来ない。しょうがないからこちらからおねーちゃんに食券を渡そうと持っていくと、かなり不機嫌な顔して無視。え無視ですか有り得ねぇ~。ま、ここは中国だからと再度チャレンジするも、一向に受け取ってもらえない。だんだんムカっぱらが立ってくる上に、勝手に店内に入り込んできた“物売り”が、マッサージやら偽ブランドバッグの写真やらを見せて売りつけに来やがる。最初は笑顔で断ってたが、あまりのしつこさに余計に火に油を注がれる気分。キレたダンナが一喝したら退散して行ったが、それでも注文は取りに来ない。カネ払って無けりゃ帰るとこだが、払ってるんだからそうもいかない。みんなどうやって意中の品を手に入れてるんだろう?で、やっとこさ、まだ働く気のありそうなおばさんが食券を受け取ってくれた。受け取ってくれたはいいけど、このまま何も持ってきてくれなかったらどうしようと心配したが、速攻で持ってきてくれた。よかった・・・。で、まずはビールでガソリン補給。サントリーは「三得利」だってさ。ん?ぬ、ぬるい・・・。ま、ここは中国だし・・・。じゃ、小籠包はと・・・。破けてる。意味無いじゃん。かろうじて破けてなくても、持ち上げるとベットリくっついた底が破ける。なんか敷いとけよ。上の写真見て下さいよぉ。持ち上げただけで破けて「ぶりっ」と具が出ちゃうなんて・・・。味もぜんぜんで、ほとんど残して退席しました

結論:ここは『南翔饅頭店』にあらず。

帰宅後調べてみたら、秋まで改装中らしいですね。日本なら仮設店舗でも作りそうなもんですが・・・。まんまとダマされたわけですな。あぁ、悔しい。ま、最初から半信半疑だったけどさ。
         
ちなみにコレが、その偽南翔饅頭店の反対側の入口。池のフチに沿って結構長い店なんです。こちら側の入口では、山と積み上げた麺にお客の好みの具をかけて売ってました。こんなに積み上げて伸びないのか?伸びないように油いっぱいかけてあるとか?どっちにしろおいしくなさそう・・・
          
気を取り直して行きましょうか・・・。次は上海最古の茶館『湖心亭』です。行きたかったんですよね、ここ。入口は厚いビニールを15センチ幅ぐらいに切った簾をくぐって入ります。ちょっと雰囲気無いよね。ま、中は涼しくてお茶をゆっくりいただけるけど。入ってすぐの席には、中国人であろう方々が、マグカップのようなので気軽にお茶を飲んでました。ガイドブックには2階席もあるよう書いてましたが、通されたのは奥のテーブル。ここではお茶を目の前で煎れてくれる楽しさはありますが、いろいろ売りつけられます
          
でも中国茶のお作法って、ほんと見てて飽きないですよねぇ

ところで、ここで外はいきなりの雷雨が。激しい雷と雨にうたれて観光客もチリヂリになって行くのが見えます。折りたたみ1本しかないや。困ったな
       
ちなみに私が飲んだのはコレ。花茶です。赤い花は「千日紅」だそうです。なんとなくスーっとしておいし~。花茶を飲んだのは初めてです。ダンナはライチのお茶を飲んでました。こっちもすごいライチの香り!
2杯飲むと「金のウーロン茶」がサービスで付きます。トロっと甘くて旨い。しかもいい香り~!責任者らしきおばちゃん(確認したこところで中・日・英のトライリンガル)がテキパキと説明をしてくれます。で、中国だなぁっと感心するのが、どんどんお茶を注ぎ足してってくれるんですよ。もう、わんこそば状態。外は雨だし長居させてくれるのはありがたいけど、まだ座り込んでていいのかな?ってぐらいゆっくりと飲ませてくれます。

ところでこの茶館、トイレにペーパーはありませんでした。中国ではポケットティッシュ必携です

これ以上長居するとお尻に根が生えそうなんで、雨の中外へ。豫園商城を散策します。昨日見た紹興酒の湯煎セットが欲しいんで探しますが、たまに見かけるものの、どうもかわいくない。なんかシャレたの無いかねぇ。その後行きたかった『上海筷子店』へ。ガイドブックに載ってたお箸の専門店で楽しみにしてたんですが、いざ入ってみると、よく考えたら中国箸を売っている・・・。当然だ。わたしは先の太い中国のお箸より、刺せるんじゃないかと思うほど尖ってる韓国系の方が好き・・・。ダメじゃん。しかも日本のお箸をそのまま売ってたりもする。なんか萎えちゃって何も買わず。で、帰ってからガイドブック見直してて気が付いた。私が行ったのはこの店じゃない。ちくしょう、ダンナにだまされた。浪費されないよう、わざとショボイ店に連れてったな?。ま、その他はやっぱり“観光地”だなっていうドロくさいお土産屋が並びます。スコールだったのか雨もおさまったんで、そろそろ移動するとしますか。
            
次はダンナがどうしても行きたかった『小紹興大酒店』へ。“小”なのか“大”なのか分からん店名ですが、ここの名物は蒸し鶏。蒸し鶏好きのダンナが見逃すはずもなく、タクシー捕まえて行きました。しかし地図見せるだけで、サクっと連れてってくれます。助かる~
          
店内は1階は大衆食堂って感じ。ぜひ1階で地元の方と一緒になって食べたかったんですが、通されたのは4階だったかなぁ?こぎれいな宴会用の部屋って感じでした。ちなみにここは日本語は全然ダメ。カタコトの英語もダメ。メニューも中国語で、正直苦労しました。ホントはビールと蒸し鶏だけでよかったんですが、「それだけでいいです」ってのが伝わらない。「もっと頼め」と言ってるのか写真付きのメニューまで持ってきて、しかも真横で注文決まるまで待ってる。あまりにウザいんで、ガイドブックの「請稍等(ちょっと待って下さい)」を指差したら、納得してくれたのか、3歩下がってくれた・・・

しかし「青島啤酒」って、いろんなサイズと瓶の色があるな。はぁ、やっとガソリン補給できた。
        
これが名物「白斬鶏。特製醤油ダレにつけていただきます。上に乗ってる香菜は苦手なんでよけて食べましたが、鶏のあぶらが甘くて旨い~。骨付きなんで食べるのがめんどうですが、やっぱり骨周りが旨い。やっぱいいねぇ、蒸し鶏     
        
で、蒸し鶏だけじゃ引き下がってくれないんで頼んだのがコレ。「豆苗の炒め物」。これ、ウマかったっす頼んでよかった。中華の野菜炒めって、油たっぷりだけど、シャキシャキの歯ごたえがおいしいですよねぇ~
        
で、食後のトイレと・・・。
赤い洗面器に「消毒水」?
なんじゃそりゃ

それでは制限字数なんで、本日はこのへんで

          
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1 コメント

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Unknown (トトラ)
2006-08-31 19:45:06
窓際さん夫婦はビール好きなんですね

旅行中も飲みまくりだったんでしょうか。

花茶とってもきれいですね、いい香りしそう。

ライチのお茶もとっても気になる~

朝ごはんの飲茶もとってもおいしそ~

台湾には行った事ありますが中国は未知の世界です。

(台湾は中国じゃない!と台湾に行った時現地の係の人に強く言われました。同じようなイメージがあったんですがいろいろ確執があるんですかね)

一枚目の写真の麺もかなりおいしそうです
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