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げっ歯類の一日当たりの食事量について

2010-12-10 00:00:01 | デグー
たまには真面目モードで書いてみましょう。

げっ歯類の一日当たりの食事量は、
自然給餌(自由に食べさせる)状態で
小さくて(30g程度)代謝が盛んなマウスなら、
体重の15%くらい食べちゃいます。
でも、自然給餌ではどうしても食べ過ぎがちになるので、
これだけ食べると、平均寿命が短くなることが知られています。

獣医学博士の渋谷一元先生によると、
ラット(500g程度)は、給餌量を自然給餌量の80%くらい、
一日当たり体重の5%程度にすれば、
長生きすると報告しています。

実はこの渋谷先生、動物実験をやる人なので
私たちの天敵とも言える存在なのですが、
何故この先生の報告を取り上げたのかと言うと、
長期の動物実験では「長期間健康」でいてくれる必要があるため、
げっ歯類の平均寿命を延ばす飼育方法を、
専門家から見た視点でいろいろ試しているからです。

例えば、通常の飼料を食事制限させながら与える場合と
栄養制限した飼料を自然給餌させる場合では
寿命は同じくらいになるそうです。
ただし当然のことですが栄養制限をした飼料で食事制限をする実験はやっていません。

幼少時にしっかり食べないと、体型が小さくなり、
場合によっては胃潰瘍を起こしやすくなるなど、
別の観点から問題になることがあるので、
この時期はしっかり食べさせた方が良いみたいです。
また、ミニブタのように、食べないでいることがストレスになる動物は、
食事の量を減らすのではなく、
栄養制限した飼料を好きなだけ食べさせるのが良いみたいです。

成長期にしっかり食べさせるのはげっ歯類だけでなく人間だって同じ。
お年頃の小娘(笑)が痩せたくてダイエットなんて言っていますが
身体に良くないのは周知の事実です。

ところで、先日、海外のデグー飼いさんと色々やり取りしました。
その方は、高炭水化物の食事を1回10g(1日30g)与えると健康を壊すので、
炭水化物はデグーの身体に良くないとの話でした。
計算してみると、体重250g、体重比12%で1日30gになります。
体重が一桁小さいマウスでさえ体重比15%はすでに食べ過ぎで、
体重的には近いラットに適した給餌量が5%程度であることを考えると、
デグーに高炭水化物を1回10g与えて健康を壊すのは当たり前の結果であって、
これだけで「デグーに炭水化物は良くない」という結論にはなりません。
やり取りをした方からは、特定の条件における話であって、
すべてを想定しているわけではない旨のお返事をいただきました。

たっぷり食事を与えるときは栄養制限をすべきだし、
栄養価の高い食事を与えるときは給餌制限をしなければいけないことは、
マウスでも、ラットでも、デグーでも、みんな同じ事。
栄養価の高い食事がどこまで許されるかは、
こんどまた計算して、別の機会で報告します。
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2 コメント

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Unknown (母さんあひる)
2010-12-11 20:48:06
できるだけ長く一緒にいたいので、
食べ物の知識はありがたい情報です(感謝)
Unknown (まめちゃん)
2010-12-12 00:03:47
母さん、こんばんは。
あまり面白い内容ではないのに読んでいただいて嬉しいです。
たくさんある情報の中から正しい物を選ぶのは
難しいですが、これからも小出しにアップして行きたいと思っています。

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