本日、現地視察ということで、
家族サービスと生き抜きを兼ねて仙台空港およびアクセス鉄道を見学に行ってきました。
具体的に何を視察してきたかというと
ユニバーサルデザインの実施状況です。
ユニバーサルデザインの問題が出たときに、
“おわりに”の部分に何か使えるものはないかなぁということで。
今年の3月に仙台空港へのアクセス鉄道が開通したのですが、
仙台空港及びアクセス鉄道はユニバーサルデザインのモデル事業と
なっていたものです。
特に、アクセス鉄道はユニバーサルデザインに力を入れてます。
(http://www.senat.co.jp/characteristic/index2.html)
その状況を目で確認しようと思い仙台空港とその界隈へ行ってきました。
仙台空港の2つ前の駅のすぐそばに巨大ショッピングセンター(ダイアモンドシティー・エアリ)があるので、
家族にはそこへ行こうということで。(^_^;)
で、視察結果はというと、
アクセス鉄道は、駅および車両ともに、いろいろなところに気配りがされいるなぁ
と感じました。
特に、
・改札口の幅が車椅子が通れるように広くなっていたこと
・車両内にあるトイレが車椅子の人も利用できるようになっていたこと
・車両内に大型のトランクを置くスペースがあること
が、今までにない設計だと思いました。
それと、上記ショッピングセンターのエアリも随所にユニバーサルでサインの考えが取り込まれてました。
特にトイレは圧巻です。
男子用、女子用は普通として
子供用、車椅子用の専用トイレ、オムツを替えるスペース、高さの違う手洗い場etc...
いやぁ、とにかくびっくりです。
管理も行き届いてますし。カミさんも驚いてました。
ただ、私なりに課題もあるなぁと感じました。それは、
①一般の人はユニバーサルデザインに気付くのか
②より多くのスペース(用地)が必要
です。
私の場合、ユニバーサルデザインに注視していたので
例えば車両に乗って、荷物を置くスペースに対して、
旅行者であればありがたいだろうなと感じましたが、
人によっては荷物を置くスペースを作るのであれば
その分、人がより多く乗れるようにして欲しいと思うかも知れません。
つまり、利用者の気持ちを理解しなければユニバーサルデザインは、
本当に活かされないのでは?と感じました。
ということで、やはり「心のバリアフリー」のようなソフト対策を
地道に行っていくしかないと再認識しました。(これが解決策ですね)
また、スペースについてですが、
車椅子用のトイレやスロープなどを作るにはより多くのスペースを必要とします。
これから作るところでは問題ないのでしょうが都市の中心部などではどうするのがいいのでしょう?
(これの解決策は???です)
以上が、今日感じたことでした。
これから、ユニバーサルデザインが問題で出たときのためにおわりにの部分を考えたいと思います。
PS)
アクセス鉄道が単線で2両編成だったのには
ちょっとビックリしました。
(さすがに全部が2両編成ではありませんが)