くうあり

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幼稚園の運動会、生活発表会は親のための行事ではない 2

2015-04-08 03:02:59 | 子育て
幼稚園の運動会、生活発表会は親のための行事ではない

というのを1年半くらい前に書きました。その記事は運動会のことだけ書いて終わってます。その後やっと生活発表会のことを書く気になったので書きます。ひょっとしてもうどこかに書いていたらごめんなさい。



今日はこれを呑んだため、子どもと早々に寝てしまい、目が覚めたら夜中の3時。なぞるようなことしか書けないだろうな、とまぁ1年半前と流れを合わせてみるw




ねらいのこと、フラグを立てることを考えてたら思い出したのです、生活発表会に関して何を書きたかったか。

幼稚園で勤めて3年目、ねらいについて詳しく教えてくださった先輩が、2学期に入ってすぐかなぁ。全員に鍵盤ハーモニカ(ピアニカ)やらせたい、って言われたの。

わたしは、鼓笛隊みたいで無理にやらせるのは嫌です、と正直に言った。

古い話だろうけど、鼓笛隊で親にいいとこ見せるために下手な子の音が出ないようにティッシュつめるらしい、とか噂聞いたことあって、嫌なイメージ。

それに本人がやりたいかも分かんないのに全員にやらせるって押し付ける感じがしたのです。頑張らせるのは嫌だと思ったんです。

でもね、12月に生活発表会終えてみての感想は、あぁ経験させてあげられてよかった!だったんでした。

時間的に余裕をもって取り組んだので子どもは遊びの延長で全く無理してなかったし、私も無理しなかった。楽しかった。子どもたちが仲間と音を合わせる楽しさを感じていたし、自信も感じられた。



先輩の指導の元、半信半疑だったけど
まだ運動会の練習してるころから、保育室の出入り口付近にピアニカコーナーを作って、子どもの目に留まるようにしました。

唄口、ホースが付いた吹く部分は使ったら洗ってカゴに入れておいてね、とルールだけ伝えました。

鍵盤にそれぞれ違う色のシール貼ってドレミを書き、色でも文字でも分かる簡単な楽譜も置いておいたら、子どもたちが言わば勝手に喜んで吹いてましたw

これが幼稚園教育要領の醍醐味、環境を通した保育ですね。

先生はひたすら子どもがワクワクする環境を用意するという。


でも置いてあるだけではそのうち飽きちゃうので、人的環境(教師)が場に入ってフレッシュな空気を入れ替えます。

場に入って子どもと肩を並べ、へぇー もうそんなに吹けちゃったんだ!と声をかけ、内心まじで驚くw

それだけで子どもがイキイキやる気出してました。

そして帰りの会で、発表してみたい人ー?って聞いて、やりたい人が発表会します。


全員弾いてね、とか言ってないんだけど、やっぱりできるようになった子が増えていくと、私も!と思うみたいで、自主的に取り組んでました。

なんと言っても、保育室の出入り口にコーナーがあるから、気になるんですよねw

やってみたいけど上手くできなくてすぐ辞めてる子がいたらサポートしました。好きな遊びの時間に。
できるようになったら嬉しくて自分で帰りの会で発表してました。

そんな感じで、ほんとに頑張らせず、一斉保育で叱咤激励しないで、するーーっとピアニカ全員が実現してたのです。


この結果と、終えてみての自分の感想にかなりびっくりしました。
そして私一人では考えつかなかったこと経験させてもらえて嬉しかったです。


楽しみながら取り組める時間の余裕っていうのは大事なんですね。

日々の生活にも学んだことを活かしたいな。慌てがちなので楽しめてないんだね。

早めにゴール決めて、余裕のこころでゆったり楽しみながら取り組む。そんなふうに子どもにも自分にもしたいなぁ



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