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体重合計約160㌔のデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』これまた出版業界お仕事ドラマ。

2016-10-17 18:02:06 | テレビ番組
5ヶ月ほど前には『重版出来!』で涙した2号嫁であったが、
この秋また出版業界を舞台にしたドラマが始まった。
主演の石原さとみちゃんは、顔がイマイチ好みではないんだが、とりあえず数回くらいは観てみようかと・・・。

『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』
簡単にあらすじ。

華やかなファッション雑誌の編集者に憧れ続け、やっと大手出版社・景凡社に就職することができた河野悦子。
てっきりファッション誌編集部に入れると思いこみ、気合い入りまくりのファッションで出社した悦子が配属されたのは、予想外の校閲部だった・・・。
が、元来興味を持ったことは徹底的に調べたいという性分も幸いしてか、
校閲の楽しさに目覚めていく『コーエツ』こと河野悦子。
仕事に打ちこんでいくうちに校閲の『地味にスゴイ』ところ、そして『仕事って本気でやればおもしろい』ということに気づいていく・・・。

という内容。ここに、まあお約束のちょびっと恋愛要素なんかが入るのかもしれんが、
基本的には今回も『お仕事ドラマ』なのでしょう。

ひとえに出版業界とはいっても、決して全部が全部華やかなわけじゃない。
どちらかというと地味~で地道~でひとりコツコツ~な仕事のほうが多いのが現実である。
実際、締め切り前とか校了前になると寝袋で寝てたりソファで死んでる編集者が居たりするような場所だし、
フリーランスのライターだって徹夜で原稿書き上げて、ぼろぼろの状態で翌日取材に行ったりするもんで、
ミニスカにハイヒール、メイクばっちりなんて恰好はほぼ、できないと思ったほうがいいぞ・・・。
マスコミに憧れて、テレビや映画に出てくる編集長だの編集者だのデザイナーだのカメラマンだののイメージをふくらませすぎると、
絶対に絶対にがっかりする(笑)、そんな業界なのだ。

そんな中でも、地道にコツコツというのがイチバン合うのが『校閲部』。
書籍や雑誌を作るための、実は重要な作業が校閲。
『校正』というのもあるが、校正は著者が書いた元原稿と印刷されてきた校正刷り(ゲラ)を見比べて、
元原稿に沿った形で正しいものにしていくこと。
あと、レイアウト通りになっているかとか、写真と写真説明(キャプション)が合っているかどうかなど、
どちらかというと『体裁』『カタチ』を『比べて』チェックする作業。

一方の『校閲』は、書かれている文章そのものが正しいのかどうかを確認して、その誤りを正すこと。
歴史的な事項や文学作品名や作者名、科学や数学などの数値を事実かどうか、間違いがないか、
前後に書かれていることと矛盾していないかなど、内容を細かく読みこんで誤りを見つけ、直すのが仕事。
どちらかというと『事実関係』『矛盾』を『調べて』チェックすることが重要な作業になる。

地味なんだけど、この作業がなかったら大変なことになるわけで。

2号嫁もフリーランスで編集をやっていた時期があり、情報誌の編集部で仕事をしていたが、
校正刷りが戻ってくると校閲さんから鉛筆書きでいろーんな指摘が入っていることも多かった。
そのたびに『おお細かいなー』と感心し、時には『ええい面倒だなー』と思ったこともあるが(笑)、
いやでも校閲さんたちってスゴイっす。
こんなところまで読む!? って編集側や書き手が思うほど、読みこんでいると思う。
書籍や専門書に比べたら、情報誌なんざ事実確認や内容確認が必要な箇所って少ないんだけど、それでもなあ。
『校閲さんってプロだなー』とワタシですら思ったものである。
雑誌でこれなんだから、書籍の校閲さんなんてすごいんだろうなあと。

で、このドラマ。
第1話では校閲部に配属され、岸谷五朗演じる校閲部長・茸原に『ここで認められればファッション誌への異動も実現するかもしれませんよ』
などとそそのかされ(笑)、しぶしぶ受け入れることに。
しかし、ベテラン校閲さんの藤岩りおん(江口のりこ)は、上司の茸原に『彼女は校閲には向いていない』と直談判。
が、ここで茸原がなぜ彼女を校閲として採用したかを語る。この伏線がなるほどな~と。

面接のときに茸原がつけていたネクタイピンを『どこのブランドですか?』と聞いた河野悦子。
その後、彼女が洋服屋の店員にネクタイピンのことについてしつこく尋ねていたのを目撃した茸原は、
『校閲とは文字一つから疑わなければならない。第三者が正しいと言っても、自分で確かめないといけない。彼女はそれを地で行くタイプだったんです』
自分の興味のあること(悦子の場合はファッションだった)は、とことん納得するまで調べたい、
気になったことは解明せずにいられないという姿勢も、校閲には必要だってことですね。
その性格やちょっと調子に乗っちゃうところが災いしてトラブルも起こるのだけれど、そこはドラマ、だいたいキレイに解決するわけで。

さて先日の第2話では、主婦ブロガーが初めて出す書籍の校閲に関わるお話でありました。
そこに書かれている主婦ならではの節約術に感心し、自分の節約術も付箋に書いて戻した悦子。
それを読んで感動した著者から『一度会いたい』と申し出があり、そこで一緒になって本に追加で載せたい内容なんかを考えちゃう。
で、先輩の藤岩に『校閲部は編集部ではない。あまり口をはさむものじゃない』と怒られるのだが、
『なんで校閲が引かなきゃいけないの? 私はやりたいようにやる!』

う~~~ん・・・。さすがにこれはリアルではありえないかなあ。たぶん。
校閲さんに編集内容までどうこうする権限なんてないはずだし、これやろうとしたら上司に止められると思うわ。
で、結局悦子の提案も採り入れた形で本が刷り上がってくるのだが、なんと表紙に誤植を発見!!
そして校閲部全員で初版5000部にシールを貼って対応することになる・・・。

実際2号嫁も、関わった雑誌の表紙で刷り上がった後に間違いが判明し、やっぱりシール対応になったことがある。
ワタシは表紙の校正刷りを見ていなかったのでわからないかったんだが、
編集部誰も気づかなかったんだなあ・・・こういうことってあるんだなあ・・・と思ったものさ。
そう、しっかり見たはずなのに、複数の人の目で何度も確認したはずなのに、こういうことって起こるもんなんだよな・・・。
『ううわ、なんで誰も気づかなかったんだよ!?』ってことが起こるんだわ。

そして校閲部のみんなは『この仕事をしていてミスしない人はいないよ』と、悦子をなぐさめる。
あれだけ悦子に忠告していた藤岩も、かつて有名作家を担当していた時に『あなたの指摘はすばらしい』とほめられて浮かれていたら、
登場人物の名前が間違っていたことが判明して刷り直し、以降その作家は景凡社では書かないと激怒してしまったという経験があった。
だからこそ、悦子に厳しいことを言っていたんだな。
そして、悦子も『校閲部って地味な人の集まりだと思っていたけど、私の勘違いだった』と意識が変わっていく・・・。

まだ2話目だけれど、楽しく観ております♪
しかし、実際の校閲者から見ると『ありえねーよ!』ってことが多すぎて、早くも炎上しているとかいないとか。
まあ確かに、これが校閲者だと思われたら心外だと思う部分もある・・・。

『未経験の若手が、出版社でいきなり校閲部に配属されるなんてありえない』
『大御所作家の原稿まで担当するなんて、校閲をナメているとしか思えない』
『河野が事実確認のために原稿内に出てくる場所を実際に訪れて聞き取り調査するシーンがありますが、あり得ません。
 校閲はとにかく毎日大量の原稿をこなさなければならず、いちいち事実確認のために外出していたら仕事が進みません』
『河野が超有名作家と食事に行くシーンも出てきますが、あまりに現実離れしすぎていて、放送事故レベルにも思えます』
まあね、まあね・・・。そういうこともあるでしょうけれど、ドラマだからなあ。
医療ドラマなんかでも、現場の人が見ればおいおいってところもあるでしょうし。
とはいえ、実際に毎日コツコツ地道な作業を行っている校閲さんにしてみたら、
石原さとみ演じる河野悦子は、チャラチャラ楽しく校閲やってるノー天気な女にしか見えないのかもしれんが・・・。

一方で、今までほとんどクローズアップされることのなかった校閲という仕事に興味を持つ人も多いようで、
ネットのニュースなんかでは『伝説の校閲』やら『ここまでやるかと驚いた校閲』などのエピソードも見ることができる。
『重版出来!』もそうだったが、本一冊、雑誌一冊作るためには、
本当にいろんな人の作業があってなのよね。そして、そのほとんどが地味な仕事っす。いやほんとに。

でも、お仕事ドラマとしては楽しめる要素いろいろ。ベテラン校閲者役の江口のりこさん(朝ドラ『マッサン』にも出ていたっけ)もイイ味出してるし♪
悦子の後輩で、悦子が憧れるファッション誌の編集者役の本田翼ちゃんもカワイイし♪
石原さとみちゃんのファッションも、オバサンは見ていて楽しいよ。
とりあえずは、まだまだ観ると思います~。
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2 コメント

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ドラマで勉強します! (シゲオ)
2016-10-18 22:12:11
2号嫁さん! お久しぶりです!

前回ブログから間が空いたからどうしたものかと心配しておりましたよ。

でも、いつもの見事な文章で一安心!

さて、『地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子』だって?

今回は校閲がテーマ?

自分は写真植字や校正しかやったことないなぁ。

内容や文章が変だなと思っても口出しは出来なかったですね。

分業化されてましたからねぇ。

営業に確認することはありましたが・・・

週刊ポストの中吊り広告の原稿が回ってきて、自分が電算写植で打つときに原稿内の名前の部分が「宮沢えり」になっていたので営業に「"宮沢りえ"ですよね?」って確認に行ったら・・・

「そのまま打ってください」と言われました。

理由は・・・ネットで調べてください。ここでは書けません(笑)


ま、校閲された原稿が写植や校正に回ってくることはないので、校閲については自分は正直全くわかりません(笑)

ドラマで勉強します!



さて、恐れ多いですが2号嫁さんの今回の記事を校閲してみましたよ!


この秋また出版業界を舞台にしたドラマが始まった。

沖縄は日本テレビ系列局がないので始まっていません。
他の地域でも日本テレビ系列の局がないところもあるでしょう。
~舞台にしたドラマが(-一部地域を除き-)始まったとするのがいいのではないでしょうか?(笑)


ベテラン校閲者役の江口のりこさん(朝ドラ『マッサン』にも出ていたっけ)

マッサンが住吉酒造で働いていた時の同僚の好子役で出演していたのでOK!


主演の石原さとみちゃんは、顔がイマイチ好みではないんだが

石原さとみは自分もあんまり好みじゃない。
自分は松下奈緒の次のドラマが待ち遠しいのでOK!(笑)


沖縄での放送を首を長くして待つとしますか・・・

では!
シゲ兄♪ (デブ2号嫁)
2016-10-20 22:11:02
おひさしぶりです(⌒∇⌒)
やっぱり食いついてくれましたね♪そう、校閲さんなんです、今回は。
写植や校正の部署は、記事の内容やおかしいな? と思うところがあっても、
『ウチが指摘するもんじゃない』ってのがあるでしょうね。
内容、編集はあくまでも編集さんがやることで。
ただ、ワタシはタウン誌編集部に居た時には、
出張校正(最終校正)の場で、時間ギリギリになってくると
オペレーターさんに
『とりあえず字打ってください!ワタシ自分で貼るんで!!』などとやってました・・・。
結果、字がまっすぐ貼れずに余計に手間をかけさせてしまったこともあるさ・・・。

宮沢えりのくだりはね、まあポストだからね、
あえて調べないでおこーっと(⌒▽⌒)アハハ!

さて、校閲までしていただいてありがとうございます♪
そうでした、沖縄は日テレが無いんだった。
遅れて放送されることがあったら、ぜひぜひ見てみてくださいね~。

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