お早うございます
今日で五月最後か
梅雨は猛暑に大雨とか
梅雨の関所やな 「夏勧進帳」荒事飛び六方
昨日の午後四時ぐらいから雨
雨が降り出せば、ケッコウな量と強さになるのがこの間からの雨。
月並みですが伸びますね、一雨ごとに。
そして強靭になる
いま一番目立っているのは、丈たかく針の葉っぱを持つ薊の花。
見事な位の赤紫色 わたしには野草の女王です
晴れなら黒揚羽蝶との競演
しかし 雨の日は「薊のボレロ」
西への空に向かっていた頃合い半分の月も隠れてしまい。
タップリの湿気
緑が重い
そのなかを頻りと鳥たちが行き来
青葉の中の ジグソーパズルの鳥ピース
蜘蛛もせっせと夜露をおとしつつ 蜘蛛の巣繕い
そのすばやいこと
さて怠けモンのわたしは このあとブラリと散歩
雲が低く下がってき、谷向こうの針葉樹広葉樹が烟る。
遅出の月も雲にかくれ小雨がふってきた。したたる緑か、集めて蒸留のすると極上の「五月の終わりの緑の香水」ができそう。
里山サーカスは面白い。
一昨日置き湯のお風呂に入って、足下滑り、湯船のステンレス縁に背骨をゴツンと打ったもんですさかい。せっかく腰痛がマシになってきたのが、また下半身が痺れる仕儀に。
でも昨日はよかった。窓外からみえる、枯れた大きなクヌギの木に、何か翔るものを見つけた。最初奥さんはイタチとちがうかと。でも栗鼠や！梢から梢わたるそのすばしっこさ、そして枯れた太い枝を仕切りに引っ掻く。また枝から枝を翔る。ピョ～ンと飛ぶ！その身の軽いこと。目がおいつかんぐらいの、軽業師。
近くの廃寺の入り口近くで見た事はあるのですが、わが家の傍で見たのは始めて。繁殖甚だしい台湾栗鼠かとおもったのですが、検索するとどうやらお腹が白く日本栗鼠。一時の枝渡りのお家芸独演会に大満足の一時を提供してくれた。里山サーカスやな。立ち振舞いに「ウッ！アッ！」といいつつ、絹雲の回転木馬も見る事ができました。
この辺りのダンダン田圃の最後の苗植が昨日行われ終了。あとは慈雨ですね。で、午後五時ごろからシトシト。カエルの演奏会がはじまりました。
暑い！
昨日午後は初壁掛け扇風機
だるい温い空気をかき回すだけやケド
でも五月の空はまだ微笑してくれている
霞青空 時折絹雲や薄い綿雲が流れて来る
絹雲飛天 熱き音楽なんかも
