ボランティア「行き（雪）靴」考！

お早うございます！
昨日、被災地の避難場のニュースを見ていたら。不安・行き渡らない暖房などで、どうしても寝付けない方がトイレや、石油ストーブなどに集う「パタパタ」という跫音と。そしてさぞや、足下冷たかろうと。眠るにしても。そして私、思い出したのです。雪国にスキーに出かけ、車を降りた途端スッテンコロリン、腕を付き。バカが二度目にスキーデ転び、見事鎖骨を外し、地元の医療施設へ。その時履いたのが藁の雪靴。滑らない、温かい、通気がいい。これビニール紐で出来ないかと。音立たず、そしてホンノリ輝くように白い。クロックスのサボ形式とも。足下温めるボランティア「（行き）雪靴編み隊」って、もうあるのでしょうか？

ボランティア「チクチク・ちくちく2」

お早うございます！
薄ら青き空・新緑青褪め、でもまずまず気温は順調に。

顔いかつき、そして何処かで異国のヒトの薄く緑いろ帯た瞳の気配。近寄りがたい雰囲気。でもその大きな目が閉じられる時、涙が一粒こぼれます。殆ど動かず、聞かず、見ず。食事の時は声掛けられて、ようよう大儀そうに。でもこの方も節くれ立った手が絶えず動いているのです。「チクチク・ちくちく」そして口は数を数えているような。「あれは毛糸と！」世話係の方が。どこからか毛足の長い毛糸がそのヒトに。指編みで忽ちマフラーに。そして編み棒・毛針が渡されて毛糸が次々とマフラーとなってゆきます。手編みの毛糸のする姿ふえると、避難場の景色変わってゆくと。
幼き子を連れたお母さんがその子抱え上げ、そのヒトの前に。そして亡くなった祖父のセーターを差し出しました。ほぐされ、編まれ始めました。糸ほぐしの両手をさしだす中学生の志願助手が付きました。

ボランティア、1「チクチク・チクチク」

お早うございます!
プカリプカリと白雲、西のお山から青空船出。

日がな1日、毛布にくるまり坐ったまま。足下は真新しき長靴、そして耳に削り立て鉛筆。でも、目はボンヤリ霞黒目、でも手だけが絶えず震えているのでせす。介護する方も中風と…。でも、ある日自身が針仕事していて、あの手の動きはと。針と糸、そして支援物資のタオルをあてがうと「チクチク・チクチク、ちくちく…」
魚市場の店をやっておられ、暇な時は雑巾縫い。それをお客や周りも人々に。普段のお使いモノ、有り難きもの。
「チクチク・チクチク、ちくちく」そして、麻の葉模様の雑巾が…「チクチク・チクチク、ちくちく」亀甲と

ボランティア、「気持ち箱」

お早うございます！
冷涼たる新緑の風が時折梢をゆらしてゆき、油断のできないお天気かと。

誰が始めたのか。最初はミカン箱より少し小さい段ボール箱。蓋がつけられ、オルゴールのようにパタンと蓋が閉まるように細工されてはいました。そして中は霞の真っ黒けに塗られていました。蓋を閉めるとき空気の逃げる音がします。毎日まいにち開け閉めつづけられてました。何をいれれているのか、その本人に聞いたのでしょう。その日から二人に、そして三人にと次から次へと。閉まる音。どうしようにも「遣る瀬無い気持ち投げ入れブラック・ボックス」というのだそうです。
自分の気持ち、「涙」活字の本だったり、ぐしょぐしょのハンケチだったり、それが持ち重りする石ころずっしりと重いのを、グルグル黒い荷造り紐で巻き、頭に思い描き「気持ち箱」にコロンと放り込み、蓋を。
それが、木箱に替わり、ふっくらとしたパタンという音と止め金具のパチンという音がくわわりました。「今日は真っ黒けのな、大きな唐草の風呂敷に包んで『どっこいしょ！』っていれた」と知り合いに。「私は、軸の摺る所が真っ黒のマッチ箱。マッチ売りの少女みたいにマッチすりたないから」
そして隣に、白い「気持ち箱」が。これは取り出してゆきます。始めてもらった指輪やペンダントのように、花や香水の香り、笑顔もありました。背中に回されて温みも…。蓋はゆっくりと閉まります。

ボランティア・山笑い「緑がグン！」

お早うございます！
出た来たお陽さまが、昨日のつづきでマッタリ。じんわりと汗が。朝夕まだ寒いから、陽あたたかさを嬉しい。
そしてさ緑・若葉、薄白紅の山の新緑。これほど目にやさしく、こころ安らかにしてくれるものは。足下をみれば三つ葉アケビの蔓・藤蔓が「瑞々しい葉」をお伴に「上へ上へ」と。

今朝、メールで。水・電気、そしてお湯が使えるようになったて、ライフラインが復旧したと、一歩一歩一葉一葉。