島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

夜の叫び声

2008年10月01日 | 日常
           ふうちゃんからもらった誕生日プレゼント「塗り絵セット」を、毎日お風呂上り(なぜだ??)にしています。このクレヨン、昔からあるよね。懐かしい!


先週から隔日、夜11時帰宅の日々。
仕事場から自宅まで車で20分くらいなのだが、この「夜のドライブ」が最近のお気に入り。
ほとんど車は通ってないし、ヴァルデモッサの山々が薄っすら月明かりで浮かび上がる風景はなんとも幻想的。

ところで昨日不思議なことが起こりました。
海外に住む日本人はみんな経験したことがあると思うのだけれど、こちらの人は平気で明らかに外国人、と分かる人に道や時間を尋ねます。
日本だと、都内を闊歩している外国人に「すいません、丸ビルってどこですか?」って聞かないよね、多分。
少なくとも私は聞きません。

まあ、ほとんど現地人と化している私なので、道を聞かれても、教えてあげられるのだけれど、昨日はすごかった。

夜8時のパルマ市内。
仕事へ行く前にコーヒーを飲み仕事場へ向かう途中、ぼーっとした感じのお兄ちゃんに道を聞かれた。
「すいません、このへんに○○っていうお店ありますか?」

このへんじゃないけれど、そこへ行くにはここをまっすぐ行って右折、○○という看板が見えたらそこで左折・・・と教えバイバイする。

すると数秒後、ものすごい勢いの足音が私の後ろから聞こえてきた。

夜の8時、後ろから男が走ってきたら、びっくりするよねーーー
思わず「ぎゃーーーーー!」と声をあげてしまったら、
向こうも私の叫び声にびっくりして
「うわーーー!」

それを見た通行人のおじいちゃんが、私がひったくりにあってると思ったみたいで、
「どうした、どうした!」と寄ってくる。本当のひったくりだったら感謝したいところだけれど
これはかなり恥ずかしかったですよ。

もちろん、この足音はさっきの道聞き兄ちゃんだったのだけれど、声くらいかけろーー!思いつつ、「なに?」と聞く。
「今、友達と携帯で話しているんだけれど、その友達もその店が分からないっていうから、説明してもらえる?」

きみきみ、私のさっきの説明、分かってないの?というと
「看板っていったよね、その名前忘れちゃって・・・・」


あああああああ、こういう男、嫌いっ!!!


いやー人の携帯使って道案内するのってお初です。

ちなみにその店というのは、BOSSというブランドを主に扱うセレクトショップなのだが、夜の8時、もう店も閉まってるし、この二人はそこでなにをするんだろうね????

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2 コメント

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笑える..... (akiko)
2008-10-03 06:49:47
私があんまり笑うもんだから、となりで仕事をしているchristianも分からないくせに ”どうしたの”とつられ笑い。可哀想だから教えてあげたら、彼も本気で笑ってました。それにしても数秒後に追いかけるとは、よっぽど切羽詰まってたんだろうね,その彼。漫画のようなひとこまだわ。練習後の固くなった頭に最適の笑いをありがとう。

それはそれは・・・ (YUKO)
2008-10-04 01:11:39
あっこちゃん

Christianまでが・・・それ自体が私には笑える。
マジメに怖かった。あっこちゃんでも絶対大声出すわね、きっと。

気づいたらもう10月。
あなたも36になりましたね。
おめでと!

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