島便り

スペインはマヨルカ。2004年9月生まれの息子、2009年6月生まれの娘と、島出身のだんなとの4人家族の日々。

新学期のゴタゴタ

2017年09月24日 | 日常
兄ちゃんの中二の初日はちょっとした、いや、兄ちゃんにとってはかなりの緊張感を伴う幕開けとやりました。

中二から、選択授業というものがあり、選択する科目は次の中から一教科。

ドイツ語
音楽
美術

バランスの悪い選択枠に始めは首を傾げたのですが、本来はドイツ語の代わりに宗教が入る、が、カトリック校なため、宗教は必須。
よって、第三カ国が組み込まれた模様。
希望的には第三カ国語も選択で、イタリア語、フランス語、ドイツ語、みたいにしてくれると納得なのですが、学校の方針なので仕方ない。

この選択科目の希望をとられたのは、中一の五月。
ナルは迷うことなく音楽を選びました。学校で説明を受けたあと、みんなで何にする?という話になり、女の子には音楽選択の子も多く、仲間のいることに安心して帰宅した兄ちゃん。

ただしこの選択科目。学年で最低でも15名が集まらないと成立しない、という条件付き。

うちでは、音楽?いいんじゃない。選択なんだし好きなことやったら?と、その話題を掘り下げることはしなかったのです。

翌日学校へ行くと、前日音楽をやりたい、といっていた女の子たちがすべてドイツ語選択になっていたそうです。
理由は、家に帰って、親に話したら
「音楽なんて将来役に立たない。マヨルカにいる以上、ドイツ語はやるにこしたことない」
といわれたとか。

蓋を開けてみたらクラスの9割がドイツ語選択。
それでも音楽選択の意思を貫いた兄ちゃんは、定員15名に達するか否か、で、決定がドイツ語選択のクラスメイトより遅れることになりました。

6月になり、音楽は定員割れのため廃止。
兄ちゃんはここで美術を選択します。

手続きを終え、無事進級し、そして新学期。

ひとつだけ気になっていたことは、おそらく選択科目によるクラス替えがあるのではないか、ということ。
とにかくクラスメイトに恵まれ、のびのび学校生活をおくっていたので、その点はどうなのか、どう思うのか聞いてみると

「同じ学校にいるわけだし、どこのクラスでもいいよ」

とのこと。

やはり予想通り、選択科目でクラス替えがありました。
中一のクラスメイトの9割がドイツ語選択だったため、9割が持ち上がり。一割か美術選択クラスに移動。

ところが、なぜか、ナルは元のクラスに在留。
僕は美術選択だから、他のクラスなのでは?という疑問を抱えての始業式。
他のクラスからドイツ語選択の子が移ってきたりして一割新しいクラスメイトがいるものの、なぜ一人だけ美術選択が混ざっているのか。

すると、学年主任の先生がやってきて

「ナル、学校側に手違いがあって、あなたの選択科目欄が空白になっている。これは学校のミスなので、美術クラスに移動するか、ドイツ語を選択してこのクラスに残るか、一日時間をあげるからあなたが選んでいいわよ」

さて。
中二の兄ちゃんは考えます。
必須科目だけで大変なのに、自分にもう一カ国をやるキャパはあるのか。
去年、さわりだけドイツ語をやっているのですが、英語より大変だ、とわかっているので、やはり得意科目の美術のほうがいいのではないか。

クラスメイトはこぞって「ドイツ語にしてよ!一緒のクラスでいようよ」といってくれたらしいのですが、まだ迷う兄ちゃん。

その中に、他のクラスから移ってきた、カルロスなみの秀才くんがいて、ナルにこういいます。

「ナル、僕が前にいたクラスがベースになって美術クラスができているんだけれど、あのクラスは最悪だよ。後でそっと見に行かないか」

そんなことしていいのか悪いのかは知りませんが、先生に内緒でナルと秀才くんは美術クラスの偵察に行きました。

ナル曰く
「やる気のないやつの集まり。クラスに活気が全くない」

そこで兄ちゃんは考えた。
週2時間のドイツ語に耐えるか。
一年間活気なしクラスに入るか。

帰宅した兄ちゃんは
「僕があの美術クラスに入ったらきっともっと成績が下がると思う。勉強のできる仲間に囲まれて学校生活をおくりたいから、ドイツ語を選択するよ」

ほー
へー

と、選択科目より思考回路に感心した私。

翌日ドイツ語選択の意思を伝えると、ナルコールをクラスメイトがしてくれて、照れまくったらしいです。



そう、学校生活で大事なのは、もちろん学業もあるけれど、いい仲間をもつことなんだよね。

去年は毎日なぜかリコーダーを吹いていましたが、今年は毎日

アイン
ツバイ
ドライ


毎日やらんでいいのです、兄ちゃん!

ゴタゴタゆえの成長を垣間見ました。
頑張れ兄ちゃん!
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