northflyfactory

羊蹄山の麓に移り住んだ一匹狼。ロクマル虹を求め日々さ迷う

人工のスプリングクリークとオショロコマ。

2011-10-16 20:28:58 | 尻別川水系

秋も深まり、渓流のシーズンも終盤に入った。
毎年シーズンの終わりが近づくと私は湧水の宝石オショロコマに会いに行く。
尻別水系のオショロコマは余り型物は望めないが愛着が有って好きだ。
今回は数ある水源地の一つに初めて訪れた。
駐車スペースから水源地までの間には昔ながらの素堀の水路が有る。
水深はそれ程深くは無いが梅花藻がなびき、そこが彼らの住処に為って居る様子。静かに流れを見ると風に負け落下したカゲロウかユスリカに慌てる素振りを見せずにゆっくりと捕食光景を見る事が出来た。
フラットな流れの魚はオショロコマでも手強い。7Xのティペットに♯18のコカゲロウパターンを結びライズの上手1mにフワリと着水させ流すも水草が造るとても複雑な流れにドラグがかかり何事も無く流れきってしまった。 この難しさがたまらない。
色々と試してやっと釣れたオショロコマ。
魚体はサビが入り頭から背中は黒ずんで要るがお腹の色は周りの木々の紅葉に負けない程の燃える様な朱色。
冷たい湧水の中でそっと毛鉤を外して流れに返すとあっという間に何処かに消えてしまった。
その後も二匹の宝石に逢うことが出来た。
秋のイブニングは短い。フライが見えなく成った所でストップフィッシング。時折吹く風に肌寒さを感じながら今日の釣りを終えた。

理想の渓相、源流釣行

2011-08-29 22:10:13 | 尻別川水系

地元釣師に閉鎖の事を相談したら、どうせまた、イヤイヤ病が出たんダベヤ、だから続けろと逆に怒られた。
なので恥ずかしながらプチ再開。
で、本日は地元釣師マドさんがガキの頃、釣りを覚えた実家裏を流れる渓流の源流に案内して頂いた。そこは僕にとって理想の渓相、棲む魚達は放流された虹鱒でも山女魚でも無い。純粋無血の蝦夷岩魚の聖域だった。
こんな素晴らしい渓流を案内して頂いたマドさんに感謝。

今日のイブニグ

2011-06-17 21:54:29 | 尻別川水系

今日は自宅から近い支流ワッカタサップ川でイブニグ。
と、言うより昨年末から河川工事を行った場所に魚類が戻ったかの個人的な調査。一昨年に河川工事をした場所は二度目の雪代で流れにかなり変化が出てきました。
淵のヒラキでは時折小さな魚のライズが見られましす。さてさて日没が近付いて来たので実釣調査開始。足場が良いからスニーカーでの釣り。
橋の上流に出来た荒瀬のタルミをドライで狙うと鋭いアタック。
釣れたのはまさかの幅広山女魚。
事実上この子が今年一匹目の写真に収める事ができる尻別山女魚になりました。