L'Appréciation sentimentale

映画、文学、漫画、芸術、演劇、まちづくり、銭湯、北海道日本ハムファイターズなどに関する感想や考察、イベントなどのレポート

プロサウナーへの道『saunner』

2014-07-16 17:10:33 | 本と雑誌

某施設の雑誌コーナーにて、やたら「熱い」雑誌が置かれているのが眼に入った。
その名も『saunner』
日本初のサウナ専門誌であり、発行元は小学館。今年3月7日のサウナの日に発売という、あきれるほど濃厚なサウナ尽くしの一冊である。温泉紹介番組や雑誌は見飽きるくらいに溢れかえっているが、さすがにサウナ雑誌というのは寡聞にして耳にしたことがない。サウナをテーマに本を企画して作り上げてしまうところが実に素晴らしい。

国際サウナ協会会長のインタビューや、本場フィンランドのサウナレポ、各界のサウナ愛好家のこだわりや座談会、医学的、全国のオススメサウナ施設の紹介、クーポンなど、コンテンツは実に濃密だ。

私自身もどこかに泊まるときは、ビジネスホテルよりも、大浴場が設置されサウナも入り放題、休憩室も完備されて、しかも一泊3000円前後でリーズナブルに泊まることができるカプセルホテルを選ぶ。その理由は、何よりも大浴場&サウナが充実しているからだ。この雑誌でも、豪華ホテルよりもサウナがあるカプセルホテルを選ぶとインタビューで答えている著名人もいることがわかって、非常に親近感が湧いた。サウナがあるからカプセルホテルに泊まる、というわけだ。

この雑誌でも、名古屋のウェルビー、大阪の大東洋など、過去泊まったことがある施設が言及されている。泊まった当時はそこまでサウナに注目していなかったが、確かに大東洋のこだわりは半端ではないし(大阪駅のすぐ東で掛け流しの天然温泉に入れるだけでも驚愕だ)、ウェルビー栄にある-五℃の冷凍サウナは火照った身体に大変気持ちが良い。

個人的には、水風呂があまり得意ではないので、せいぜい冷たい水を身体に掛けるくらいにしているが、どうやら「水風呂に入らずんばサウナにあらず」のようで、水風呂(水温にかんしてもサウナーそれぞれのこだわりがあるようだ)に入った後に身体をゆったりと休める時間を味わうことがサウナには欠かせないわけである。プロサウナーへの道は、はてしなく遠く、そして奥が深い。上級者になると、温泉に行っても温泉に入らず、温泉に設置されているサウナに入るだけという輩もいるほどだ。

「実は、我こそは!」という潜在的なサウナ愛好家はいる潜在的にたくさんいると思う。今後「プロ」のサウナー、サウナ師、サウナマニア、サウナ評論家、サウナソムリエといったサウナ道を密かに究めている達人や、各サウナに必ず一人はいるであろう最古参の常連ともいえるサウナの「師匠」が、続々と登場するだろう。

サウナをテーマに医学、温泉、観光、比較文化、ライフスタイルまで実に様々な切り口から切り込んでくる実に熱い一冊(サウナの写真から熱がほど走り出るのを感じるほどだ)!『saunner』読めば、今日からあなたもプロサウナーの仲間入りだ!

ジャンル:
ウェブログ
コメント   この記事についてブログを書く
この記事をはてなブックマークに追加
« 終了・・・でもまだつづくよ | トップ | デザイン思考は、世界を変え... »
最近の画像もっと見る

コメントを投稿


コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。

あわせて読む

関連するみんなの記事

トラックバック

この記事のトラックバック  Ping-URL
  • 30日以上前の記事に対するトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • 送信元の記事内容が半角英数のみのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • このブログへのリンクがない記事からのトラックバックは受け取らないよう設定されております。
  • ※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。