L'Appréciation sentimentale

映画、文学、漫画、芸術、演劇、まちづくり、銭湯、北海道日本ハムファイターズなどに関する感想や考察、イベントなどのレポート

ブログを引っ越します。

2015-01-07 20:27:26 | 日記

改めて、ブログをtumblrに引っ越します。
新しいブログのURLはhttp://makottsu.hatenablog.jp/です。
前回のエントリーは以前使っていたOCNBlogzine時代の内容がそのままになっていたので、すでにgooブログに引っ越した現在、内容の整合性があわなくなっていますが、とりあえず、そのまま残しておきます。ブログを引っ越した直後に再び引っ越しすることになりますが、なんとなくその方が気分も一新されるので、あたらしいプラットフォームで更新を続けます。

今後ともどうぞよろしくお願いします。

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そろそろブログも引っ越しを・・・

2014-11-13 00:57:48 | ブログ

すっかり更新がご無沙汰になってしまった。このブログの提供元がサービスを終了する、という通知を受け取ってから、何となくブログから遠ざかってしまった。ブログ引っ越しツールも一応提供されていて、ブログをそっくりそのまま引っ越すのであれば、提携先のgooブログになるわけだが、なんだかいまいち気が乗らない。そもそも画像も含めて引っ越すとなるとgooブログしかなさそうで(他に方法があるかもしれないが)アメブロとか他のサービスだとカラーが合いそうもない感じもする。可能であればはてなブログに移行したいとは思っている。とりあえずブログの引っ越しはこれからすることになるわけだが、そこから先の運営にかんしてはどうしよう?

ブログをやってわかったことは、読者の数は決して多いとは言えないこのブログでも、記事をアップすれば反応のあるなしにかかわらず、どこかに必ず読む人がいるということだ。読む人の数は少なくても、それでも検索エンジン経由だったり、いろんな思考の複雑な回路を経てたどりつくわけだ。

FBだと記事の発信先にはお互いに承認して「友人」となったフォロワーがいるわけで、否が応でも顔が見える相手を意識せざるを得ない。あるテーマで記事を書いたとして、特定の人にとっては非常にクリティカルで心に突き刺さることであっても、ある人には完全に無価値な内容であることはザラだったりするわけで、多重帰属的な人間関係の重なり合いがモザイク状に入り交じったFBフォロワーに向けて何かを書くことは、少々やっかいな意識が混じってくる。その点、ブログならばフォロワーのことをそんなに意識しなくても、好き勝手に書き綴ることができる。

とはいえ、元々更新頻度も低く、やたらと複雑な文体でひたすらブログを書き綴ってきたせいか、少し疲れた。更新をしない期間が続くと、更新に必要なエネルギーが雪だるま式に大きくなっていく。もう少し気軽さが欲しい。

そうなると選択肢としてはtumblrだろう。新しいことを始めたい、という気持ちにもフィットする。はてなかtumblrか、いずれにせよ、新しいサイトを開設予定です。

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さよならサンローゼ

2014-09-30 17:57:49 | アート・文化

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すすきのの老舗喫茶店サンローゼが2014年9月30日をもって閉店してしまう。今日は最後の営業日ということで、このブログの文章を今まさにサンローゼにてキーボードを打っている。先月ぐらいにサンローゼすすきの点が閉店するというニュースがSNSで駆け巡り、ため息交じりの悲しいコメントが多数書き込まれた。閉店の真偽を確かめるべく閉店のお知らせを告げる看板をわざわざ確認しに出かけて、事実を目の当たりにして無念の思いに胸がふさがる気持ちになった人も多数いたようである。

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店にはひっきりなしに客が訪れ、老若男女の様々な世代の人たちが、惜しむように最後の時間をくつろいでいる。やはり最後に来店して、その思いを胸に刻みつけようとする人がそれだけ多いのだろう。

 

自分がサンローゼを訪れたのは、おぼつかない記憶をたぐってもわずか数回しかないので「ビギナー」というそしりを免れないが、個性的なメンバーの集う会合の会場として採用された、由緒正しい(?)場なのである。サンローゼは、すすきのに揺るぎなく君臨する(しかも決して威圧的なものではなく)、確固たるトポスとして、いつまでも座り続けることができる絶大的な安心感を市民に与えてきた。困ったときのサンローゼというか、最後の拠り所として静かな存在感を示し、誰もが安心してふらりと立ち寄ることができる大らかな許容範囲を内包する(空間的な広さに由来するわけだけではない)、ここならば大丈夫という、心身にほっこりとする懐かしさと安堵感を抱かせてくれる、特権的な場所である。もっと通えば良かった、と後悔するのは後の祭りではあるが、なんともやりきれないものだ。

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サンローゼのCMは、ほとんど静止画のようなアニメーションで、若い女性が唇に口紅を塗るモーションをとりながら「おしゃれして出かけましょ」というナレーションが流れ、最後に店のロゴが映し出されるという内容だ。店を知らない人にとっては何のCMだかわからず、それでもいささかシャレたカラフルな色彩とやけに印象的なメロディのBGMが耳に残るCMが、昼頃のSTVのニュースにてかなり長い間放映されていたものだが、あれは今も流れているのだろうか?全国に展開する経営方針をとらず、黙々と地元で経営を続けるローカルの喫茶店が、長いスパンでCMを打ちつづけるのは、よくよく考えてみたらかなりすごいことなのかもしれないと思う。

それにしても、閉店することなど無縁と思われていた、それも昭和の香りが今も色濃く残る、どこか懐かしくて気持ちが温かくなる喫茶店が姿を消してしまうのは、何ともやりきれない寂寥感がわき起こる。故郷を失ってしまったかのような、ぽっかりと心に穴が開いたような気持ちになってしまう。閉店を「時代の流れ」という、凡庸な理由に与したくはないものだ。厳しい情勢ではあるが、自分好みの名店に通い続けて、支えていかなくてはならない。

札幌の老舗喫茶店は次々と姿を消している。声、北地蔵、大学時代によく通った珈琲野郎、Brazil’71とか、サカイ珈琲など、味わい深くて惜しまれる空間ばかりである。やはり、喫茶店は落ち着いて過ごすことができる空間であるのが一番だ。今後は、あてもなくうろうろ彷徨する「サンローゼ難民」が続出するれない。

さっぽろ駅のパセオにあるサンローゼはまだ顕在である。今も残る希少な喫茶店がいつまでも安泰であってほしい。そう願わずにはいられない。

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札幌国際芸術祭 霧!

2014-09-27 00:02:15 | インポート

札幌国際芸術祭もそろそろ終わり。時間の都合上、モエレ沼に行くことができそうもない状態だが、モエレ沼以外の会場はだいたい回ることができた。周囲の声では、意外にも美術館の展示を差し置いて、資料館が一番面白かったという声を聞く。資料館でとくいの銀行にスキルを預けたが、あまりにもあずけた人たちの数が多すぎたのか、引き出すイベントが限られてしまった。これは札幌の人口規模を考えると仕方ないことなのかもしれない。

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芸術の森ですごかったのは、中谷芙二子の霧をつかった作品である。ちょうど近代美術館からシャトルバスが着いた時刻にちょうど霧の噴霧時間となり、グッドタイミング(このシャトルバス、大変便利!)。入り口で受付を済ませて、中庭に入ると噴射が開始された。


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噴射口から発射された霧が充満してくると、視界が限りなくゼロになる。本当に呼吸ができないくらい全身に襲いかかってくる。息継ぎのために、少し霧の密度が低いところに退散して呼吸を整えなければいけない。ずっと居 続けると、服がうっすらと湿り気を帯びてくるのがわかる。

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まさにホワイトアウト。
建物のエントランスを通り抜けて入り口に戻ると、ここでも発射がはじまっている。
あっという間の8分間。これは本当にスゴイ。是非体験して欲しい。写真と実際とでは雲泥の差がある。これを体験するだけでも、芸術の森に行く価値はあるだろう。

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噴射機の様子。ここから勢いよく霧が吹き出される。

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終わった後は、しばらく経つと何事もなかったかのようにいつもの光景に戻る。

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水を噴射して人工的に霧を発生させる、という実にシンプルながらも感動的ともいえるアート作品に仕上るのも、偉大な雪の研究者中谷宇吉郎を父に持つDNAがなせる技なのだろうか。これには参った!28日まで。まだの人は急げ。

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札幌国際芸術祭20014 Kit_A「ROADCONE WITH・・・」

2014-08-30 20:16:20 | アート・文化

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札幌国際芸術祭の同時期開催事業、写真家のKit_A氏による「ROADCONE WITH・・・」大同ギャラリーで見てきた。工事現場などでよく置かれている三角コーンをテーマにした写真展である。写真が単なる三角コーンを撮影しただけではなく、三角コーンを手に持ったり、かぶったりして自由なポーズを決めている人の写真が壁一面に夥しくたくさん貼られている。

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先日行われた札幌国際芸術祭、インターネットヤミ市のイベントにて、写真家のKit_A氏に三角コーンを手にした写真撮影に協力して欲しい、と声をかけられ、三角コーンを手に写真を写してもらう機会があった。自分の写真を探すのに少々時間がかかったが、やや中央の下の方に自分の写真を見つけることができた。このギャラリーでも再び三角コーンと一緒に写真を撮影してくださり、後日追加してくれるという。つまり、訪れる人が増えるほど、展示写真が増えていくというわけだ。写真には写っている人の名前(ハンドルネーム)が書かれており、よく見ると7,8人ほど知っている顔があった。三角コーンでゆるやかなつながりができるのが面白い。

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中央にはKit_A氏が室蘭で撮影した三角コーンの写真のスライドショーが上映されている。

三角コーンは、障害物として人によけてもらう機能として働いているわけで、車や人にとって障害物というか邪魔なオブジェである。だが、三角コーンと一口に言ってもいろんなカラーやバリエーションがあり、最もポピュラーな赤から、緑、白、白とのしましま模様など、大きさも様々で、折りたたんで鞄に入れることができるタイプまである。三角コーンを発明したのが今から八〇年ほど前のアメリカのデザイナーだと知って、これまた大いに驚いた。三角コーンも周到にデザインされた芸術品でもあるわけだ。

三角コーンという、全くこれまで注目したことがないオブジェを新しい切り口で捉えることで、まちの風景も変わってみえてくる。工事現場や道路規制などで置かれているカラーコーンに注目してしまう自分がいるから不思議だ。まさしくカラーバス効果だ。面白いアイデアで写真と人をつなぐKit_A氏のユニーク極まりないアイデアに、拍手!!!

9月2日(火)まで 
詳細はこちら

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