goo

Windows7の「XPモード」をVMwarePlayerで使用してみました

Windows7のProfessional以上であれば、WindowsXPモードを利用出来ますが、この XPモード、VMware Playerと併用することでかなり実用的に使えそうな感じなのでご紹介します。

▼ WindowsXPモードとは?

マイクロソフトのVirtual PC(仮想化ソフト)の機能を活用したものです。
Windows7上で仮想のXP環境を作り、Windows7のデスクトップから直接XP用のアプリを起動できます。

メーカー製のPCであれば最初からインストールされていることもあるようですが、インストールされていない場合は下記をインストールする必要があります。

・Virtual PC
・XPモード(仮想マシン)

Virtual PC自体はWindows7 HomePremiumなどの下位エディションでも無償で利用出来ますが、XPモードは Professional 以上が必要です。
この XPモードはライセンス込みとなっているので、別途ライセンスを購入する必要はありません。

裏を返せば、Professional以上でなくても、XPのライセンスさえあればVirtual PC上でXPを動かすことは可能です。(XPモードではありませんが)

▼ Virtual PC + XPモードの問題点

実際に使用してみて、下記のような問題点が出てきました。

- 仮想化支援CPUのAMD-VやIntel VT必須
- ホストがマルチコアCPUでもXPモードで使えるのは1コアだけ
- 色数が16bit固定
- DirectX非対応
- 全体的にパフォーマンスが良いとは言えない(体感)

マイクロソフトも「XPモードは互換性の問題を解決するために作られた機能」とアナウンスしており、実用的に使うことは想定されていないようです。

▼ XPモードをVMware Playerで使用

せっかくある XPモードを出来れば実用的に使いたい、と思って調べていたところ、XPモードはVMware Playerでも使用出来ることが分かりました。

VMware PlayerはVirtual PCと同じく、デスクトップ仮想化を実現するものです。こちらも無償で利用できます。

▼ VMware Player + XPモードの利点

VirtualPC + XPモードの問題点をすべて解決したような形となります。

- 仮想化支援CPU のAMD-VやIntel VTは不要
- マルチコアCPUを割り振れる
- 色数が32bit
- DirectX 9対応
- 全体的にパフォーマンスが非常に良い(体感)

実際に使用してみたところ、Virtual PCとは比較にならないほどパフォーマンスが良かったです。Virtual PCと同じく、CPUは1コアのみ割り振って使用してみましたが、それでもパフォーマンスの差は歴然でした。
これなら十分実用的に使えると感じました。

▼ VMware Player + XPモード でのライセンス問題は?

「Windows 7 Professional、Ultimate などのライセンスを保有している場合、
Windows XP Mode をライセンスされた PC上で実行させて利用する権利が与え
られています。このため、Windows XP Modeを動かす仮想化ソフトに関しては、
マイクロソフトの Virtual PC 以外でも、ライセンス上問題はありません。」

▼ VMware Player + XPモードのインストール・設定方法

1. XPモードを下記サイトよりダウンロードし、インストールします。
http://www.microsoft.com/japan/windows/virtual-pc/download.aspx

2. VMware Playerを下記サイトよりダウンロードし、インストールします。
https://www.vmware.com/tryvmware/?p=player&lp=1

3. VMWare Playerを起動し、ファイルから「Windows XP モード仮想マシンのインポート」を選択します。
この作業によって、XPモードの仮想マシン「Windows XP Mode base.vhd」がインポートされます。


4. 「Winodws XP Mode」が登録されるので、「仮想マシンの再生」を押下します。


5. 仮想マシンを再生すると、まずはVMware Toolsのインストールが求められます。


6. VMware Toolsのインストールが完了すると、自動的にXPのセットアップが始まります。
VMware Toolsのアップデートを促すメッセージが出ていますが、先にXPのセットアップをしてしまいます。


7. XP起動後、VMware Toolsのアップデートを行います。


8. 再起動を要求されますので再起動します。再起動後は普通にXPを使うだけです。


以上です。Windows7 Professional 以上をお使いの場合、XPモードは無償で利用できます。
Windows7 を使いつつ XPも使いたい場合は、是非試してみてはいかがでしょうか。
ただし、快適に使うにはそれなりの CPU・メモリがあるに越したことはないと思います。

by Shin

VMware徹底入門 第2版
ヴイエムウェア株式会社
翔泳社
コメント ( 1 ) | Trackback ( 0 )
« 【vSphere】CL... XBRL for PHP... »
 
コメント
 
 
 
pcショップ店員の勧めで (pcyassan)
2012-10-19 23:53:06
ZOAの店員さんが自分のPCで利用したら快適とのことで
このPAGEの紹介を受けました。
これからINSTALLして見ます。
MICROSOFTは、OSをどんどん変えて(買わせて)使用者に不便をしいらせています。このような便利な使い方は紹介しないので、少し腹立たしいですね!
USERは便利さを求めているのに。リソースソフトが使えなくなっても無視されるし!!!
 
コメントを投稿する
ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません
 
名前
タイトル
URL
コメント
コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。
数字4桁を入力し、投稿ボタンを押してください。
 
この記事のトラックバック Ping-URL
 


ブログ作成者から承認されるまでトラックバックは反映されません
 
※ブログ管理者のみ、編集画面で設定の変更が可能です。