小笠原日記

夫婦で小笠原に移住予定です。どんな生活が待ち受けているか?とりあえず小笠原の生活を綴って見ようと思います。

大晦日

2006-12-31 18:20:08 | Weblog
昨夜、内地に行っている妻から荷物が届いた。これがばかでかいダンボールで、アパートの入り口から動かせないほどの重さ。やっとの事で部屋まで引き入れたが、荷物の整理は翌朝に。

6時半から唯一行きつけのバー、ヤンキータウンの忘年会にお声が掛かっており、そちらを優先。忘年会は、バーベキューにライブもあり大変な盛り上がり。通りかかった観光客も巻き込んで果てしなく続きそうな勢い。おじさんは12時頃早引きさせてもらいました。

さて今日はもう大晦日。あっと言う間の1年と言う感じ、昨年の今頃の事を思うと、現在の状況は上々と言う所かな。何とか新天地小笠原で新年を迎えられそうである。

まずは昨日の妻からのプレゼント?の整理。「荷物は適当にしまっといて」と言う妻に「OK任せとけ」とは言った物の、唯でさえ狭い我家、収納スペースの荷物を一旦引っ張り出し、改めて送られてきた品物を収納。何とか収めきったが、2時間近く掛かってしまった。

天気はドンとより曇り空、唯、風は治まっている。今年最後のチャンス、シマアジを狙って青灯へ。時間も遅くなり満員なら諦めようと思って行ったのだが、ラッキーにもシモやんの隣が一つ空いていた。青灯の定員は6名、釣キチは多いからネ。

「隣でやらせてもらいまーす」と言う僕に「どうぞどうぞ、だけど全然だよ」とシモやん。今日は全くダメのようだ。とりあえずシマアジ狙いでオキアミの餌釣り。

おりしも沖合いには客船の‘いしかり’がゆっくりと入港してきて沖止めするところ。シモやんは「去年観光船が入ってきた時、シマアジ釣れたんだよなー」と期待を持たせる一言。

しかし今日は全くダメだった。シマアジどころかムロやアイッパラもさっぱり。沖止めした‘いしかり’の観光客を運ぶ通船が何度も目の前を行き交い、魚もビックリしてどこかへ行ってしまったのかもね。シマアジは新年のお楽しみと言う事に、来年の目標が早くも決まった。

今日はこれから海洋センターで年越しのお誘いが掛かっており、お出かけ。賑やかな大晦日になりそうである。

ブログを覗きに来て下さっている皆さん、今年1年お付き合い頂いて有難うございました。どうか良いお年をお迎え下さい。又来年も宜しく御願いいたします。

写真は、二見港に沖止めした‘いしかり’

958名来島

2006-12-30 14:04:37 | Weblog
昨夜は夕食後、スタジオセッションにお邪魔。我家から数分、夜明け道路途中にある防災倉庫の奥にスタジオ?があり、海洋センターのアブさん、泳ぎ釣り名人のカンちゃんが、島の人とセッションすると言うので聴きに行った。

アブさんはギターにボーカル、カンちゃんはドラム、他にベースとギターが2人。曲は全部ビートルズナンバー、しかも懐かしい奴ばかり。おじさんにはピッタリの選曲で、中学の頃友人宅でレコードに聞き入っていた頃を思い出した。

それにしてもカンちゃんは、泳ぎ釣り名人だけでなくドラムもこなすとはビックリ。

さて晦日の今日はまず大掃除。ソファーの後ろから籐のカーペット裏など普段は手をつけていない所を念入りに、たまにはやらないとね。一人暮らしのうちに部屋が汚れると妻に怒られるからネ。まあ冗談はさておき、小笠原での初の新年くらい気持ちよく迎えたいと言う事。

正直に白状すると、天気がもう一。昨日よりは落ちたとは言え、相変わらず北寄りの風が強く、しかもドンヨリした曇り空でいかにも寒そう。こんな日はとりあえずお掃除でもと言うことになっただけ。

掃除を終え釣り場覗き方々、オガマルをお迎えに。防災小笠原の島内放送によれば、本日のオガマル958名の乗船客を乗せ、定刻よりわずか40分遅れの12時10分入港予定との事。あの強風の中流石オガマル、本当に頼りになる船である。北風と言う事で、うねりは高くても追い風と言うことが幸いしたのかもしれない。

アパートの隣人、素潜り、星空、ウクレレガイドのヨッシーも、凄いねと感心していた。ところでそのヨッシー、このほどSinging Whaleと言うウクレレソロ演奏のアルバムを制作と彼のブログにあり、早速購入を申し出ると、何と僕が購入第一号との事。ラッキー、光栄ですな。

さてお正月便のオガマルは12時過ぎにちゃんとやって来ました。別に待ち人がある訳ではないのだが、船待ちの2階デッキから958名の乗船客をお出迎え。(僕も暇だね)今日は当然の如くタラップが二ヶ所にかけられ次々に乗船客が出てくる。それでも全員が下船するまで20分以上かかっていた。

懐かしい出会いや、初の小笠原で、出迎えのお宿の看板を不安そうに探す顔、色々な表情があり、目的の無いお出迎えも結構楽しい物だ。

この便は通常より1日長い4泊、正月3日の出航までそれぞれの小笠原を楽しんでください。

外を見れば相変わらずの曇り空。先ほどは一時日もさしてたんだけど、こんな日は又ジョギングかな。

写真は本日の二見桟橋。

大荒れの年末

2006-12-29 17:17:06 | Weblog
昨夜はヤグッチャンの放蕩を頂いた後、久し振りにヤンキータウンで一杯。11月に息子の風太と行って以来2ヶ月近くのご無沙汰。時間の経過と共にお客さんが増え、釣り談義に花が咲き、気が付けば12時を回っていた。おじさんが退散する頃にはカウンターは満席、ボックス席にもお客さんがチラホラ、流石年末。

さていよいよ今日から7連休の始まり、昨日のアルコールがやや残り気味、7時過ぎまで朝寝坊。天気はいいのだが北よりの風が強い。この風向きでは前浜でのウインドは風が回ってしまい不可。

青灯での釣りを選択、シマアジ狙いだ。しかし青灯は予想以上の強風とウネリで、水飛沫がかかるほどの荒れ模様。せっかく来たのだからと釣り糸を垂れるが、ブローでは体があおられてまともに立ってられないほど。時間と共に潮も満ちてきて、大きなうウネリでは再三水をかぶり、びしょ濡れ。これじゃ釣りにならない、諦めて退散。

こんな日は走るしかないネ。午後はコペペまでジョギング。相変わらず風が強く、途中何箇所かあるトンネルの中では体が前に進まない。扇裏はグシャグシャの波、以前ウインドサーフィンを楽しんでいた千葉、検見川の浜の南西ドン吹きの海を思わず思い出していた。

久し振りのコペペもものすごいウネリ、海はどこも大荒れ。そういえば青灯で偶然会った小学校の先生が、今日ダイヴィングの予定が海況が悪くてキャンセルになったと残念がっていた。

明日は、年末年始を小笠原で過ごす満員の観光客を乗せてオガマルが入港予定だが、この調子だと遅れるかもしれない。今頃は相当揺れているんだろうな。やっとの思いでやって来て、海が悪くツアーがキャンセルじゃお客さんも、観光業者さんも可哀相だ。何とか風が治まってくれればいいのだが。

写真は我家の裏の風景、空は本当に青いのだが、とにかく風が強い。

御用納め

2006-12-28 18:48:21 | Weblog
小学校の仕事は今日まで。御用納めの朝は好天に恵まれ、出勤前に6時15分からの早朝フリスビークラブ?へ参加。

今日は集まりが非常によく、即試合が始まった。フリスビーをパスし合いながら、地面に落とさず相手の陣地内で受け取ればゴール。フリスビーを持って歩いてはいけない。いたって簡単なゲームだが、これが結構疲れる。出勤前に大汗を掻いて小学校へ。

7月に小学校で仕事を始め、振り返ればあっと言う間の6ヶ月だったが、何とか年の瀬を迎えられそうだ。唯でさえ仕事の無い小笠原、しかも50歳を越えたオッサンが職に就けるなんて、本当に感謝して働かなければ。

今日は校長室や職員室にワックス掛けをして、用務員の僕にとっては御用納めらしい一日。皆さんに暮のご挨拶をして本年最後のお仕事は無事終了。

ところで昼休みは青灯を覗いてみたが、久し振りにパイプのオジサンが釣り糸を垂れていた。見物している間にアイッパラ2本を釣り上げた。明日からの正月休み、釣りもいいね。お天気しだいだけど、この休みの間に是非シマアジをゲットしたいものだ。

さて晩飯にしますか、先ほど妻の職場の同僚ヤグッチャンが出来たて熱々の放蕩を届けてくれた、皆さんに感謝感謝である。ヤグッチャンいただきまーす。

写真は青灯から夜明け山方面、今日は夏のような日差しだった。

荒れ模様

2006-12-27 18:40:19 | Weblog
昨日はブログ投稿の後、ジョギング。前夜クリスマスパーティーでお世話になったケロねえの山小屋まで行ってみた。

我家から約30分、最後のオフロードは雨でぬかるんでおりシューズはどろどろ。昼間でさえ足を踏み外しそうな木製の階段を下りると、予想通り居候のカンタがベランダでマッタリしていた。「雨でもここでのんびりしていると最高ス」とカンタ。確かに星空も良かったが、雨に濡れた木々に囲まれチェアーでコーヒーなんてのも悪くないね。

それにしても昼間じっくり見ると、ベランダの状況はかなり来ており、昨夜よく足を踏み外さなかったと感心するほど。前面改修はかなり大変だろうが、本当に素敵な空間なのでもったいない。

カンタからコーヒーを勧められたが、長居すると足が動かなくなりそうなので、又次回と言う事で失礼する。

雨脚はだんだんひどくなり午後は土砂降りの雨と強風。そんな中オガマル出航の汽笛が聞こえてきた。この航海は大変そうだ、夜のニュースでは、伊豆七島方面の東海汽船は全便欠航を告げていた。

そして本日、気温は高いのだが風が凄い。小学校へ向かう自転車が全然進まないほど。学校も冬季休業中で閑散としている、何人かの先生方も昨日のオガマルに乗っているはずだが、きっと辛い航海になっていることだろう。

昼休みは前浜でランチ、今日は強風の影響で西からのウネリが入っているのだろう、前浜でもかなりのショアブレーク、そして浜は閑散としている、嵐の前の静けさと言う奴。今日竹芝入港予定のオガマルは、満員の乗船客を乗せ30日に入港して来る。小笠原が一気に賑やかになるネ。

そんな訳でオガマルはよほどの事が無ければ欠航しないようだ。先ほど小笠原海運のホームページ覗いて見たら、6時半竹芝入港予定と出ていた。流石オガマル、大荒れの天候の中わずか3時間遅れだ。今頃丁度接岸しているのだろうか、皆様お疲れ様でした。

写真は本日の前浜のショアブレーク。