まこちゃん日記

まこちゃんのピンポン日記です。

9月19日(月) ピンポンレッスン日に思う!

2016-09-19 18:33:12 | Weblog

              『 雲の向こうに槍ヶ岳 』  

                    森川雅昭さん 撮影  7月


         朝から梅雨のように小雨が振ったり止んだり、空には厚い雲が立ちこめている。
         又台風が近づいていると言うが大したことがなければ良いのだが。

         今日は08人が参加。歯の治療が長くなっていた須田さんも久し振りに、遠藤さんも
         すっかり元のようだし、いつもの賑わいに戻って活気に溢れて居て何より嬉しいことだ。
         まり子さんは多分グルメ旅行だろう、夏場の気管支炎で大事を取った前迫さんのお二人が
         お休みだったのが残念だったが……
         遠藤さんから、会からの入院見舞いのお返しとしてボール2ダースも頂く。
         新しい球で又しばらく気持ちよく練習をすることになりそうだ。

         先生も元気にお顔を見せた。五輪の活躍の勢でピンポン人口も増えてお忙しくなったようだ。
         大いに結構なことだ。選手養成、若い才能の発掘とその育成も大事だけれど、趣味でやる
         一般愛好者の増加拡大も大切だ。卓球界の底辺の拡大、裾野が広がらなくては真に強くは
         なれないからだ。

         よく比較されることに、14億人から選ばれたエリートと1億人からのそれとは大きな差が
         あると言うことである。実際には卓球人口の違いとか、社会体制の違い、設備とか体格の差
         など色々あるが、単純に考えると大勢から選ばれた人材の方が少数からよりも優れているのは
         確率から言っても当然のことだろう。

         今、五輪の余韻を上手く利用して設備や体制を、そしてシステムを整え、刺激を受けた若い人達や
         それを支える中高年達で、大きな卓球社会を作って盛り上がることを期待する。

         毎度の事ながら先生の球を打つのは気持ちが良い。回転が良いからなのか、弾むような気がして、
         打った時の音も感触も快い。
         いつも同じ所に同じような球質で返ってくるからか、自分までが上手になった錯覚におちいる。
         これを契機に一日中気持ちよくピンポンが出来る。

         昔は毎回毎回、自分自身で進歩を自覚できたし、新しいことを覚えたりで楽しかったものだが、
         今ではその種の楽しさ、気分を味わえることは滅多にない。これは何か他の趣味でも、習い事でも
         何事でも同様のことらしい。

         ピンポンを始めた以前から絵(水彩画)をやっていたが、最初はまことに新鮮で、習うこと自体が
         楽しく、成る程と感心し驚くことばかりだった。
         段々進歩したり、先生に誉められたり、グループの雰囲気も良く、毎回が楽しみだった思い出がある。
         しかし数年すると、上達は見えなく感じなくなり、全てに新鮮さ目新しさがなくなり、意欲は萎えて
         マンネリや惰性だけで辛うじて続けている色合いが強くなってしまう。

         それと同じでピンポンも、もちろん壁に当たると言うほどの上達ではないけれど、己の運動神経、
         体力、センス、意欲の限界というものなのか、もはや上達も新鮮な喜びもなく、ごたぶんにもれず
         マンネリと惰性で、ただ散歩や運動の代わりにやっているという意識に支配されているような気が
         している。

         しかし先生とのレッスンの日は、何やら昔のあの新鮮な喜びを感じた時のような気分を久しぶりに感じる。
         この感覚が次回のレッスン日まで続かないのが悩ましいところだけれど。

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