玉川上水をブラブラ歩く

2014年5月11日ブログを開設。
日常のよしなしごとを記す。

次女の結婚 その2

2015年05月11日 | 日記
次女の結婚が決まった時、私は家内に自分の意向を伝えた。つまり家内から以下を次女に伝えるように言った。
 1)バージンロードを2人で歩くことは御免蒙る
 2)式の最後に両親に花束を渡したり、新婦がお礼の手紙を読み上げるなどはみっともないので
   止めること
 3)その代わりに、新郎新婦がそれぞれ、来賓の方々にお礼の言葉を述べること

ところが、私の希望はことごとく無視された。婿ドノは結婚式を挙げないという。それは困る。私の兄妹を
呼ぶことが出来ない。それに婿ドノのご両親も「普通の結婚式」を望んでおられた。一方、次女は
結婚式には全く拘っていないという。
いろんなやり取りがあって結局、ホテルで極く身近な親族だけで式を挙げることになった。
しかもバージンロードだけは、婿ドノの強い希望でやらざるを得なくなった。トホホ

私の兄、妹、弟の子供たちの結婚式には私たち夫婦も呼ばれている。ところが次女の結婚式では、私は
兄妹を呼ぶことができない。私はお詫びの電話をかけた。 先ず大阪に住む妹。妹は残念だという口振りながら
理解を示してくれた。ひと安心。次は田舎に住む弟。弟は「今はそういう時代やろ」とすぐ了解。兄は5年前に亡くなって
いるので嫂に電話。次女が結婚することになったと告げた途端、嫂は「ゴメン、私は出られへんわ」との回答。
気が抜けてしまった。私の気持ちだけが空回りしているのか? ただ、兄妹に対して申し訳ないという気持ちは強く、
お詫びの手紙を書いて出した。

私の希望は何一つ叶わなかった結婚式だったが、実は非常にいい結婚式だった。
我が家からは、私たち夫婦、長女、本人の4名だけ。先方はご両親、お姉さん、本人、弟さん一家、それに父方の
祖母の9人。気が張ることは何も無く、美味しい食事と会話を楽しむことが出来た。先方の御家族の一人ひとりと
色々と話が出来たのが本当に良かった。
驚いたのは婿ドノの96才のおばあさん。姫路からただ一人で新幹線で東京駅まで来られた由。兎に角よく話し、
出た食事はすべて完食されたのには驚いた。

次女の結婚式は終わった。 次は一日も早く長女に結婚して欲しい。