Kポアイドルで妄想小説書いてみる@すうぇん

宣言しますが2016年の新人BGの推しはKNKとSF9です。笑

VIXX連載小説 [Someday] 第12話

2016年10月13日 | VIXX小説


何かに追いかけられているような、逃げても逃げても背後からの足音が聞こえてくるような、そんな焦燥感に駆られた夢でウォンシクは目覚めた。
自分のベッドではない感触、着慣れないパジャマの締付感に、小さく唸り声を上げながら身体を起こすと、鈍い頭痛に襲われウォンシクは固まった。
視線だけを動かし、ぼんやりとここがどこなのかを考えてみる。初めて見る光景でもない。
が、ホンビンの部屋でもない。
あてにならない視覚よりも、鋭敏な嗅覚に頼る。すると瞬時に、ウォンシクが常に包まれていたいと熱望しているジェファンの香水の香りを微かに感じた。

「えっ?」

思わずウォンシクは声を上げて飛び起きた。びっくりするほど似合わないパジャマに再度愕然とし、奥のベッドで片脚をぶらんとベッドから落として死んだように眠るジェファンを見て、しばらく呆然とそこに立ち竦んでいた。

「・・・・・兄さん・・・・・?」

ウォンシクは恐る恐るベッドに近づく。ジェファンが自分と同じようなパジャマを着ていることに気付いて、内心少し嬉しくなっている。
微かに唇を開いて熟睡しているジェファンの寝顔を、ウォンシクは黙って見つめた。
何で俺はここにいるんだ?どうやってここに来たのか、全く思い出せない・・・
ジェファンの寝顔を凝視しながらも、ウォンシクは昨夜の記憶を必死に辿ろうとするが、ホンビンの部屋を出た後からが、ばっさりと抜け落ちていた。

「兄さん・・・。」

ウォンシクがもう一度そう言って、ジェファンの肩をそっと揺すると、ジェファンがぱちっと目を開けた。そしてものすごい勢いで身体を反転させると、眼鏡を掛けて飛び起きた。

「おお!お、おはよう!」
「ごめん、脅かした?」
「久しぶりにぐっすり眠ったって感じで・・・。お前、大丈夫なのか?」
「え、何が・・・?てか、俺・・・昨夜どうしちゃったんだ?」

ベッドの傍に正座しているウォンシクを尻目に、ジェファンはキッチンへと向かっている。

「こっちが聞きたいよ。土砂降りの中、うちの玄関ドアの前に座り込んでて・・・。泥酔してたんだぞ、焼酎の瓶持ってた。」
「ああ・・・。」

泥酔と聞いて、ウォンシクは少しずつ昨夜の出来事を思い出して来た。ホンビンのマンションを出た後、自分の家に帰るつもりがコンビニで大量の焼酎を購入しそれを飲み干し、前後不覚になりながらたどり着いたのがジェファンのアパートだったのだ。
我ながらもう、混沌とし過ぎで笑うしかなくなってくる。ジェファンの顔が見たいという、本能だけでここに来てしまっていたのだ。

「ゴメン、酔ってたんだな。」
「何かあったのか?あんな泥酔して。」
「いや・・・。」

珈琲を淹れながらジェファンが振り返った。派手についた寝癖に黒縁眼鏡の彼は、漫画から出て来た少年のようだ。いつもパジャマをきっちりと着込んで寝てるのかと思うと、妙にくすぐったい気持ちになり、ウォンシクは俯いて笑いを堪えた。

「何・・・?」
「え?」
「今笑ったろ。」
「兄さんが真面目にパジャマ着て寝る人だったんだ、って思ってさ。」
「お前もそうだろ?」
「俺は半分裸だよ、寝る時は。パジャマ着せられて窮屈で肩凝ってる。」
「脱げ、じゃあ。せっかく着せてやったのに。びしょ濡れで風邪ひいちゃいけないって思って必死で着替えさせたんだからな?」
「ありがと・・・。迷惑掛けてゴメン。」
「珈琲入ったよ。」

ジェファンがそう言ってテーブルの上に、カップを置いた。ウォンシクは頭の片隅にあるホンビンへの罪悪感とどうにか戦いながら、それでも今この瞬間が幸せに思えている。
これが当たり前の日常だったら・・・

ウォンシクの視線の端に、束ねられた段ボールが映る。それを見た瞬間、ジェファンがソウルを離れる気でいることを嫌でも思い出さされた。

「荷造り・・・するのか?」
「え?ああ、あれ。うん・・・どのぐらい必要かわかんないけど一応貰って来たんだ。あんまり荷物増えてないし、いらなくなった物は捨てるしね。」
「本気でソウルから出るの?」

ウォンシクの問いかけに、ジェファンはしばらくコーヒーカップを指で弄っていたが、小さく頷いた。

「何が正解かはわからないけど・・・今のままじゃダメだって思ってるんだ。」
「ソウルにいたって新しい生活は出来るだろ?」
「そうかもしれないけど・・・。とにかく、今その話はいいよ。俺の問題だから。」

ジェファンがそう言って立ち上がろうとした。ウォンシクは咄嗟にその細い手首を掴んだ。ジェファンは勢いよくまた床に座ることになり、びっくりしてウォンシクを見た。

「何だよ、急に。」
「俺は嫌なんだよ。」
「何が・・・。」
「兄さんがソウルを出て行くのは嫌なんだ。」
「そりゃ・・・すぐに会うことは出来ないかもしれないけど、たまにこっちにも遊びに・・・。」
「そういうこと言ってんじゃないっ。」

突然大きな声でウォンシクにそう言われ、ジェファンは言葉を飲み込んでじっとウォンシクを見ている。眼鏡の奥の瞳が、動揺の色を見せた。

「一緒にいて欲しいんだよ、兄さん・・・。」
「どうしたんだよ、ウォンシク・・・。」
「気付けよ・・・俺が兄さんのことどんな風に思ってるか・・・・アンタ鈍すぎるよ・・・。」

泣きそうな声でウォンシクはそう言うと、ジェファンの手首を掴んでいた手をゆっくりと解いて、今度は指をぎゅっと掴んだ。そしてそっと指を絡ませていく。

「好きなんだよ、俺・・・。兄さんのこと。」
「好きってどういう・・・。」
「愛してる、って言えばいいのか?何回でも言ってやるよ、愛してる。だから、遠くに行くなんて言うなよ。」
「待て、ちょっと待て、お前・・・ホンビンと・・・。」

ジェファンが慌てたようにウォンシクの指から逃れて手を引っ込めた。状況が上手く飲み込めないでいるのか、やたらと目をしばたたかせている。

「ホンビンと付き合ってるんだろ?」
「確かに・・・そうだけど、でも本当は兄さんのことが好きだったんだ、アイツと付き合う前からずっと。」
「だったら何でホンビンと付き合うんだよ。」
「ホンビンは、俺の気持ち知ってて、それでもいいって・・・。」

ウォンシクの言葉に、ジェファンは急に顔を強張らせた。

「俺には理解出来ない。そんなふうに、いい加減な気持ちで恋愛なんて・・・俺はする気ないから。」
「兄さん・・・。」
「お前の気持ちはわかったけど・・・。俺はそれに答えること出来ないよ・・・今。」

ジェファンは真面目な表情でそう言うと、再びキッチンに立った。ウォンシクは唇を噛んでじっと冷めた珈琲を見つめた。予想通りだった。でもやっぱり辛い。
言わなきゃ良かった・・・。
ウォンシクは俯いて、ただジェファンが無言のまま生み出している生活音を、虚しく聞くしかなかった。

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久々に受けた大学の講義だったが、興味が湧かないうえに単位を落としかけているため、教授に呼び出され留年を仄めかされたホンビンは、絵に描いたような自暴自棄な気分で久しぶりに以前の上客に連絡をした。
久しぶりだからといつもより高級なホテルを取ってくれた客に、ホンビンは我を忘れる程奉仕した。
行為の後、ベッドサイドに置かれた紙幣数枚に見向きもせずに、ホンビンはバスルームに駆けこんだ。シャワーに打たれながら、真っ白な肌が赤くなるほどスポンジで全身を擦った。
情けなくて、声を上げて泣いたが、水音に掻き消されてやがて自分にも聴こえなくなる。
あの夜静かに部屋を出て行ったウォンシクには、連絡を取っていない。
あの時のウォンシクが明らかに普通じゃなかったことは気付いていた。気付いたからこそ、連絡するのが怖い、そう思った。
現にウォンシクからもメールの1つも無かった。いつもなら、逢わなくても毎晩『おやすみ』と一言だけでも送ってくれたのに、だ。

バスローブに身を包み、ホンビンはバスルームを出た。部屋には人の気配はなく、さっきまでの淫靡な空気が嘘のようだった。
窓ガラスにゆっくりと近づくと、ホンビンは階下を見下ろした。ビル群の小さな明かりが星のように瞬いている。
窓際に腰掛け、ホンビンはスマートフォンを手にした。サンヒョクの番号を呼び出す。
数回の呼び出し音の後、籠ったようなサンヒョクの声が聴こえた。

『もしもし?』
「サンヒョク・・・・俺だよ。」
『どうしたんですか、こんな時間に。』
「寝てた?」
『いえ・・・レポートをまとめてましたけど・・・。』
「ああ、そう。今から出てこない?」
『ええ?今から・・・?無理ですよ、僕寮ですから・・・。門限過ぎてます。』
「門限?何時なの?」
『0時です。』
「ははっ、シンデレラみたいじゃん。」
『・・・ですね。』
「門限なんて破るためにあるんじゃないのか?ちゃんと守るなんて子供だな、キミ。」
『子供じゃないです。』
「子供だよ。あ、違うな、ガキだ、ガキ。ガキんちょだよ。」
『どこなんですか。』
「え?何?来るつもり?」
『どこですか。』
「ロッテホテルの3801号室。一応言っとくよ。どうせ来れないだろうけど。じゃあな、ガキんちょシンデレラ。」

ホンビンはそう言いながら少し楽しくなってベッドに転がって笑った。電話はとっくに切れていた。
勝手に向こうから切ったことにムッとしながら、スマートフォンをベッドにポンと放ると、ホンビンは備え付けの冷蔵庫から缶ビールを取り出し、開けた。
渇いた喉と身体に一瞬で沁み込んでいくアルコールの苦さを感じながら、またベッドに腰掛ける。視線の先にある紙幣を見つめていると、不意にウォンシクの姿が頭を過る。
『自分のことを大切にしろよ。』
いつも言われた言葉だ。それを守れば愛が得られると一瞬錯覚していた自分を嘲笑いたくなる。結局俺はこういう人間なんだ、と卑屈な想いが沸き起こる。
ホンビンは残りの缶ビールを一気に飲み干すと、空になった缶を壁に投げつけた。軽い音を立てて床に転がる缶を見ながら、自分の心とシンクロしていることに虚しくなって、そのまま身体を横たえた。

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年齢の割に冷静で理論的だと思っていたが、そんな自分が珍しく腹立たしさを覚えスマートフォンを一方的に切ってしまったことにサンヒョクは驚いていた。
しかし次の瞬間、ホンビンに場所を聞いたもののいったいどうやってここを抜け出せばいいのか、と途方に暮れた。
寮の表玄関はとうに施錠されている。玄関の入り口ドアのセンサーは、時間外に開閉すると大学のセキュリティーシステムにデータが保存されることになっている。
以前に先輩が門限を過ぎて、夜中に買い物に出ただけで、寮監から後日大目玉を食らって停学処分となったことを思い出した。

「落ち着け、ハン・サンヒョク。」

サンヒョクは胸に手を当ててそう呟くと、ふと窓に視線を移した。ここは2階だ。窓から抜け出せなくもない。サンヒョクは、表玄関に靴を取りに行くため、そっと部屋のドアを開けた。ずっと優等生だった自分が、どうしてこんな規律に反しようとしているのか・・・
少しのスリルと大きな後悔に包まれて、サンヒョクは下駄箱からスニーカーを取り出した。
そそくさと部屋に戻り、窓を静かに開ける。窓枠を乗り越えながら靴を履き、財布とスマートフォンだけをポケットに捻じ込んでサンヒョクは飛び降りた。
着地の瞬間、少し足を挫いたが、そんなことを気にしている余裕もない。
サンヒョクは、一刻も早く寮の敷地内から出ようと、走り出した。

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地下鉄の乙支路入り口駅を出ると、すぐロッテホテルが聳え立っている。
サンヒョクは途中のコンビニで水を買い、高級そうなそのホテルを見上げながら水を流し込んだ。ホテルのロビーに足を踏み入れると、数人のホテルスタッフと視線が合ったが、サンヒョクは足早にエレベーターに乗り込む。
こんな普段着のような服装で来ちゃ行けなかったかもしれない、サンヒョクは急に恥ずかしくなって何度も行き先階数ボタンを押してしまう。
エレベーターを降りて柔らかな絨毯を踏みしめながら、ホンビンが電話で伝えて来た部屋番号を探した。


ピンポン。

何かのチャイムが微かに聴こえているな、とベッドの上でうとうとしていたホンビンは、ゆっくりと目を開けてベッドの傍の時計を見た。2時を少し過ぎたところだった。
本格的に眠ってしまおうかと毛布を捲った時、もう一度ピンポンとチャイムが鳴った。
ホンビンはだるそうにベッドを降りて、ドアを開ける。
息を切らしたサンヒョクが立っている。どれだけ急いで来たのだろう、額から幾筋も汗が流れていた。

「サンヒョク・・・。」
「来ましたよ、ちゃんと。」
「本当に来たんだ?寮抜け出して大丈夫なのか?」
「窓から飛び降りて来ました。」
「結構やるじゃん。」

ホンビンはニヤニヤしながらサンヒョクを部屋に促した。少し緊張した顔をして黙って部屋の隅に立っているサンヒョクに、ホンビンは声を掛けた。

「こんな綺麗なホテル、来たことある?」
「ないです・・・。」
「どうして俺がここにいるかわかる?」
「いえ・・・。」

ホンビンは、ベッドに腰掛け掌ですうっとシーツを撫でた。

「さっきまでここで、中年のオヤジに抱かれてたんだよ。」

ホンビンの言葉に、サンヒョクは何も答えなかった。反応のないことが面白くないホンビンは、更に続けた。


「想像してみろよ。俺がここでどんなふうにしてたか。ガキだからわかんないか?」

ホンビンはそう言いながらサンヒョクのすぐ傍まで歩み寄った。サンヒョクは思わず一歩後ずさる。汗がなかなか引かずに、更に顎から滴り落ちた。

「そんなに汗だくになるぐらい急いで来たのか。ホテルに来い、って夜中言われてリスク犯してまで飛んできたってことは、やっぱりお前も望んでるのか?俺とセフレにでもなりたいって?」
「やめてください。」

ホンビンはサンヒョクの耳から肩にかけてを掌で静かに撫でた。

「俺はいいよ?お前がそうしたいなら。せっかくここまで来たんだ、このまま帰るのももったいないよな?そもそも・・・前にも否定はしてたけど最初からそのつもりだったんだろ?って。俺に変な手紙なんか書いて渡して来た時から。」
「違うっ!」

サンヒョクがそう叫んでホンビンの手を払いのけた。ホンビンは呆れたように笑っている。

「別に恥じることでもないんじゃないか?自分に正直になってみれば?子供だ、ガキだ、って言ったら怒るんだろ?嫌なんだろ?そうやって子供扱いされんの。」

ホンビンの手がサンヒョクの腰の辺りに回された。その瞬間、ホンビンの身体は強い力でベッドに弾き飛ばされた。軽く身体をバウンドさせて、ホンビンはバスローブ姿のままベッドに仰向けになり、じっとサンヒョクを見ている。

「どうすんだよ、このあと・・・。」

低く冷たい声がホテルの部屋に響いた。ぞっとするぐらい、心のない抜け殻のような声だった。サンヒョクはホンビンの両肩のすぐ横に手を置くように覆いかぶさる。そして、じっとホンビンを見つめた。丸く黒い瞳で自分を見上げているその表情が、一瞬悲しそうに歪んだ気がする。
あと1㎝で唇が触れ合うというところまで顔を近づけたサンヒョクは、ふっと顔を反らしてベッドの端に腰掛けた。

「僕は・・・ホンビンさんの身体じゃなくて、心が欲しいです。」
「・・・え?」

消えそうな声で呟いたサンヒョクの言葉に、ホンビンは不思議そうな表情で身体を起こした。

「あなたを心の底から笑顔にしてあげたいんです・・・。いつも寂しそうで幸せに飢えてる目をしているから・・・。」

幸せに飢えている・・・サンヒョクの口から発せられた言葉は、ホンビンの胸をえぐるように突き刺さった。まさにそうだ、渇望だ。愛や幸せをこんなにも欲しているのに、いつも与えられるのは別の感情ばかり。愛なんて信じない、心なんて捨てて来た、そう思い込めば込むほど、それが欲しくて仕方なくなる。

「ウォンシクさんと何かあったんですね。」

サンヒョクは少し背中を丸めたような姿勢で、ちらりとホンビンの方に視線を送った。

「自分で決めたことなのに、それに苦しんでるってバカだよね。」

ホンビンはそう呟いて、ヘッドボードに背中を凭せ掛けた。

「他に好きな人がいてもいいから俺と付き合おう、って言いだしたの自分なのにさ・・・1日1日アイツのこと好きになって行くのに、向こうは毎日少しずつ離れて行くんだ。俺といても心の中ではいつも別の人のこと考えてるんだ。目の前に俺はいるのに・・・見えてないんだ、アイツの目には。優しいヤツだから、はっきり言えなくて苦しんでると思う・・・最初からわかってることなんだから、って言い聞かせてるんだお互い。でも、俺はちょっとでも夢見ちゃうんだよ・・・・ホント馬鹿だ。」

ホンビンの声が微かに震えた。サンヒョクは何も言わず俯いている。

「サンヒョク・・・ごめんな。」
「何ですか・・・。」
「侮辱するようなこと・・・いっぱい言ったからさ。」
「大丈夫です・・・。」
「俺なんかよりキミの方がずっと大人なのにね。」
「僕、ホンビンさんに何をしてあげられるんでしょうか・・・。」
「充分だよ。今、ここにいてくれるのが嬉しいよ。今夜とても1人でいられる心境じゃなかったから・・・・。サンヒョクがいてくれて良かった・・・。」

どこか毒の抜けたような、穏やかな声でホンビンが言う。しかし溢れそうな涙を必死で堪えているのが、ぎゅっと力を籠めて握っている両方の拳でわかる。
サンヒョクは黙ってその手を、自分の大きな手で包み込んだ。想像したよりずっとホンビンの手が冷たくて、サンヒョクは胸が痛んだ。

「僕はいつも傍にいます・・・。」

嘘でも冗談でもその場限りの常套句だとしても、今のホンビンには嬉しかった。
口を開けばもう涙が零れそうで、ホンビンはただじっと、サンヒョクが与えてくれる優しい時間に包まれていた。




つづく


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【後記】

小説だけは定期的に(?)書いてはいたものの、正直VIXXは[奇跡]あたりから段々追わなくなってました。
まあ、他のグループを追うのが忙しかったのもありますが。笑
でも、小説を書き続けるにあたってどうしても妄想材料が必要となり(笑)、動画を巡ったり色々・・・やるわけですが、
何年たっても、VIXXって変わらないですよね、雰囲気が。
グループの雰囲気というか、コンセプトがしっかりしてるからか、やってることにブレがないですね。
デビュー時から比べると若干垢抜けた以外は、本当にちゃんとしたグループだと思います。
ちゃんとした、ってオイ上から目線だな、って気もしますが(笑)ホント、この人達にはそんな言葉しか出ません。
賑やかで清潔感があって誠実で見た目も洗練されててちゃんとアイドルで・・・
正直アイドルの中には、「そんな可愛い子ぶったって裏では女と遊びまわってんだろ、コラ。」って男子もいるんですよ。
でもVIXXって何かそんな雰囲気微塵も感じさせない気がします。事務所が徹底してんのかな、本人達が意識的にそうしてるのかな。
自己プロデュースが巧いのかな、全員が。
何が言いたいのかというと、VIXXはすごいということです。笑 ←雑だよ
いつ見てもこの子達いいなと思えるし、色褪せないし、がっかりしない。
なかなかいないんですよ、こういったアイドルは。
雑食で色々なグループをつまみ食いするからこそ気付くことなのかもしれませんね。←移り気を肯定すな

とりあえず、作者は現在[憂いのイ・ジェファン祭り]だということだけお知らせしておきますwww
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8 コメント

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主さまーーーーー! (月下美人)
2016-10-14 01:15:03
いやもう、ホントこの胸の高鳴りどうしてくれう(笑)イ・ジェファーーーン!(//∇//)
いい奴だよ…どうなることかと思ったけど(T_T)主さま…大好きです(笑)主さまの書くお話、本当に心にグッときます!そしてひょっ君!バブオッパのくせにぃぃぃぃ(笑)
自暴自棄になったお豆を救えるのは、最強マンネの裏ボス、ハン・サンヒョクしかいない!なんて思っちゃいました。ちょっと前の『おんしく手を離すな』キャンペーンはどっかいってしまったよ、おんしく…お前、マジで…ちゃんとしろ!っと突っ込んでしまいましたよぉ(T_T)

ああ、楽しい(笑)今日はちょっと凹む事もあったけど、帳消し?いや、テンションMAXになるくらい楽しめましたぁ(//∇//)ほんと、ありがとうございます!

私、他サイトでレオエンを書いてるのですが、主さまの物語に凄くやる気をもらっちゃいました!私もこんな風に心がギューン!と持ってかれるようなお話を書けるよう頑張ります!(≧∇≦)くぅ~

また是非是非遊びに来ますね♪あ~次回が楽しみです!(//艸//)

あ、私はerror辺りから沼にハマったVIXXペンなのですが、本当に彼らは徹底してますよねぇ。アイドルとはこうであるべき!みたいな基礎みたいなのが、ちゃんとあって決してブレないというか。特にえねねんはそれが顕著な気がします。彼女がもし、いたとしても絶対にペンをがっかりさせない…そんな感じがする。まぁ、そうならいいな、という私の希望ですが(笑)というか、彼女いてもいい気がする(///ω///)あの歳で彼女がいないなんて可哀想過ぎる(笑)『変化するけど変わらないVIXX』を貫く彼等が凄く好きです(≧∇≦)
これからもVIXX同様、主さまを精一杯応援します♪更新、ありがとうございました!
胸がキューンと!!! (cherry)
2016-10-14 05:52:16
せつ・な・い・・。
まずおんしくの告白のとこでキュンとして、
豆が可哀想で(恐れていたウリを・・また・・)切なくて、ヒョギがいてくれてホッとして・・・
あー、いろんな感情が混ざり合ってます今。
嗚呼・・。腹にズシンとくるこの切なさ・・
(胸じゃないんか)

おんしくだって、豆の手を離せばどうなるかわかってるのにね・・。ケンちゃんはやっぱりいい人だ・・

更新ありがとうございます!!
とっても気になってたので。続きがまた気になります。
やばい泣きそうです・・
豆はずっと孤独で、お金の為と、快楽だけがリアルだったのにヒョギがいてくれることで、心も信じられるようになるのかな・・うう・・やばい・・
今日目が腫れたまま会社・・。

ゆっくり味わって待ってますね!
更新ありがとうございます (テイペン)
2016-10-14 16:39:27
いつも楽しく読ませていただいてます。

切ない・・・全員切ない(T-T)
涙ほろりです。
憂いのイジェファン祭りいいですね!
高まる期待。

今後の更新も正座して待ち構えてます。
当方VIXXペン兼MR.MRペンなので
MR.MR小説も楽しみに待ってます!
バブオッパは酷くオトナだった。 (すうぇん@作者)
2016-10-14 22:05:51

月下美人さん

コメントありがとうございます
深夜に大興奮、本当にテンション上がって良かったです。
作者冥利につきますよー。
バブオッパは私たちの想像を遥か上を行くオトナだと思いますね。彼の懐の深さでどうにか傷ついたお豆を救ってもらいたいと思いますが・・・

おんしく手を離すなキャンペーン(ネーミング秀逸ですな)は早々に終了ですかw おんしくさん、オトナなのかと思いきや結構後先考えず突っ走るタイプだったのかもしれませんね。
凹むような日々も皆で妄想すれば憂さも吹き飛びますよね、きっと。そのお手伝いが少しでも出来て良かったです。楽しいと言ってもらえて、作者としても元気をもらえます。

月下美人さんも創作活動をしてらっしゃるのですね。
コメントの文章の端々にセンスを感じましたが、やはり! レオエンの物語、勢いに乗って楽しく書き続けて下さいね。同じ趣味を持つ者として、僭越ながら応援しています。

『変化するけど変わらないVIXX』まさに!!!
進化、といいましょうか確実に成長はしてるんだけど、根本的な物は彼ら何も変わってないんですよね。
その真面目さが大好きなんですよね・・・。
えねねんはリーダーとして背負っているものが他のメンバより多い分、律してる面も多くありそうですね。
彼の徹底したアイドルっぷりは、U-KISSのケビンくんに通ずるものがあるような気がします。

ファンのおかげで自分の今がある、と簡単に言いながら平気で彼女の存在をSNSで匂わすようなアイドルは数年後もう存在すら忘れられてるようになるんだろうなと思います。←誰、ってわけじゃないですがw
腹は大丈夫ですか。笑 (すうぇん@作者)
2016-10-14 22:32:09

cherryさん

コメントありがとうございます
早朝から色々な感情が沸き起こって、腹に(笑)響いてしまったのですね、本当にすみませんwww
キュンを通り過ぎると、ズシンになるんですね、勉強になります。笑

続きを頑張って考えたいところですが、他のグループも微妙に停滞期で、でも自分の意識はVIXXに集中、みたいな・・・ああ、脳ミソ3つぐらい欲しいなあああ~とか思います。
cherryさんがまた目を腫らして出勤出来るような(←ドSか。)うるうるキュンキュンなお話を書けるように、構想を練ります!←とりあえずここで気合を入れてみる

ホンビンとおんしくさんは自分の気持ちにどう折り合いをつけていくのか、ジェファンさんは今後もがちがちの堅物で行くのか、ヒョギくんはどんなふうにホンビンと距離を縮めて行くのか、色々楽しみですねえ。←他人事か、はよ書け

皆さんがそれぞれの楽しみ方でお話を味わいながら待ってて下さるので嬉しいです
あらゆる祭りが始まります。 (すうぇん@作者)
2016-10-14 22:44:12

テイペンさん

コメントありがとうございます
いつも読んで頂いて嬉しいです。

憂いのジェファン祭り、は本当に不意に始まってしまいました。笑 確か前作では後半ほとんど『ウォンシクさん男前祭り』だったような気がします・・・
相変わらず祭ってんなあ、と呆れるばかりです、自分で。

MR.MRの方もサクサク行きたいとこなんですが・・・・
自分が書き始めてるくせに、別々のグループの別々の話を同時進行するのは非常に難しいんだなあと今頃改めて感じております、ハイ。
脳ミソの容量が少ないだけなんですけどねwww
ジンさんロスでせつない昨今ですが、頑張って書いて行きますね。
出た~! (ミカリン)
2016-10-15 08:51:41
あ~やっとサンヒョク登場~
どうしてるかな~と思ってた頃でした(笑)
この前のウォンシクの心の迷いにハラハラして、あんなにジェファンが不憫だと思ってたのに。。。

今度はホンビンが不憫で。。。どうしたらいいんでしょう~私は。。。サンヒョクとりあえず頑張れっ!と思ってます。

この感じ。。。よく高校野球を見ていて負けてる方を応援していて、そのチームが逆転したら、今度はさっきまで勝ってたのに~と思い逆チームを今度は応援しちゃう。。。そんな感じです。

私の住んでる地域は急に寒くなりました。
すうぇんさんもお風邪とお気を付け下さい。
わかります、わかります。笑 (すうぇん@作者)
2016-10-15 12:35:16

ミカリンさん

コメントありがとうございます
あまりにもサンヒョクの存在をないがしろにする作者に
そろそろ全国のヒョギペンさんからクレームが・・・
と危機を感じておりましたので(笑)・・・さあ、そろそろ
最強マンネのターンですよ。←?

高校野球に例えてる感じ、わかりますよー(笑)。
特に高校野球、って何だかもう自分の息子がやってる
も同然な感じで、どっちが負けても可哀想で可哀想で・・・

・・・・って、合ってます?これw 私の主観ですかw
とにかくどっちも可愛くて肩入れしたくなっちゃう、っていう・・・
そんな感じ、ですよね?

私の住む街は南国なので雪も滅多に降らないような
場所ではありますが、なんせ寒さに弱い私は朝晩の
急な冷え込みに既に冬眠の準備に入る勢いです。
どんどん食べて皮下脂肪蓄え・・・・
ミカリンさんも体調管理気を付けて、これから来る
厳しい寒さを乗り切って下さいね。

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