今日は首都圏の辺境・北総監獄(千葉ニュータウン)の印西市にあり、高額運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」(元○○開発鉄道)の印旛日本医大駅から、成田空港へ向けて建設が進められていた空港アクセス新線・成田スカイアクセス(京成成田空港線)が営業開始し、「MAKIKYUのページ」をご覧の皆様方の中には既にこの新線に乗車された方や、これから乗車しようと検討している方も多いかと思います。
MAKIKYUも開業初日となった今日、成田スカイアクセスの新規開業区間などに乗車して来ましたが、成田スカイアクセスの目玉的存在と言える車両が、新規開業区間では国内私鉄最高速度となる160km/hで疾走し、有料特急「スカイライナー」などで使用される(新)AE車です。
(新)AE車は成田スカイアクセスの営業開始以前から、「開発を止めた某鉄道」などで試運転を実施しており、MAKIKYUもその姿を何度も目撃していたもので、営業運転を開始して乗車できる日を待ち望んでいましたが、遂にその日が訪れ、MAKIKYUも運行初日となる今日乗車する事が出来ました。
(新)AE車は成田スカイアクセスの目玉的存在だけに、営業開始前から京成自身が盛んに宣伝していた事や、既に試運転中の姿を何度も目撃していた事もあって、何となく車内の雰囲気も想像できるものでしたが、乗車してみると客室内の座席や、特徴的なドーム形となった天井形状などが、最近の小田急ロマンスカーに良く似ているだけでなく、ブラインドの形状まで最近のロマンスカーを連想させられるモノだったのは驚いたものです。
座席は比較的薄型ながらも「バネックス」と呼ばれる素材を用い、底付き感を軽減していると謳っているだけあり、見た目が似た様な印象を受ける最近の小田急ロマンスカーの座席と比べると、さほど硬さを感じなかったもので、今時の新車らしい電源コンセントの設置箇所も、側面ではなく座席台座だったのも印象的でした。
座席に腰掛けると、シートピッチや足元にも余裕あると感じたもので、その後狭い航空機内(エコノミークラス症候群という言葉などがある様に、酷い空間の代表格と言えます)に押し込められ、様々な事情で空の彼方に飛び立ってしまう方々からは、地に足の付いた乗り物の方が…と感じさせ、空の彼方から舞い戻った方々からは、もう地から足の離れた世界には…と感じさせるにも充分かもしれません。
またホームから車両デッキに足を踏み入れた際は、中部地方の大手私鉄が運行する空港アクセス列車を連想させられる雰囲気を感じたもので、自動放送による案内は東京メトロを連想(この事はAE車に限らず、アクセス特急も同様ですが…)させられるなど、何となく○○線を連想させる様な…という事が幾つもありました。
その中でも最も意外に感じたのは、自動放送による案内の冒頭で流れるチャイムが、元第3セクターの軽快気動車を譲受・改造し、車体外板に板を貼り付けるなど、異色の特急列車として知られるJRのワンマン列車(MAKIKYUは2月にこの列車に乗車しており、その際の様子を取り上げた記事はこちらをクリックして下さい)で用いられているチャイムの一つを短くした様なメロディーだったのは、チャイムなどの作成者が幾ら同一人物(他に関西の某私鉄などにも関与しています)とはいえ驚いたもので、首都圏に居ながらも放送冒頭のチャイムが流れた際には、鬼の洗濯板(JR日南線における絶景ポイントの一つとして知られ、特急列車ではこの景観を楽しめる様に一時停車もあります)の情景などが頭に浮かんだものでした。
こんな事を言ってしまうと、他の鉄道で用いられているモノを色々組み合わせて…という印象を受けてしまうかと思いますが、如何にも国内私鉄最高速度を誇る列車といった雰囲気の外観をはじめ、競合路線とは対象的な藍色を、随所に用いた内装などは非常に特徴的です。
飛行機嫌いのMAKIKYUには余り縁がない話ですが、この車両の存在自体が、成田空港アクセスが今までとは劇的に変化した事を印象付けるのに充分過ぎると感じた程で、外部デザイナーを入れて京成が社運を賭けた車両とも言える(新)AE形は、MAKIKYUが今まで乗車した空港アクセス列車の中で飛び抜けていると感じた、関西ミナミの某大手私鉄特急車を西の横綱に例えるならば、(新)AE形は東の横綱的存在と言っても過言ではないと感じたものでした。
ちなみにMAKIKYUが(新)AE車に乗車したのは、今日開業した成田スカイアクセスを疾走する新しい「スカイライナー」ではなく、新型AE車を既存の京成本線経由で運行する「モーニングライナー」でしたので、成田スカイアクセスの新規開業区間自体はアクセス特急で乗車していますが、国内私鉄最高速度となる160km/hの高速走行は堪能していません。
既存の京成本線は線形が悪い事や、京成初のボルスタレス台車を採用した事も影響してか、曲線走行時に通路を歩いていた時は、足元をすくわれそうになる揺れを感じたのは、比較的好印象を受けた(新)AE形の数少ない難点と感じたものでしたが、(新)AE形は線形の良い成田スカイアクセス線を高速走行するのに最適化した車両と言う事を考えると、この事は致し方ないかもしれません。
また「スカイライナー」は付加価値の大きさや利用層、それに余りに高額過ぎる運賃で悪評名高い「開発を止めた某鉄道」を通過する事などで結構な値段(運賃1200円+特急料金1200円=計2400円:それでも安いと言われる位ですので、競合交通機関の割高さは際立っています)になりますが、「モーニングライナー」は比較的割安な料金(400円)で乗車できます。
MAKIKYUは事前にチケットショップで、京成の株主優待券(「開発を止めた某鉄道」線内で途中下車せずに京成高砂以西〜成田空港間を移動する場合、成田スカイアクセス経由もOKの様です)を800円で押さえていましたので、成田空港〜京成上野間を「スカイライナー」の半値で乗車できたものでした。
「モーニングライナー」や「イブニングライナー」の運転時間帯で、時間に余裕があるならば、京成上野・日暮里〜成田空港間で(新)AE形に乗車する場合、乗り心地を長時間堪能出来て割安なこちらの方が乗り得なのでは…と感じたものでした。
ただ(新)AE形の車両自体は良いとは言え、所用での空港訪問などはともかく、行先故に海外へ足を運ぶ際の手段として乗車する機会が巡ってこない事を願いたいと感じたものですが、こんな事を感じてしまったのはMAKIKYUだけでしょうか?
(お断り)
今回登場した新型スカイライナーは、初代スカイライナー(AE形)と区別するために、記事中では(新)AE形と記しています。
また車内の様子は乗車した際に撮影したものですが、外観写真は営業開始前に試運転中のシーンです。
















小田急ロマンスカーも目じゃないですね。下手するとEXEを超えるかも。
モーニングライナーとイブニングライナーも新AE形なんですか。てっきりシティライナーに使用されるAE100形のまんまとばかり思っていました。
まあなんだかんだ言って東京から成田国際空港に行くのならアクセス特急を勧めたいですね。スカイライナーやシティライナーの方が速くて快適ですがライナー料金が必要ですから。
横浜や多摩地域、埼玉から空港に行くのならスカイライナーを選ぶかも知れないですが、23区から成田までなら有料列車じゃなくても十分行けると思います。そりゃ成田空港も東京から遠いと言っちゃ遠いんですがね。
ただ、さすがに北関東〜成田となると有料の特急を使いたくなりますね。この場合JRの成田エクスプレスとなりそうですが。しかし成田エクスプレスは料金が高すぎます。
P.S.この度私のWebでこのブログをリンクさせて頂きました。これからもよろしくお願い致します。
所で首都圏〜成田空港アクセスの件ですが、今回の成田スカイアクセス開業&新AE車による最高速度160km/hの「スカイライナー」運行開始は、都心〜成田空港間アクセス選択嗣の増加と共に、多少高くても高品質な輸送手段を求める乗客の嗜好にベストマッチで、成田エクスプレスやリムジンバスは、相当な痛手を蒙ると思います。
また多少時間がかかっても、割安な移動手段を求める向きには、既存の京成本線経由特急(特急券不要)が従来通り毎時3本確保され、スカイライナーとは対照的な客層で今も賑わっており、成田スカイアクセス以外の選択嗣も容易に採れる事は評価すべきと感じています。
それに対しアクセス特急やシティライナーは、運転本数が少ない上に、所要時間や運賃面でも中途半端な位置づけにあり、特に後者はこのまま運転を続けられるのか気になる程です。
アクセス特急に関しても、近日中に記事を公開したいと思っていますが、北総監獄など「開発を止めた某鉄道」沿線〜都内or成田空港間の手段としては有用であるものの、この列車は都内〜成田空港間の移動には、個人的には余りオススメできる列車ではないと感じています。
あとモーニングライナー・イブニングライナーはAE100形時代でも設備の割に値頃感があり、まして今は新型AE車充当ですので、運行時間帯に当たれば一押しの列車ですが、これが新AEで運転される話を聞いた時は、こちらも最初随分驚いたものでした。
スカイアクセス線が慣れてくれば、スカイアクセス線周りのモーニング・イブニングライナー誕生も期待したい所です。停車駅は新鎌ヶ谷・千葉ニュータウン中央・印旛日本医大・成田湯川位でしょうか?
新AE形の座席は薄型だけに硬めですが、バネックスという新素材の使用もあり、所要時間の短いスカイライナー程度の乗車であれば、特に問題になる事はなさそうで、逆にアクセス特急の軟らかすぎる他大手私鉄からの乗り入れ車両を何とかして欲しいと感じるものです。
またスカイアクセス線経由のモーニング・イブニングライナーは、成田駅へのアクセスが至便&運賃の高さであまり利用が見込めない成田湯川駅や、成田湯川駅以東の単線区間に運転するのは厳しいかもしれませんが、アクセス特急用車両の様に印旛車両基地での出入庫運用を設定し、京成上野〜印西牧の原or印旛日本医大間で設定するのも良いかと思います。
新AE形の運用本数に限りがあるのならば、北総方面ライナーは性能的にも最高速度120km/hで問題なしですので、車両数に余裕があるシティライナーのAE100形でも良さそうですし…
アクセス特急の利用がいいというのはライナー料金を払わずに済むからそう思ったのですが、どうやらこの考えは短絡的すぎたようです。恐れ入ります。
シティライナーはAE100形による運行ですからしばらく残って欲しいのですが。趣味的には増やして欲しいですけど需要やダイヤグラムの面で無理なんでしょうかね?。
まあAE100形の寿命が尽きるまでシティライナーは残ると思いますがあと10年くらい経ってAE100形が老朽廃車になると廃止されてしまうのでしょうか?。
シティライナーも本線沿線の富裕層(特に京成船橋)の利用は見込めると思うのですが如何でしょう?。
diamond nextさん初めまして。正直私もスカイアクセス経由のモーニングライナー・イブニングライナーは期待できないと思います。こう言っちゃ失礼なのですが成田スカイアクセスは沿線人口が京成本線に比べて遙かに少ないからです。
印旛日本医大前〜空港第2ビルの駅が成田湯川だけと言うだけで沿線が閑散としているのは明らかです。下手に列車種別を設定すると莫大な損失になりかねません。中間駅が少ないのは高速運転を想定してのことかも知れないですが、そもそも沿線が閑散としてないとこの時代にこれほどの新規路線は造れないでしょう。
沿線住民でもないのにこんな生意気言って申し訳ないですが。
アクセス特急に関しては、運賃面に加えて運行本数の少なさも使い勝手の悪い要因で、たまたま来れば都心方面〜成田空港間の1手段にはなりますが、現状では「開発を止めた某鉄道」沿線〜都心方面or成田空港間の列車と見た方が良いと思います。
またシティライナーはスカイライナーの人気振りとは対照的に、ガラガラの列車ばかりを見かけたものですが、船橋停車も都心方面では本数の多いJR快速グリーン車と競合する事で大きな需要は見込めず、都心〜成田空港間でも利用し難い列車になっている事が不振要因かと思います。
利用促進策としては都心〜成田間では割高感を感じる料金の値下げに踏み切ると共に、空港への速達性を重視する必然性がなくなった事から、モーニング・イブニングライナーの様に八千代台や佐倉などに停車させ、JRとは競合しない沿線需要の取り込みを狙うなどの施策に期待したいものです。
あと成田スカイアクセス経由のライナー列車は、先日の新規開業区間を走らせるのは厳しいかと思いますが、印西牧の原駅近くの印旛車両基地を出入庫とする運用を設定し、京成上野〜印西牧の原or印旛日本医大までの列車であれば、北総監獄はそこそこ住民もいます(北総監獄中央では朝ラッシュ時、普通でも1本目は座れない程の列が出来る程です)ので、数本程度の設定があっても良いかもしれません。
ダイヤ改正初日は仕事でしたので行けず翌日曜日にモーニングライナーやイブニングライナーに乗ってみました。AE100形と違って車内チャイムもソフトな音色に変わっていたのは新鮮さ満点でした。そして三連休最後の日に友人と新鎌ヶ谷駅で新スカイライナーやアクセス特急等を撮影している時にその友人曰わくいきなり「スカイライナーに乗ってみたい」と言うので成り行きにもそのまま成田空港に向かい、空港内を徘徊して新スカイライナーに乗ってみましたが、160km/hでの走行は流石ですよね!
こちらはまだスカイライナーには乗車しておらず、この方面へ出向く時は北総監獄に立ち寄ることが多い事を考えると、乗車機会もなかなかなさそうですが、160km/hでの走行は実利面に加え、NEXなど競合交通機関に与えるインパクトも大きいですね。
またモーニングライナーはこちらも乗車し、車内チャイムが海幸山幸テーマ曲の冒頭だったのには、随分驚いたものでしたが、(JRで)日本一遅い特急と(私鉄で)日本一早い特急で作曲者が同一人物とはいえ、こんな所に妙な共通点が存在するのも興味深いものです。