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日記です

Real Page Tuner !

2012-10-28 14:25:14 | 読書
小野不由美さんの十二国記シリーズが新潮文庫から「完全版」で刊行☆
となりまして、講談社版は全て持っているものの
新潮社からは書き下ろしで新作も出るというので…
新潮社版も購入し始めてしまいました。

再び読んでみれば、やっぱり面白いし
以前よりさらに涙もろくなった私には、泣ける

そして王や麒麟の存在・役割をはじめ、この世界の習慣・秩序等々…
本当によく考えられてて、完全に惹きこまれてしまうのね。

早く次の国の話も読みたいけど、いつ出るかな。
我慢して、部屋にある講談社のは読まないゾ。


  

児童書

2011-05-03 21:28:54 | 読書
長い間、読みたいと思っていた本をついに入手!

…といっても新刊とかではなく、
小学生のころに学校の図書室にあって好きだった本。

『ごみすて場の原始人』 C.キング作



ずいぶん懐かしい記憶になってしまったので
物語の顛末は覚えていなかったんだけど
タイトルのとおり、現代のごみ捨て場になぜか原始人が暮らしていて
男の子が偶然その原始人と出会って仲良くなるっていうことと
空き缶をつなげて原始人の住む家?に煙突を作ったというエピソードは覚えてました。

読んでみて…こんな結末だったか、と。
良かった、切ない感じじゃなくて


県立図書館、絶版になった本も見つかるという
新し図書館にはない貴重さ


予約してくれた友にも、ありがとう~

元気のモト

2010-06-26 21:59:15 | 読書
先日図書館で、益田ミリさんの『週末、森で』という本を借りました。
小説じゃなくて、絵とセリフで描かれてるからマンガと呼ぶ?


早川さんは車が当たって、でも都会は駐車場が高いから
田舎に引っ越したという、翻訳を仕事にしてる女性。

その早川さんのお友達のマユミちゃんとせっちゃんは、
週末になると早川さんの家を訪れて、
そこから近い森へと向かい、草木をみながら歩いたり
池でカヤックをしてみたりと自然に触れて帰ってゆくのです。

マユミちゃんとせっちゃんは、日々仕事をするなかで
人間関係などでイラっとしたり、キィっとなったり。
でもそんなとき、森での出来事や、早川さんから聞いた一言を思い出すと
トゲトゲなりかけた気持ちが和らぐのね。
そして、自分の気持ちの持ち方をちょっと変えてみたり…

自分も仕事で「キィっ」となることが多々あり
この本を読むと、自分のことみたいでちょっと反省。
でも私も癒されたいんです~。
どこかで。何かに。

早川さん、マユミちゃん、せっちゃんの
女性同士の会話も、いいんだな。

この前みたいに、どこへ出かけなくても
友だち同士でおしゃべりするだけでも、元気になれる☆



浮気から本気へ・・・

2009-08-01 21:11:25 | 読書
今日は巷では花火大会。
雨にならずに良かったこと。


ワタクシ、先日久々にパーマをかけました。
でもなんだか・・・
パサパサするし、うまくまとまらない
髪の長さもなんか違うなぁ。
切りたい、切りたい、切りたい・・・

ということで、再び美容院へ
(新規開拓で!)

なんかねぇ、私の髪は細めで柔らかめ(今はパサパサですが)
だからダメージを受けやすいとのこと。

この辺がいらないんだよね、てところ切ってもらい
はぁ~スッキリ☆
せっかくかけたパーマは・・・毛先にまだ残ってるかな
いや、いいのだ。もともとこれくらいのかかり具合にしたかった。

初めてのところだけど、ネットで調べて店長さんご指名でやってもらいました。
女性でお話しやすかったし、後頭部の形をすごい褒めてくれたので(笑)次回から通ってみようかな


先日読んだ本。
「っ」って無音だけど大事なのよ~
外国の方が書いてるっていうのがすごいわ。

『小さい”つ”が消えた日』
ステファノ・フォン・ロー(文)トルステン・クロケンブリンク(絵)




曇り予報だったけど

2009-07-25 21:06:22 | 読書
晴れたな~

本日は草野球
あっつくて風の強いなか、みんな頑張りました。
残念ながら引き分けだったけどね。
でもまだ負けてないゾ!


先日、映画館で謎のプリンスを観てまいりましたが、
みんな大人になちゃって・・・
ネビル君の成長っぷりにちょっと驚き

小説のほうは最終巻をお借りして、読み終わりました
こういう結末となったか・・・ふむむ。
どんな風に映画になるのかなぁ。


『ハリー・ポッターと死の秘宝』(上・下)






しとしと

2009-06-15 21:06:25 | 読書
気付けば1ヶ月ちかく更新してなかった
そんな間に梅雨入りしちゃいましたネ・・・
庭の紫陽花も色づいてきました

休日は市長選挙へ。
ついに市長まで年下になってしまったっっ。
そういえば選挙で小学校の体育館に入るたび
「あの卒業制作は私たちが作ったんだよねぇ」と
懐かしく見上げてしまうわ。
あれから・・・年。そりゃ、年下が活躍しますよねぇ。


最近(といっても、少し前のことになてしまった
読んだ長野まゆみさんの本。

 
『左近の桜』
『咲くや、この花 左近の桜』

武蔵野にたたずむ隠れ宿「左近」。
(もちろん長野さんの本ですから、普通の宿ではございません。)
宿のおかみの息子・桜蔵(さくら)は
何故かこの世のものではないモノたちに
”女”として迫られてしまうという・・・・
長野さん独特の妖しい世界が広がるご本でした。



ごぶさた

2009-04-12 22:59:59 | 読書
春は慌しい毎日。
朝の電車も帰りの電車も、座ったら即睡眠・・・
図書館の本が読み終わらないよぉ。


ちょっと前に読み終わった本たち。




『九つの、物語』 橋本 紡(著)

大学生・ゆきなが主人公となる9つの物語。

突然始まる兄との二人暮らし。
(この二人暮らしにはちょっと秘密があるんだけど)
兄妹ならではの遠慮の無さと愛情ある会話が
いいなぁと思いながら読んでました。

格好よくて、社交的で、女性にモテるお兄ちゃん。
自分も欲しかった、なんて(笑)

物語途中で読者にも知らされない、
ゆきなが抱える心の傷が明らかにもなって、
この兄妹の暮らしはどうなるんだろうと思ったけれど
最後は前向きな終わりをむかえて読後感もよく。

彼女が1章ごとに読む9冊の文学作品。
作家は知ってても作品自体知らないものが多く…
かろうじて「ノラや」だけ読んだことあった!
作品の設定と物語の状況が重なる部分があったり、
ゆきなの心の迷いを解決するきっかけになったり、という
アイテムになってます。

雰囲気がとても好みな本でした。
おすすめ




『おそろし 三島屋変調百物語事始』 宮部みゆき(著)

江戸版、そして宮部版の「百物語」。
おちかが訪れる客の不思議な物語を聞いていくのと同時に
読者もその不思議な物語に引き込まれてゆき・・・
このおちかも、前述本のゆきなのように心に傷を抱えているのだけど
やはり最後には自らそれに向きあって立ち直ってゆくのが
偶然にも不思議にリンクしてました☆
以前読んだ「あかんべぇ」もそうだけど、
宮部さんの時代物って現代物より読みやすい感じね。




『鬼の跫音』 道尾秀介(著)

こちらは現代モノの怖い話。
短編集ですが、どの話も人間の心の「狂気」に
ゾクっとさせられる・・・

鬼の跫音(あしおと)がヒタヒタと近づいて来て
自分に重なった瞬間。
人は「狂気」を爆発させるのかもしれない




『フェレットの冒険Ⅰ』  リチャード・バック/著 

フェレット海難救助隊の女性(?)
キャプテン・ベサニーの活躍を描くこの一冊、
児童書のような雰囲気だけど、
嵐の中の救助シーンはけっこうハラハラドキドキしちゃう。
表紙の愛嬌あるフェレットが気になって借りたのだけどネ。



春待ち遠し

2009-03-15 00:11:40 | 読書
今日は雨と風がすごかった・・・
夜中に風の音で目が覚めてしまったよ。

herodeさんに借りた本。



『喋々喃々』 小川 糸(著)

主人公は谷中でアンティーク着物を扱う店
「ひめまつ屋」を営む女性・栞。
ある日ひめまつ屋を訪れた妻子ある男性・春一郎と栞が
互いに惹かれあってゆく様子が、
谷根千の風物や、季節の移ろいとともに
静かに、緩やかに、時に切なく描かれてます。

大人の恋愛なんだけど初々しくもある二人の恋。
許されない事でありつつも、柔らかな気持ちにさせられるのよね。
栞の暮らしぶりもまた、素敵なんだな。

文庫になったら私も買おうかしら


なるほど、なるほど。

2009-03-03 21:11:41 | 読書

聴く気はなかったけど聞こえてきた
電車の中の男女の会話。
男性が女性に対しこんなこと言ってました。

「キミはあの時『帰っていいの?待ってたほうがいいの?』と言ったけど
『帰ったほうがいいの?待ってていいの?』と言うべきじゃないか」

なるほど・・・
シチュエーションはわからねど、例えば恋人同士だったら
後者のほうが”想ってる感”があるかも




『草食系男子の恋愛学』 森岡正博(著)

なんか勝手に小説だと思って借りてみたら
草食系男子のための恋愛指南書、みたいな本でした
なるほど、なるほど。。。







3月になりました

2009-03-01 19:54:06 | 読書
頑張って適当なころあいで更新できてるかな?
このところ図書館の本が次々回ってきてます。




『初恋素描帖』 豊島ミホ(著)

席替えって小中学生には一大イベントだった気がするなぁ。
もはや遠い時代すぎて記憶も薄れてますけど・・・
可愛らしくていんじゃないでしょうかね




『女神記』 桐野夏生(著)

世界32ヶ国を代表する作家が、自国の神話を小説として
蘇らせるというシリーズだそうです。
「日本神話には男性のずるさがあちこちに表現されている」
とインタビューで言っている著者。
確かに「古事記」とか読むとそんな感じではあるかも。
神話ものってけっこう好きなので借りてみました




『告白』 湊かなえ(著)

「聖職者」はある女教師の”告白”
「殉教者」は女教師の教え子である女生徒の”告白”
「慈愛者」はやはり教え子の男子生徒の母親の”告白”
…という具合に全ての章は中学校で起きたある事件(事故?)を軸に
関係者たちの「告白」という形式になっていて、
「信奉者」まで読むと全容がわかる感じ。
そして最後の「伝道者」で…
これはなかなか、面白かったです。