爺のつぶやき

石狩川のほとりに住む田舎の爺が、見たり聞いたりその日の出来事をつぶやいています。

ニッポンはどうなる・・・?

2008-12-30 17:03:00 | あれこれ
わがマチはきょうも吹雪、5日連続で積雪も平地で54センチになった。

今年の世相を表す漢字が「変」。

たしかに、2008年は異変、大変、変動の年であった。

今冬は思いもよらない出来事が起こっています。

職場を追われ、住むところもなくなった人たちのことを思うと「吹雪の中」に放り出されたのと同じ気持ちが伝わってくる。

12月24日「人員削減4万人の影でトヨタやキャノンなど日本を代表する大手製造業16社、人員削減をする一方で、貯金33兆円」と報道されていた。

この夏まで、未曾有の収益を上げて株主対策や、財政基盤強化を重視し体力を温存してきた大企業、それが、一瞬にして世界的大不況「苦渋の選択」などと云って労働者の首を切る。

かっての経営者は儲けは公平に分配し、厳しいとき会社と従業員を想い耐え忍んで生きてきた。

いまの経営者は、派遣きり、雇い止めとして、労働者を簡単に使い捨てにする。

人を物や商品として扱う風土はもともとなかったはずである。

当時の小泉、竹中コンビの規制緩和から始まった。

また、雇用対策に責任を持たなければならない政府、麻生首相も100年に一度危機といいながら第2次補正予算も先送りして国民の信頼すら失っている。

国民の支持を得られない「定額給付金」は早急に雇用対策にまわすべきと思う。

安倍、福田、麻生と世襲議員に引き継がれた内閣は、国民の信任を受けることなく継続されている。

小泉政権以来、国民の目線と云いながら、財界の顔色を伺っている。

麻生首相は解散総選挙で国民の「信」を問うべきである。



このまま先送りは誰しも「変」だとおもいながら年を越すことになった。

吹雪は天災、首切りは人災です。

来春3月までの首切りは、正規社員にまで及び報道によると、85000人になるという。

「いったいニッポンはどうなるのか」・・・?。


先行き不安を抱えながら2008年が暮れる。








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