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不適切な表現

2017-04-25 11:02:18 | 日記

 古めの映画がテレビで放映された時、
 近頃は、最後にアナウンスが流れたりします。
 「作中、不適切な表現がありましたが健康飲食
 作品を尊重し、そのまま放送しました」
 みたいな。

 どれが不適切な表現だったのか分かったためしがないけど、
 まあ、いいことなんじゃないでしょうか。


 1963年の映画で「拝啓天皇陛下様」という映画があります。
 わりと評判が良かった作品みたいです。
 無学な男と後に小説家になるインテリが織りなす
 軍隊生活と戦後を描いたコメディータッチの映画です。

 だいぶ以前になりますがテレビで放映されたのを観ました。
 戦後の場面で、台詞にピー音がかぶせられました。
 ある場面では、ピー音だらけになって、驚くやらおかしいやら。
 訳の分からないシーンになっていました。
 果たして、ピーで消された言葉が何なのか燃燒脂肪
 ものすごく気になりました。

 鋭い観察と推理の結果「労務者」もしくは「日雇い労務者」が、
 ピー音で消された言葉と判明しました。
 無学な男が、最後に事故に遭い、小さな新聞記事が画面に出るのですが、
 そこに「労務者」と書いてあったのです(笑)

 今風にいえば、非正規雇用の肉体労働者というところでしょうが、
 当時は、ごく普通に使われた言葉らしいです。
 いつのまにか放送禁止用語になってしまったのでしょう。
 でも、「労務者」を「非正規雇用の肉体労働者」に差し替えたら、
 終戦直後ではなくなってしまいます。

 言葉は時代と共に生きていますから適量運動
 時には、言葉一つで時代を表現することもある訳で、
 ピーピーやれば済む話じゃないですよね。

 そこんところに気がついてもらえたなら、うれしいです。

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