国際結婚斡旋にまつわるブログ。

これは、国際結婚、またそれを斡旋する業者などについて考えるブログです。

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今日の発表。

2006-10-26 06:33:18 | 私の意見
「滋賀県幼児殺害事件」の経緯・背景

   「滋賀県幼児殺害事件」とは・・・・2006年2月17日朝、発生。
    滋賀県長浜市で、2人の幼児が刺殺された事件。逮捕されたのは中国人の主婦、    鄭永善容疑者(34歳)。

   1999年 8月 来日
   2000年 7月 結婚
        10月 長女を出産
   2003年 9月 不眠を訴え、通院開始
   2004年 3月 長浜市内の一戸建てに転居
         4月 長女が市立神照幼稚園に入園
   2005年 5月 「鄭被告がグループ送迎を理解していない」と、被害幼児の保護者らが園に相談 
         6月 鄭被告、個人送迎に切り替え
         9月 グループ送迎に復帰
        10月 通院をやめる
   2006年 2月13日  担任教諭に長女の様子などを相談
        17日 午前7時ごろ起床
            同8時50分ごろ 長女と自宅を出発
            同9時ごろ  2園児を刺し、車で逃走
            同11時10分ごろ 大津市内で緊急逮捕

   ◎動機は?  
         「自分の子供が他の子供となじめない。このままでは自分の子供がだめになってしまう。だから殺した(1)」  
※ しかし、他の幼児達や園の職員への聞き取りの結果いじめやトラブルなどは確認されておらず、鄭被告の一方的な思いこみで犯行に到ったと考えられる(2)。
    
◎ 中国での報道
・ 事件のあらましなどは、ほぼ日本の報道と変わらない
・ 車で逃走し、神戸に逃げようとしていた。
・ 鄭被告の供述 “我杀了那两个孩子,非常糟糕”“当天早上已经下定决心,从厨房里拿了一把菜刀。站在车外刺杀两个孩子。”(3)
    
◎ 鄭被告の出身地である黒竜江省通河県五四村
黒龍江省省都ハルビンの東約330kmにある貧しい農村。約20軒の農家が点在する。通河県農村部の平均月収は500~600元(約7500~9000円)。
五四村は約70世帯、人口は約200人で、朝鮮族が8割を占める。(4)
(写真参照)
北京へ働きに出たり、韓国に嫁に行ったりしていて、基本的にほとんど村に若者はいない(5)

◎ 国際結婚斡旋業者を通して知り合った鄭被告と夫
・ 夫は長浜市のガラス工場で勤務
・ 長浜市の「訪中お見合い旅行団(赴中相亲旅行团)」で来中。3対3の集団見合いスタイルで、ハルビン市内のレストランで食事。その中に鄭被告がいた。 夫の一目ぼれ。(5) 

◎ 黒竜江省と国際結婚斡旋
・中国政府は94年、巨額の仲介料を取られるケースが相次いだため、国際結婚の斡旋業を全面的に禁止した。しかし、発展が遅れた東北3省を中心にヤミ業者が横行しているという(6)。 


◎ 通河県中心部の「日本人男性との結婚斡旋業者」の職員の話
・ 中国人女性が日本人男性と結婚を希望する場合、斡旋料・結婚手続き料合わせて6万元(約9万円)が必要。(←住民の平均月収のほぼ100倍。この出所はやはり結婚相手か?)
・ 「女性らは貧しい生活から脱したい、人生を変えたい一心だ」(6) 
◎ 中国人妻の意見
・在日中国人の女性DJ、シャオチェンさんのブログ「ジャスミンカフェ」につづられた気持ち 「子育ての苦労は日本人も一緒。けれど、悩んだりストレスを感じたりしたときに、外国人妻は身近に相談できるひとがいない。言葉が不自由ならなおさらです(7)」「異国で孤独な育児生活。けっして楽ではない(8)」
・ 市民グループ「関西生命線」の伊藤みどり代表(自身も台湾出身)の話
「今回の犯行は許されるものではないが、母親を取り巻く環境を十分検証する必要がある」「日本人には当たり前でも、外国人にはそうではないこともある」(9)




   3.増える国際結婚と日本の嫁不足

     3-1  日本の嫁不足の深刻化
◎日本人女性の社会進出と晩婚・非婚化(社会に女性の職場が確保されて、結婚という永久就職がすべてではない、という意識の変化がでてきた)
◎特に嫁不足にあえぐ農村に対するマイナスイメージ
・ 農村の封建的な体質(田んぼや畑での労働をしながら、家事や育児もしなければならないという、“2倍の苦役”を強いられる)(9)
◎ 農村・過疎地での「男性のだぶつき」
・山形県朝日町(日本で初めて行政主導型で国際結婚を斡旋した町)
  30代の独身男性が216人なのに対し、同世代の未婚女性は45人(昭和61年5月時点)
・ 徳島県東祖山谷村
25~40歳の独身男性が120人いるのに対し、同世代の未婚女性は31人(昭和61年5月時点)(9)
   3-2 増える国際結婚、中国人妻
      2000年の国勢調査によると、配偶者のいずれかが外国人の夫婦は、前回調査(1995年)に比べると5万6993組増えて22万6581組。妻が外国人の夫婦は15万3958組で、このうち妻が中国国籍の夫婦は3万6297組と4分の1を占める。(10)



  参考資料
(1)毎日新聞 2006年3月1日 
(2)産経新聞 2006年3月11日
(3)Sina.com China news
http://chinanews.sina.com/news/2006/0222/01441080938.html
(4)毎日新聞 2006年2月21日
(5)新華网  http://news.xinhuanet.com/overseas/2006-03/06/content_4265380.htm ※ソースは中国僑网 
(6)毎日新聞 2006年2月22日
(7)産経新聞 2006年2月25日
(8)ジャスミンズカフェ  http://ameblo.jp/xiaochen/archive2-200602.html
(9)「むら」と「おれ」の国際結婚学  日暮高則   1989年1月30日発行  株式会社情報企画出版
(10)読売新聞  2006年2月18日
厚生労働省ホームページ 人口動態統計  http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/jinkou/suii04/marr2.html 


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卒論タイトル (fukao)
2006-10-28 01:06:12
卒論タイトルについて、あれからも考えていました。「浮き彫りにされる日常性の闇」は実はちょっとおかしくて「暴かれる日常性の闇」としたほうがいいかな、と。それから、もうひとつ、あのあとも幼稚園教育や、「幸せな家庭」幻想?がかなり深刻であったことを考えると「偽装された幸福」というようなタイトルもいいかも、、とか。

いずれにしても、「結婚して幸せな家庭を」なんていうごくありふれた、ささやかな願望だと思われているものが作り出す恐怖について、考えぬいてみてください。

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