まじくんママのぷち旅ぶろぐ

トミーズツアー旅の編集人がつづる「四季の京都」周辺とたまに帰る「ふるさと富山」のお出かけぶろぐです。

京都御所一般公開に行ってきました。(2014・秋)

2014年11月05日 | 京都市上京区

今秋も10月30日から11月5日まで、京都御所の秋の一般公開が行われています。昨日行ってきました。(見学無料)

開催は7日間。御所のパンフレットも日本語の他に、英語、仏語、中国語、韓国語のものが準備されています。入口(宣秋門:ぎしゅうもん)では、簡単な手荷物検査もあります。警察犬も待機しています。(交代や休憩中で、いない時もあります)

入ってすぐ「御車寄(おくるまよせ)」です。ここは、毎回、展示が変わります。今年は生け花です。春は桜が活けてありましたが、秋は、金屏風に菊の花と山査子かな?

「新御車寄(しんみくるまよせ)」には、牛車が展示されています。 牛に轢かせる2輪車で、この牛車は、3畳ほどの広さがある大型タイプです。 新御車寄せは大正天皇の即位礼の際に建てられたものです。

毎年、廻廊には生け花が展示されています。御寺泉涌寺の月輪未生流(つきのわみしょうりゅう)。

大本山大覚寺の嵯峨御流(さがごりゅう)、総本山仁和寺の御室流(おむろりゅう)。

今年は、春の公開に続いて、南面正門の「建礼門」が開放されています。ここは、天皇皇后両陛下、外国の元首級の方のみが通る事が出来る一番格式の高い門です。今春の公開時に詳しくお伝えしています。【前ぶろぐ

「紫宸殿」・・・即位礼などの重要な儀式を執り行うもっとも格式の高い正殿です。大正天皇、昭和天皇の即位式もここで行われました。

「大臣宿所」には板輿が展示されています。昭憲皇太后(明治天皇の母)は、東京奠都(てんと)の際に、20日間、板輿で京都から東京へ移動されたそうです。展示されている人形の身長は約150cmです。中は畳半畳より狭いサイズで、移動中は正座?このお姿で20日間の移動は、輿を担ぐ人も大変でしょうけど、中に乗るのも大変でしょうね。

「小御所」「御常御殿」には、当時の御所での姿を再現した人形が展示されています。

紅葉は、ぼちぼち・・・もみじが色づき始めています。ここ数日、朝晩寒くなりましたから、どんどん進みますね。今年の紅葉の進み方は例年通りだそうです。京都市内なら11月20日過ぎから見頃かな?

「御学問所(おがくもんじょ)」に展示されている杉戸絵です。「西王母(せいおうぼ)」・・・中国の西方に住む仙女を描いています。侍女が持っている桃の実は三千年に1度実をつけるといわれる「仙桃」です。この実を食べると長寿が得られ、前漢の皇帝武帝は、西王母から仙桃を授かったといわれています。

襖絵「四季花鳥図」です。皇后の御寝所の北面の襖絵で、冬の鴛鴦の様子が描かれています。

見学を終えた後、俵屋吉富さんの茶店でお抹茶を頂きました。(500円)*誰でも飲みやすいように薄めです。(^^;)

御所内には特設売店があり、皇室ゆかりの参観記念品などが売られています。御所の外には、京都の名産品を売るお店があります。

京都御所一般公開 http://www.kunaicho.go.jp/event/kyotogosho/kyotogosho.html

公開は2014年10月30日(木)から11月5日(水) 開門9:00 閉門15:30 見学無料 拝観所要時間:御所内は30~40分です。宜秋門(ぎしゅうもん)から参入し、清所門(せいしょもん)から退出です。

駐車場500円:いつもの中立売御門から入る駐車場は一般乗用車は使用できません。烏丸通りを南下し、出水口から入る臨時駐車場があります。寺町通り側の駐車場は使用できますが、時間によって加算されますので、臨時駐車場の方が安く上がると思います。京都御所一般公開は、毎回出かけています。14春 13秋(蹴鞠) 13春 12秋 12春 11秋 11春 10秋 10春09秋 09春08秋  07秋  07春

 

 



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