そして、参戦記

５１．５ｋｍ　無事完走しましたあ！

このブログを見て応援してくださった皆様
本当にありがとうございました。
おかげさまで何とか完走することができました。

さて、今回のトライアスロン大会。
ぎりぎりまで開催が危ぶまれていましたが、思いのほか台風の影響も少なく、結果的にレースコンディションとしては良いほうだったと思います。
波は高かったけど。

レース前はかなり緊張しましたねえ。
なにしろ、ショートの大会は初めてだし。
オープンウォータースイムのレース（海や湖でのレース）も初めてだし。
特に水泳が苦手な私は、ちゃんと1500ｍ泳げるだろうか。
棄権だけはしたくないなあなんて今朝かみさんにぼやいてしまいました。

あ、そうだ。
トライアスロンにあまり詳しくない人のために。
トライアスロンと一概にいってもいろんな距離のレースがあるんです。
最も短いのがスプリント（スイム750ｍ、バイク20ｋｍ、ラン5ｋｍ）
その次が、ショート（1.5ｋｍ、40ｋｍ、10ｋｍ）
その次が、ミドル（2ｋｍ、90ｋｍ、20ｋｍ）
そしてトライアスロンの最高峰、ロング（3.9ｋｍ、180ｋｍ、42.195ｋｍ）
もう、ロングになると正気の沙汰じゃないですよね。

でも、アイアンマン（ロングの世界的なレース）はトライアスリートたちの憧れなんです。
もちろん、私もいつかは・・・

そして伊豆大島トライアスロン大会はショートなのです。
トライスロンっていうと鉄人レースをイメージする人が結構多いんですけど、そうでもないんですよ。

さて、いよいよスタート。
やはり台風の影響で波が高い高い。
高い山を泳いで登ってる気分。
そして、波のてっぺんからズドーンと落ちる。
泳いでも泳いでも一向に進まない。

でもね。
だんだん楽しくなってくるんですよ。なぜだか。
たしかに苦しいんだけど

今、俺は大自然を相手に戦いを挑んでいるんだあ！

って思えてくるんですよね。

岸から沖に出るのとは逆に、沖から岸へ向かうときは実は楽で楽しかった。
大きい波に乗って、サーフライド。
泳がなくてもスーッと進んでいきます。

そういうわけで海で泳ぐというのは思ったより、というか想像以上に楽しかった！
海の水がとても澄んでいるので魚が泳ぐのや海草がゆらゆらしているのを見ながら泳ぐというのはなかなかできないことですよね。

海からあがり、トランジッションエリアに行くと、意外にもスイムは早かったようでまだ他の人たちのバイクがかなり残っていました。

しかし、やはりというか当然というか。
バイクパートでは抜かれる抜かれる。
バイクが終わり再びトランジッションエリアに戻ってきたときには、ほとんどのバイクが戻ってきてバイクラックに掛かっていました。

スイム、バイクとほぼ順調にきていたのですが、最後のランは苦しかった。
いつも走っているコースなのにこんなにツライとは。
最後のアカッパゲの上り坂は足が止まりそうでした。
それでも目標の３時間を切るため、何とかがんばりぬきました。

そして、ゴール！
３時間を切って目標も達成！
うれしかった！

応援に来ていた息子にオヤジのがんばる姿を見せることができて良かった。
ちょっとはカッコイイとか思ってくれたかな。
今こそこの感動を息子と分かち合おう。

ゴールで待つ息子に駆け寄る私。
私「パパが走るの見てたか？」
息子「パパ、おっそいよー。ぜんぜん来ないんだもん。まったくもう。」
私「・・・・」

さ、明日はバイクの洗車しようっと。


なにはともあれ。
今日のレースは楽しかった。
その言葉しか出ません。
来年が今から楽しみです。


最後に。
ボランティアでレースのために一生懸命働いてくださった皆さん。
ほんとにほんとにほんとにありがとうございました。
皆さんのおかげで私たちは楽しいレースをすることができました。
これは今日レースに参加した私たちみんなの思いです。


おまけで写真をちょっとだけ

　　　トランジッションエリアでセッティング


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私もセット完了


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　緊張のスタート

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　そしてフィニッシュ