まいぱん日記

身近なあれこれ、植物のことなど

3週間たって

2011年04月03日 | 全体
3月11日から3週間が過ぎました。
被災地の方々にお見舞い申し上げるとともに、ご家族を亡くされた方々には心からお悔やみ申し上げます。
そして、ふるさとを失った思いにとらわれているだろう福島の方にはなんといったらいいか、一日も早く原発事故にはどめがかかり、復興へのメドがたちますように祈っています。また原発事故の現場で働くみなさんが安全にお仕事されますように。

テレビで流される津波を何度も見て以来、一緒に飲み込まれてしまったような不安感がぬぐいきれません。私ですらそうなのですから、被災者の方は今は困難な毎日で精一杯だとしても、しばらくしてからおそらく長い間、喪失感にとらわれることでしょう。
私たちは、今だけでなく、いつまでも被災者の方たちをわすれず、ともにあると言葉で表し、形で示すことをしなければ。テレビや新聞で知らずには現地の実際の様子が分からないと同じように、思っているだけでは伝わりませんものね。
3週間を言葉にしないと、自分自身動き出せない思いで書いています。



先週の日曜日(26日)は月1回のロシア関係の会でした。
Iさんが鳥型のパンを作って、もってきてくれました。昔ロシアで3月22日の春迎えの祭に焼いた「ヒバリ」にちなんだもので、Iさんは「被災地にも春がくるように」との思いで焼いてくれたのでしょう。




ロシアでも震災と原発事故のことはよく知られていて、東京外語大の沼野恭子さんのブログには、ロシアの作家たちからのお見舞いの言葉が和訳付きで載っています。言葉による励ましが暖かく心に残ります。

絵本『てぶくろ』(福音館書店)の画家ラチョフ夫人は、家族会議を開いてこの絵本の印税を被災者の方に寄付されると決められたと聞きました。2011年4月から1年間の印税ですが、ロシアでふつうの暮らしをしている人からしたら、決してどうでもいい金額ではないはずです。
『てぶくろ』は、折り紙つきの、楽しい、お勧めの絵本です。小さなお子さん、お孫さんがまだもっていらっしゃらない方は、ぜひ今買ってくださいね。



ロシアの会は国立でやっていたのですが、去年から水道橋(神保町)に場所が変わりました。先週、会が終わって、みなが食事をしていくというのに、私だけ失礼しました。マイは私としか散歩に行かないので、急に食事に誘われてもだめなんです。
家に帰ったら、ジュリアが喜んで、ピョンと飛び上がって駆け寄ってきました~。


今、カメラを向けたら、この目つき。



相変わらずカメラぎらいのジュリア、そして相変わらずのぼけぼけ写真。


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