娘にダーチャの画像を送ってもらいました。
真ん中の木はナナカマドです。
数十年前までロシアの村ではどこの農家にもたいていナナカマドの木が一本植えてありました。悪霊から家を守るため、森から掘ってきたナナカマドの木を庭に植える習慣は相当古くからあったようです。十九世紀にはまだ多くの地方で家を新築する際にナナカマドの若木を窓下の柵で囲った小庭か、垣の柵近くに植えていました。晩秋のくもり空の下、木造の農家の庭で赤い実をつけた細い枝を柵に垂らしているナナカマド。これはロシア人にとって郷愁を感じる故郷の風景です。
というわけで、ダーチャを建てたとき、私はロシアの庭を目指して、ベランダで育てていたナナカマドの鉢植えの木をここに植えました。今では秋に赤い実をつけます。
手前はヤツガタケイチイ(だと思う)。近隣が開発され、そこらに生えていたこの木も今はほとんど
ないのでは?
↓正面、ヤマブドウの棚。わずかに道がある?
苗木だった木が生い茂って・・・
ねっ? 巨大輪のダリアでないと草に埋もれてしまうでしょ?
ある日の夕食。ローストビーフはかれがつくったそうです。庭からとった野菜サラダは娘?
さすが私の娘。男の料理か
シカが自由に出入りしているそうですが、除草はしてくれませんね。
おとうさんの畑の野菜を食べるくらいですし、やっぱり除草ヤギは必要かな? 流行ってるんですって。