すっかり語彙が乏しくなって思いつくままの短歌です。
しかし、その時の気持ちが、甦るので正直は確かです。
土曜日の夜のことだったので、それに「あれよあれよ」と言う早さで、
事が進みましたので、看護師さんも慌てていて、病室には二人取り残され
(娘はどうにも間に合わず)しかし、二人っきりのとき逝ってしまいましたので、
邪魔もなく静寂のなかで、見送ることが出来ました。
結果的には良かったことでした。
人が居れば気を使いますしね。
もうお終いだ~という、慌てる気もなく、息を窺いながら、
彼の最後をしっかり目に焼き付けました。
そして、思ったのは自分の死に様でした。
どういう最後を迎えるのか…
誰も知り得ないことを、私が知ることはないながら、
80歳まで生きてきて、がんも乗り越えて、オットも見送りこれ以上の事はない…と。
私の食欲が衰えて、萎えてきた時は、胃ろうや経鼻管による栄養補給は断固拒否するということ。
食べなくなっても2ヶ月は生きることもあるそうなのでそれを受け入れてくれる
ところがあれば、始末は素人では出来ないかも知れないので、施設にお願いしたい。
子どもや孫に時々来てもらって、バカ話や失敗話をしてもらいながら
笑う気力があれば笑い、笑えなくなっても耳には入るそうだから、
話を聞きながら旅立ちたい…
そんなことをウスボンヤリと考えています。
え、え。
まだまだ生きると思います。死の兆候は感じませんし
栄誉面も考えようと張り切っていますし
残るボケが心配ですが、いろいろケアしつつ
あとちょっと生かさせてくださいませ。