
11月14日って何の日かご存じですか?
世界糖尿病デーなんです。
11.14って何かの語呂合わせ??
11月22日がヨイフウフ(良い夫婦)の日みたいな。
いえいえ、これは拡大を続ける糖尿病の脅威を踏まえ、国連が決めたもの。
11月14日はインスリンを発見したカナダ人医師、
フレデリック・バンティングの誕生日にちなんだそうです。
糖尿病と闘うために国連や空を表す
「ブルー」と、団結を表す「輪」を使用したシンボルマークを採用し、
全世界での糖尿病抑制に向けたキャンペーンを推進しています。
この日、お台場で世界糖尿病デーの啓発イベントが開かれました。
ところが、この日は朝から雨と強風のすさまじい天気
。
京葉線が止まってしまったくらいですが、
それにもめげずイベントに行ってきました。
じつは夫が糖尿病なのですが、本人はまったくその自覚がありません。
私はカロリーが少なくて、栄養バランスのいい食事を作っているつもりで、
お昼はちゃんとカロリー計算をしたお弁当まで持たせているのですが、
私の目の届かないところでは一体何を飲み食いしているのやら……。
特に夜はおつきあいでの外食が多く、
そうなったら「解放感」のあまり、羽目をはずしているに違いないのです。
少しでも本人の自覚を促すために、
雨ニモマケズ風ニモマケズ、イベントに夫を引っ張りだす必要がありました。
イベントは糖尿病のミニ講座、ウォーキング、スタンプラリー、トークショー、大観覧車のブルーライトアップなどのほかにヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)の無料測定、栄養相談コーナーなど盛りだくさん。
ゲストも假屋崎省吾さんや卓球選手の四元奈生美さんなど多彩な顔ぶれでした。
お昼過ぎまで荒れた天気も午後には回復して、穏やかなイベントデーに。
天気が回復するにつれ、参加者も増加していきました。
HbA1cとは検査日から過去1〜2カ月の平均血糖値を反映する血糖コントロールの指標です。
血糖値が食事や運動、測るタイミングで変わるのに比べて、正確な数字が把握できます。
私たちも測定してもらったところ、
夫は6.4%で私は5.3%。6.4%は「やっぱりね」というギリギリの数字です。
2006年に実施された糖尿病実態調査によると、
日本には約820万の「糖尿病が強く疑われる人」が存在。
さらに、「糖尿病の可能性を否定できない人」も約1,050万人いて、合計で総人口の10%を超える約1,870万人の糖尿病患者がいると推定されています。
また、40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍である事実が、
2006年の国民健康・栄養調査で発表されました。
糖尿病が原因の死者も年間約1万人以上になる中、
実際に治療を受けている患者は、約247万人に留まっています。
糖尿病には痛みなどの自覚症状が少ないことから、
疑いがありながらそのまま治療を受けないケースが多くあることが、
その要因と考えられているそう。
怖ろしい話ですね。
果たして夫は自覚ができたのかどうか。
う〜ん、顔つきではなかなか判断できません。
やっぱり他人事のような気分でいるような感じがします。
『毎日が発見』でもこれまで何回か糖尿病のテーマを取り上げ、
そのたびに読者の高い関心を呼んでいました。
そこで、2010年2月号(2010年1月28日発売)では糖尿病を大きく取り上げ、
その実態、予防、対策などを徹底的に検証します。
現在、担当部員たちはチームを組んで取材に奔走中。
どうぞご期待ください!
イベントの受付風景
HbA1cの測定会場 無料で測定してくれます
指先にちょっと傷をつけて、米粒大の血を採取。
15分後にはHbA1cの数値がわかります
糖尿病ミニ講座。
お話は東京都済生会中央病院副院長・日本糖尿病学会理事の渥美義仁先生
夜は東京タワーがブルーにライトアップ。
国内では通天閣など20カ所、
世界ではニューヨークのエンパイアステートビルなど75カ所が
同様にライトアップされました。
(撮影・白岡直子)
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