昨夜は何時もよりせめて2時間くらい遅くまで起きていようと頑張ってたんですが、半時間で睡魔に負けましてね。
というのも毎日真っ暗けの夜明け前に起床してんで、休みの日くらい世間が明るくなるまで眠っていようと思たんですわ。
普段より1時間半遅く起床はしたけど世間は真っ暗、遅寝遅起で一寸気分を変えてみたいと思ったのは見事失敗。
その代り予報どおり雪が積もってて、何となくウキウキした気分になれましたわ。
子供時代、今時分の学芸会の頃は良く雪が積もってましたが、最近は雪が舞う事はあっても、滅多に積もらんね。
今朝も積もってるとはいえ1~2cm、起きた頃には雪では無く霙(ミゾレ)が降ってましたわ。
写真を撮って香港や台灣の友人に送るにも、是くらいの斑な積もり方では雪景色らしゅう無いね。
それにしても雪が降ってと気分が高揚するのに、霙は雨よりも意気消沈して落ち込みますなぁ。
雪と霙の所為か新聞は中々配達されず、7時頃になってやっと表にバイクの音がしたんで、見に行ったら入ってました。
朝食後、思い立って何時もかぶってるメッシュのキャップ、フリースの手袋、耳カバーを洗濯したらよう汚れてたねぇ。
どす黒い汚れは排気ガスか、西から飛んでくる大気汚染物質か、何れにしても身体には良う無いやろうなぁ。
高度成長時代から思えば、大阪都心の川の水はきれいになったのに、空気はそれほどようなって無いんかいな?、
カミさんが社協の会合に行くので一緒に出て、駅前で別れ商店街へヨーグルトを買いに、ほとんど中毒ですなぁ。
帰宅して何をしてたか判らん内に昼時になり、カミさんは懇親会なので味噌おじやを作って昼食。
最近「おじや」よりも「雑炊」てなガサツな響きの言葉が幅を聞かしてるのが気にくわん、「おじや」負けるな!
そういえば「関東煮(カントウダキ)」も「おでん」に押されてますなぁ、これはスーパーやコンビニの影響かな。
午後は先日の節分で海苔巻きを製作時に糸が所々切れて、要修理となった巻簾の修繕。
節分の海苔巻は、私達が結婚した時に買った巻簾が健在やったんで、それ1つで巻き上げてました。
巻簾なんぞ安い物やよって、捨てて新しいのを買えば良いようなもんですが、そう簡単には捨てられまへん。
是は祖母が使ってた巻簾で、大阪大空襲の時祖母は姉を連れて逃げる際、何を思ってかこの巻簾も持ってたそうですわ。
何度か繕ってあって、竹籤をとめてある5箇所の内真ん中だけは糸が健在、この際全部編み直す事にしたんです。
糸は何が良かろう?丈夫なのがええなぁ、と練習帆船の帆を手縫いする時に使う糸にしました。
オリジナルは木綿のタコ糸で、今度はクレモナセール糸、是は耐久性あるよ。
編んでると、たかが巻簾やけど昔の物は素材がよろしいなぁ、籤が竹の皮の部分だけで出来てますねんで!
も一つのも、かれこれ50年近く昔の代物ですが、籤の断面1/3くらいは皮より組織の粗い身が付いてますわ。
目が頼り無いよって、やっと端まで編み上げたと思えば、真ん中辺りで遊んでる籤が有ったりしてやり直し。
手が遅いは、間でお茶を飲んだり、目がシバシバしてきて休憩したりで、出来上がりに3時間近く掛かりましたね。
簡単な道具やけど、海苔巻、伊達巻、出汁巻等、是が無いことには形になれへんもんね。
そういえば、昔々子供の頃、懐紙の端に棒をつけたミニ巻簾みたいな道具で、紙巻煙草を巻いて作ってましたなぁ。