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デジカメあれこれ-1 たかがデジカメ、されど・・・

2008-11-24 17:21:33 | 支離滅裂-物曼荼羅

本記事は2005/07/29掲載の「デジカメと傘」を吸収合併及び一部加筆訂正のうえ再構成いたしております。

コンパクトデジカメ Nikon Coolpix 3100

手ぶれはシャープな写真の最大の敵。

3百万画素のコンパクトデジカメで撮った写真でも、手ぶれさえしていなければ四つ切りでも充分みられます。
オートフォーカスが上手く働かない特殊な状況以外、ピンボケと称する写真の大半はホントは手振れでしょうね。
手振れを防ぐ方法はといえば、当り前ですがガッチリカメラを構えて速いシャッターを切るしかないんですなぁ。

ところがフルオート・コンパクトデジカメの殆どの機種では「シャッター速度を選ぶ」てな贅沢は出来ません。
何よりもガッチリとカメラを構えるのが基本でも、小さい・軽い・ファインダー無しの液晶モニターではなぁ・・・。
となれば三脚を使う手があるけれど、三脚は機動性に欠けるし、コンパクトデジカメにはいかにも大仰で今一。
間に合わせの裏技は後程ご紹介しますが、これは貧乏たらしいんで、時と場合によっては少々恥かしい。

も一つは、ストロボ(スピードライト)を焚く手が有るんですが、不自然な画になるんであんまり好きやないんです。
それにコンパクトデジカメに付いてるストロボの調光範囲は3~5m程度、被写体とそれ以上の距離がある場合は光が届けへん。

私数十年前に、手ぶれし難いカメラの構え方は両手と顔での三点支持が原則や、と教えられたんです。
シャッターボタンを押す時にボディが動かないように、ボディの下部シャッターボタンの真下を左小指で支えるのも基本。
しかしデジカメは小さくて軽い上に、シャッターの感触が如何にもスイッチで「闇夜に霜の降る如く」とはいき難い。

その上困った事に、最近ではファインダーが無く液晶モニターだけ、というのが一般的になって三点支持のやりようが無い。
液晶モニターはある程度目から離さんと見えへん、三点支持では幾ら強度の近視でも見るのは無理、まして老眼となると。
手ぶれ補正機能搭載を謳ったのも増えてますが、何か誤魔化しみたいで、おっさんとしてはどうも釈然とせんのです。
まさかジャイロを登載してないやろうし、画像情報を内部処理してるんかいな、あれってどうなんでしょうねぇ?

カメラが軽量になったので手ぶれしやすいのは仕方無いとして、年相応に足腰にガタが来てるのが難儀です。
ピシッとカメラを構えてる積りでも、身体そのものがフラついてるんやもんね。
手振れしてないシャープな写真を撮るも何も、ファインダーの中で画が揺れてますねんで。

情け無い事で、これでは手振れ(体振れ?)するのも無理ないか・・・。
微動だにせんというのは、生身の人間が持っている以上現実には不可能で、問題は揺れ方ですわ。
ピタッと止るのんを待ってたら何時まで経ってもシャッターを切られへん。
鋭角的に振れてると具合が悪い、緩やかな曲線で振れるように持たんといかん、これは射撃でも弓でも同じですね。

やっぱり三脚の出番か、となるんですが、三脚を常時持って歩くとなると邪魔になるしねぇ。
というのも、体力があった何十年も前に手に入れた、ド重たい三脚しかもってませんねん。
また三脚はある程度重さがないと物の役に立たん、場合によっては砂袋を付けるくらいですわ。

も一つ液晶モニターで困るのは、何処のメーカーのでも明るい戸外では液晶モニターが見え難い。
かというて、大昔の乾版写真機みたいに頭から黒い布を被るのはチト恥かしいし、怪し過ぎまっせ。
ほんなら性能の良い光学ファインダーを付けた機種を売り出せばよく売れるか?といえば、う~ん・・・。

光学ファインダーはコスト的に高いから、価格的には一眼レフの入門機を越える可能性が高い。
視差(parallax=パララックス)補正機能なんぞを付けたらかなり高価になる事は確かやもんね。
今時レンジファインダーがどうこういうてるのは、ほんの一握りのマニアック爺さんだけやろうしなぁ。

本来コンパクトデジカメはその程度の物や、と認識して簡便に使うのが本筋ですしょうねぇ。
あんまり難しいことをいうても、メーカーは「手動で使いたい。」てなユーザーを対象に考えて無いやろうしね。
種々の不満はデジタル一眼レフにしたら、万事解決しそう、金も出さんと無いものねだりしてもアカンわなぁ。

2005/07/29
2008/11/24

デジカメあれこれ-2



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