MAICOの 「 あ ら か る と 」

写真と文で綴る森羅万象と「逍遥の記(只管不歩)」など。

黒木間蝶(クロコノマチョウ)の羽化とサナギ

2016年10月08日 | 大町公園(市川市動植物園)にて


先日、大町公園で昆虫の生態などに詳しい常連さんから、
「クロコノマチョウ」の羽化している場所を紹介して頂いた。

クロコノマチョウは昨年、松戸市の21世紀の森と広場で1頭に出会い、
今年5月には大町公園でも1頭に出会っているが、
生態的には昼には余り活動せず、夕刻になってからしか飛ばないため、
なかなか見ることの出来ない蝶である。
また、
長崎揚羽のようにどちらかと言うと南方系の蝶で、
温暖化により北上してきている蝶のようで、
2007年のデータでは、千葉県では房総半島の先端でしか確認されていなかった。

羽化間も無い「オスのコノマチョウ」で、羽にぶら下がっている。
雄雌の判別は翅裏の色の違いで判断するようである。


羽化中の蝶の直ぐ近くには、サナギの抜け殻も見えている。
さなぎの大きさに比較すると、
そこから生まれたとは思えないほど大きい蝶になっていた。


巻頭の写真が同じ時間帯に同じ場所で羽化中だった「雌のコノマチョウ」で、
撮影時間は9時40分頃だった。
巻頭の写真を撮ってから公園内を一周し、
13時過ぎに撮ったのが下の写真で、この一枚をとった直後に森の中へ飛び去っていった。


下の写真は羽化した蝶達が飛び去った後に残った蝶の抜け殻。
これからは朽ちるだけなのに、その造形の美しさに驚いた。


下の写真は、生まれた蝶からは想像できない、羽化前の緑色のサナギ。
ふっくらしているのが雌のサナギのようで、
このサナギからは雌が羽化するように思われる。
幼虫時代の角のある黒い頭部の抜け殻がサナギの付け根に残っていた。


下の写真のサナギは、上の写真よりはややほっそりとしており雄になるサナギのようである。


なお、羽化した蝶は成虫のまま越冬し、来春に繁殖行動すると言う。
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