清里の杜

年金を受給していながら商売を営むドロボーの盗人宿の生活者。最近は宇宙の不思議に没頭するようになってきた。

カノン

2016年11月04日 22時09分31秒 | Weblog

 

「後妻業の女」を見てしまった毒消しに、カノンというヒューマン映画を甲府セントラルBe館で見てきた。北陸の金沢・富山を舞台に三姉妹が繰り広げる母親との 様々の葛藤を「パッヘルベルのカノン」という名曲にからせませて ものの見事に感動のドラマに昇華させている。

予告編をみた限りでは 「わりかしだっちもねえ 地方ロケの、いあんべえの社会派映画ずら」と思っていたら とんでもない私の浅はかさに 衰えた脳ミソがぶんのめされた。 迫力ある筋立てを追っていく展開に心の中は くでになって 飲み込むのにましょくにあわないほどスクリーンから私に飛び込んでくる。雑賀俊朗という監督のきめ細かい演出にしばし唸ってしまった。脚本の登坂恵里香の清冽な構成も素晴らしかった。おざなりに制作するテレビドラマとは違う 映画という暗闇に浮かぶスクリーンの精緻な映像芸術造りの魅惑に 改めて敬意を感じた。新旧の女優陣の演技も実に華麗なものだった。三姉妹の比嘉愛未らは勿論、母親役の鈴木保奈美、祖母役の多岐川裕美は格の違う絢爛さで オーラを放っていた。「いゃあ、映画ってほんとうに素晴らしい‼」懐かしい誰かのセリフをはからずも思い出した。今年のclimax 映画です。

カノン予告編⇒http://kanon-movie.com/

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