P.F.ドラッカーで考えるキャリアと経営

スタイルブランディングな経営やキャリア形成を実現するヒントを
ドラッガーの言葉を通して考えます

現存する仕事は間違っている

2011年08月31日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

現存する仕事はすべて正しい仕事であり、
何がしの貢献をしているはずであるとの先入観は危険である。
現存する仕事はすべて間違った仕事であり、組み立て直すか、少なくとも方向づけを
変えなければならないと考えるべきである。

                         〜P.Fドラッカー「日本 成功の代償」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
ずいぶんとはっきりとした考え方です。
そうはわかっていても、現存させてしまう仕事ってあるのではないでしょうか?

見直すには他の組織が関係する
個々人の業務領域に介入する
見直せば自分の負担が増える

等々、理由は多々あります。
業務改善の空気が流れると、とたんに業務の必要性を訴える人がいたりします。

この仕事はどこに向いている仕事なのか?
仕事が特定の人についてしまっていないか?
この組織はお客様にとってどんな貢献をしている組織なのか?

この3点をチェックしてみてください。
自分の仕事や組織は現存すべきですか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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本物の変化と一時の流行を見分ける

2011年06月30日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

変化を観察しなければならない。
その変化が機会かどうかを考えなければならない。
本物の変化か一時の流行かを考えなければならない。
見分け方は簡単である。
本物の変化とは人が行うことであり、一時の流行とは人が話すことである。

                         〜P.Fドラッカー「ネクストソサエティ」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
シンプルに考えると、
流行には短期的に乗っかって試してみたり、見分を広げることに使う。
本物の変化には、中長期的な視野で優先順位を決めて行動していく。

個人のキャリア形成も、企業の経営舵取りも根本の考え方は一緒。

大事なのは、
変化や流行が来た時の自分の準備のレベルの方にあると考えます。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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起業家精神の定義

2011年04月30日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

起業家は、変化を当然かつ健全なものとする。
彼ら自身は、それらの変化を引き起こさないかもしれない。
しかし、変化を探し、変化に対応し、変化を機会として利用する。
これが、起業家および起業精神の定義である。

                    〜P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
私の生涯のテーマであり、常に思い、言い続けていることが、
「変化に気づいて対応し、進化して長く必要とされ続ける事」です。
スタイルブランディングという言葉も、そういう意味を込めて創りました。

それは、人も起業も商品もサービスも同じです。

社会やお客様や組織から、
必要とされ続ける事、していますか?


株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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起業家精神とは行動である

2011年01月31日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

意思決定を行うことのできる人ならば、
学ぶことによって、起業家的に行動することも、
起業家になることもできる。
起業家精神とは、気質ではなく行動である。

                    〜P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
気質ではなく行動。
短くて的確な表現ですね。

不確実性の中で考えうるベストな意思決定をするという行動がとれれば、
それは起業家であるとかないとかではなく、
立場や役割でもなく、年齢や性別でもなく、
お客様と組織に貢献ができる存在でいられると理解しました。

気質ではなく、考え方でもなく、「行動」です。

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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起業家に向かない人たち

2010年11月30日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

確実性を必要とする人は、起業家に向かない。
そのような人は政治家、軍の将校、外国航路の船長など、
いろいろなものに向かない。
それらのものすべてに意思決定が必要である。
意思決定の本質は、不確実性にある。

                    〜P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
私のところにも、起業の相談やサポートの依頼が寄せられます。
友人・知人からの相談もあれば、仕事として依頼されることもあります。

すでに構想何年、という方もいれば、同じペースで同じことを相談にくる方もいます。
最初に考えた時に起業していれば、すでに開業2年になるのに・・そんな方です。

多くは、
「自分が考える戦略が正しく機能して、ビジネスモデルが市場に受け入れられるか?」
「サービスに特長があって差別化されているか」
このあたりが気になるようです。

確かに大事な事です。でも、これらは不確実なことです。
最後は、「今ではない理由」を考えて「時期を見る」という結論が多いように見受けます。

不確実な中で意思決定する。最近、どんな意思決定をしましたか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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起業家精神

2010年09月30日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

起業家として成功する者は、
女神の口づけやアイディアのひらめきを待ってはいない。
彼らは仕事をする。大穴は狙わない。


                    〜P.Fドラッカー「イノベーションと起業家精神」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
起業の成功基準をどこに置くのかにもよりますが、
いずれにしても不確実なことを覚悟する精神がないと起業はできません。
私も起業した時にはそんな覚悟をした上で、
「早く不確実な事を確実な事にしたい」という思いで走っていました。
現実的には不確実な事が確実な事になったと思ったら、次々に不確実な事がおこるのですが・・

起業家の集まりでインタビューアーが、「なぜ起業したんですか?」と聞いたとき、
隣の友人が、「ん〜うっかり」と答えていました。
インタビューアーは怪訝そうな顔をしていましたが、
周りの起業家たちは「言い得て妙」といった表情で聞いていました。

まあ半分は冗談ですが、
それくらい「確実なものを得てから起業する」なんてことはないんだと思います。
だから「仕事をする」ことに焦点を合わせることが、成功の秘訣だと思います。


株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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貢献の目標を設定する

2010年07月31日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

目標は難しいものにしなければならない。
背伸びをさせるものでなければならない。
だが、可能でなければならない。
不可能なことを目指したり、不可能なことを前提とすることは、
野心的と呼ぶに値しない。
たんなる無謀である。

                         〜P.Fドラッカー「明日を支配するもの」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
目標設定においてよく言われるセオリーです。

「頑張ればやれそうだ」「頑張らないとやれない。でもなんとかやれるかもしれない」
要はその気にならないと、難しい目標は達成できません。

素地と可能性と環境。
目標を達成するよりも、その人やその組織にとっての正しい目標を設定することの方が、
重要であり難しい、というのが私の実感です。

私はメンバーや組織との対話と、外的環境やお客様との対話がポイントだと思います。
きちんと「対話」をしていますか?


株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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外の世界に注意を向ける

2010年05月31日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

貢献に焦点を合わせることによって、自らの専門分野だけではなく、
組織全体の成果に注意を向けるようになる。
成果が存在する唯一の場所である外の世界に注意を向けるようになる。

                         〜P.Fドラッカー「経営者の条件」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
最後の行、
「成果が存在する唯一の場所」「外の世界」という言葉に、注目が行きました。

前回のブログで書いた、
組織に貢献するのであれば「お客様」に貢献することを先に意識しないと・・
ということが「外の世界」なのではないかと思います。

近視眼的な目標とそれだけに向けた行動をとりがちな現場において、
組織全体に注意を向けて外の世界に注意を向けている人が、あなたの周りにいますか?

自らが外の世界に目も向けてみては?


株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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組織に対する貢献を問う

2010年04月30日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

組織に対する自らの貢献を問うことは、
いかなる自己啓発が必要か、
いかなる知識や技能を身につけるか、
いかなる強みを仕事に適用するか、
いかなる基準をもって自らの基準とすべきか
を考えることである。
                         〜P.Fドラッカー「経営者の条件」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
「組織に自らの貢献を問う」とありますが、何のために組織に貢献するのでしょうか?

売り上げ目標を達成するため?
利益を確保するため?
高い評価を得るため?
家族を幸せにするため?

どれも間違っていないと思いますが、
そもそも私たちは何に対して仕事をしているのでしょうか?
所属する組織でしょうか?

私は「お客様」に対してだと思います。

組織(企業・団体)の先には何らかのお客様がいます。
自社の商品やサービスにお金を払ってくれる人や企業。
自分たちに何らかの魅力を感じてくれて応援してくださる方々。

組織の先にあるお客様に一層喜んでいただければ、
自分が存在する組織のファンが増えて注文や売り上げが増える。
そうすれば自分の仕事があり、結果給料がもらえる。

だからこそ、知識や技術を身に着ける事も、強みを発揮することも、
組織の先にあるお客様に貢献することを意識しないと、
組織にも貢献できないと思います。

お客さま-組織-自分

この順番で物事を見直してみてはいかがでしょうか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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貢献への焦点が成果能力をもたらす

2010年04月23日 | ドラッガーの言葉をヒントに考えよう

貢献に焦点を合わせることによって、
コミュニケーション、チームワーク、自己啓発、人材育成という、
成果をあげるうえで必要な基本的な能力を身につけることができる。

                         〜P.Fドラッカー「経営者の条件」
引用:「仕事の哲学」著者:P.F.ドラッカー/編訳:上田惇生/発行:ダイヤモンド社 ============================================================ 
この言葉は、「マネジメント」のヒントになりそうな内容です。

組織で成果を出すために、「育成」に力を注ぐマネジメントをしたり、
自己啓発をして「自己成長」を促したりすることって、多いのではないでしょうか?

「いかに貢献するか?」をマネジメントの基本に置き、
メンバーに考えさせることで、必然的に育成や啓発、そして能力を補完しあう
チームワークや全体を進ませるコミュニケーションが活発になり、
「貢献」が成果を出すための大きな「推進力」になりそうです。

マネジメントの良いヒントをもらったような気がします。
マネジメントとは、何も上から下にだけ行うものではありません。
上司や同僚に対するマネジメントも然りです。

成果をだすためにマネジメントに、
「貢献に焦点を合わせる」という切り口を加えてみませんか?

株式会社スタイルブランディング® 平山正人

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