お互いさっぱりした処で、女の子2人集まれば必ず出てくるお互いの恋の話題などに花を咲かせながら、バス停近くの童夢と言うレストランでお昼を済ませる。
もうすっかり朝の雨が嘘みたいなお天気になっていたので、「森に行きたいねー」と言う話も出たけれど、時間的に中途半端で安房から出てるヤクスギランドへ向かうバスも午後の便は既に出てしまったので諦めて、トローキの滝を観に行くことになった。
それにしても海沿いの通りは陽射しを遮るものが何もないので、灼熱の太陽がかっと照り付けてホントに熱いです。
トローキの滝は、大通りをそれて木々が生い茂る林道をくぐって行く。
都会みたいに空気まで蒸してる訳ではないので、ちょっと木影に逃げ込めばだいぶ涼しくなる。
林道には沢蟹がいっぱい。
かすかに滝の音が聞こえる。
木陰越しにそれらしき姿は見えるけれど、かなり遠い。
この道はどうも海の方へ降りてる気がするけれど・・・と思ってたら、途端に林道はごろごろ岩が転がっていて、しかもやや傾斜のある、非常に足場の悪い道へと出てしまった。
「な、何だ?何だ?」と思いながらも、よいしょよいしょと這うようにして岩を下ってゆくと、突如として行き止まりの表示。
雰囲気的には崖の先端、と言う感じで、眼下は海が広がっている。
これ以上進んだら危ないですよ、と言うのは言われなくても判った。
見るからに足場が悪そうで怖いもん。
トローキの滝はこの行き止まり地点が言わば展望台。
岩に茂った木々の間からかすかに見える。
観光情報めいたことをちらっと書くと、この滝は海に直接流れ落ちることが珍しくて有名。
一説ではそういうタイプの滝は北海道とこのトローキの滝、日本でも二つしかないんだそう。
千尋の滝が流れ落ちる川が鯛之川で、このトローキの滝は鯛之川の河口となっている。
遠目から見ても、真っ白い水の塊がエメラルドグリーンの綺麗な海へ向かって流れ落ちる光景は景観だった。
かなり遠くからしか見られないのが残念。
バスの時間がせまっていたのでまたもや、2人で岩をよじ登って、てくてく林道を歩いて大通りまで戻る。
日陰がなくなると途端に暑さが戻ってくるので、近くのぽんたん館に避難する。
ここで、私は念願のたんかんジュースを飲んだ。
何回か飲んでるけれど、屋久島のたんかんジュースは美味しい。
オレンジジュース程甘くはないけれどすっきりした甘さがある。
さて、バスに乗って安房まで着いたらお別れだ。
彼女も私も明日帰る予定だけれど、彼女のほうは明日は白谷雲水峡の方へ行くらしい。
私はヤクスギランドだし、きっともう会うこともないだろう。
今回が初めての屋久島体験だったと言う彼女は、何を見ても嬉しそうにはしゃいでいた。
一見大人っぽい彼女がそんな風にはしゃぐと何となく子供みたいになってとても可愛かった。
ひとりでも感動って出来るけれど、誰かと一緒に素晴らしいものを見て感動を分かち合うことはそれはそれでまた楽しいものだ。
そういう気持ちもまた、私は屋久島に来ると思い出す。
都会で現実的に生きてると、感動を分かち合うことなんて滅多にしなくなっちゃうからね。
これから先、大川の滝のことやトローキの滝のことを思い出したり、またそれらの滝を観に来るたびに、彼女のこともまた思い出すのだろう。
名前さえも忘れてしまうかもしれないけれど、それでも風景写真のように私の中にはしゃいでデジカメに滝の姿を納めようとする彼女の後姿と、しぶきを上げて音を響かせてとどろく滝の姿がひとつの絵となって残る。
思い出ってそういう風景写真の積み重ねなんだろうな。
もうすっかり朝の雨が嘘みたいなお天気になっていたので、「森に行きたいねー」と言う話も出たけれど、時間的に中途半端で安房から出てるヤクスギランドへ向かうバスも午後の便は既に出てしまったので諦めて、トローキの滝を観に行くことになった。
それにしても海沿いの通りは陽射しを遮るものが何もないので、灼熱の太陽がかっと照り付けてホントに熱いです。
トローキの滝は、大通りをそれて木々が生い茂る林道をくぐって行く。
都会みたいに空気まで蒸してる訳ではないので、ちょっと木影に逃げ込めばだいぶ涼しくなる。
林道には沢蟹がいっぱい。
かすかに滝の音が聞こえる。
木陰越しにそれらしき姿は見えるけれど、かなり遠い。
この道はどうも海の方へ降りてる気がするけれど・・・と思ってたら、途端に林道はごろごろ岩が転がっていて、しかもやや傾斜のある、非常に足場の悪い道へと出てしまった。
「な、何だ?何だ?」と思いながらも、よいしょよいしょと這うようにして岩を下ってゆくと、突如として行き止まりの表示。
雰囲気的には崖の先端、と言う感じで、眼下は海が広がっている。
これ以上進んだら危ないですよ、と言うのは言われなくても判った。
見るからに足場が悪そうで怖いもん。
トローキの滝はこの行き止まり地点が言わば展望台。
岩に茂った木々の間からかすかに見える。
観光情報めいたことをちらっと書くと、この滝は海に直接流れ落ちることが珍しくて有名。
一説ではそういうタイプの滝は北海道とこのトローキの滝、日本でも二つしかないんだそう。
千尋の滝が流れ落ちる川が鯛之川で、このトローキの滝は鯛之川の河口となっている。
遠目から見ても、真っ白い水の塊がエメラルドグリーンの綺麗な海へ向かって流れ落ちる光景は景観だった。
かなり遠くからしか見られないのが残念。
バスの時間がせまっていたのでまたもや、2人で岩をよじ登って、てくてく林道を歩いて大通りまで戻る。
日陰がなくなると途端に暑さが戻ってくるので、近くのぽんたん館に避難する。
ここで、私は念願のたんかんジュースを飲んだ。
何回か飲んでるけれど、屋久島のたんかんジュースは美味しい。
オレンジジュース程甘くはないけれどすっきりした甘さがある。
さて、バスに乗って安房まで着いたらお別れだ。
彼女も私も明日帰る予定だけれど、彼女のほうは明日は白谷雲水峡の方へ行くらしい。
私はヤクスギランドだし、きっともう会うこともないだろう。
今回が初めての屋久島体験だったと言う彼女は、何を見ても嬉しそうにはしゃいでいた。
一見大人っぽい彼女がそんな風にはしゃぐと何となく子供みたいになってとても可愛かった。
ひとりでも感動って出来るけれど、誰かと一緒に素晴らしいものを見て感動を分かち合うことはそれはそれでまた楽しいものだ。
そういう気持ちもまた、私は屋久島に来ると思い出す。
都会で現実的に生きてると、感動を分かち合うことなんて滅多にしなくなっちゃうからね。
これから先、大川の滝のことやトローキの滝のことを思い出したり、またそれらの滝を観に来るたびに、彼女のこともまた思い出すのだろう。
名前さえも忘れてしまうかもしれないけれど、それでも風景写真のように私の中にはしゃいでデジカメに滝の姿を納めようとする彼女の後姿と、しぶきを上げて音を響かせてとどろく滝の姿がひとつの絵となって残る。
思い出ってそういう風景写真の積み重ねなんだろうな。
屋久島で、ガイドブックに載ってないような、おすすめの場所などありましたら教えてください。よろしくお願いします。
すっかりコメント返しが遅くなってしまってすみません!!
ってもう屋久島、とっくに行って来てしまいましたよね・・・??(^_^;)
台風にぶつかりませんでしたか?
屋久島の感想など、良かったらまたコメント欄でも構いませんので、教えてくださいね☆