今日の上海は明け方から振り始めた雨が今では大雨になっている。
昨夜、お店からアパートに帰ってCCTVニュースをテレビで見ていたら、番組と番組の間に入る「天気予報」で明日の上海の天気は雨と報じられていたので、今朝になりやっぱり雨かと思って事務所に行ったら、うちの店のスタッフは『今日は雨じゃないって天気予報で言っていたのに・・・』と言っていて、中国ではチャンネルによって予報が違う?のかも知れない。
また、昨夜のCCTVニュースでは、「北京ダックのパック入り」の偽物業者が摘発されて、その裁判の様子が映しだされていた。
日本では裁判所にはカメラが持ち込めないのか、色鉛筆で描かれたスケッチはニュースで目にすることはあるが、中国ではそんなことは関係ないようだ。
北京ダックはその名の通り「北京の名物料理」で中国語では「北京烤鴨」(ベイジンカオヤー)と呼ばれる。
北京には幾つかの「北京烤鴨」の名店があるが、その内、1864年に開業した「全聚徳」という店は特に知名度が高く、中国各地の大都市や日本を含む海外に支店を持つまでになっていて、日本では東京の新宿に出店している。
偽物の「北京烤鴨」のパック入りを販売していた業者だが、この北京の老舗「全聚徳」の名前を勝手にラベルに付けて売っていたようで、使われていた材料も粗悪品で「皮もなければ、頭もなく、羽根もなく、ただ悪臭のする肉のかたまり」だったようだ。
「北京烤鴨」のパック入りは空港の売店などでも売られているのをよく目にするが、けっこう高い。
本物の「全聚徳」の「北京烤鴨」のパック入りは空港の売店では、1パック80元とか100元に近かったと思うが、この偽物業者は一羽15元(約200円)程で、鉄道の北京駅周辺で販売していたようだ。
中国では人気のある商品には必ず偽物があるので、デパートや、空港の売店でしか、こういう「おみやげ」は買わない方がいいだろう。
しかし、先日、上海の「ウオルマート」で豚肉の偽装表示の問題があったばかりで、高い物を買ったから安心できるということはなく、後は運しかないのだ。
さて、今回は「地鶏モモ肉の北京ダック風」を作ってみよう。
小麦粉をこねて薄く焼いた(薄餅 バオビン)も自分で作って、カリっと焼いた地鶏モモ肉と野菜を皮の上に乗せて、自家製の甜麺醤を付けて巻いて食べれば、まるで北京ダックを食べているような楽しい気分になれるだろう。
◆地鶏の北京ダック風の作り方。
*******皮を作る*******
1)用意する物。
「ぬるま湯」「中力粉」「ゴマ油」
2)作り方。
①中力粉にぬるま湯を加えていき、耳たぶくらいの柔らかさにする。
②丸めてラップをして1時間位、常温の場所に置いておく。
③ピンポン大に切り分け丸める。
④ラップの芯などを使って薄くのばす。
④フライパンを弱火に掛けてゴマ油を敷く。
⑤薄くのばした皮をフライパンに入れて焼く。
⑥裏面も焼く。
*******皮ができたところで、続いて調理に入る*******
1)用意する物。
写真手前の左から「地鶏モモ肉」「キューリ」「ニンジン」。写真中央「はちみつ」「五香粉」。写真奥の左から「自家製 甜麺醤」「「料理酒」「ミリン」「ゴマ油」「塩」。
2)作り方
①長ネギを千切りする。
②キューリを千切りする。
③ニンジンを千切りする。
④自家製 甜麺醤に1に対して、0.5の料理酒を加える。
⑤自家製 甜麺醤に1に対して、0.5のミリンを加える。
⑦よくかき混ぜる。
⑧地鶏モモ肉の皮の方を包丁で数か所刺して余分な油が抜けやすいようにしておく。
⑨ゴマ油を薄く塗る。
⑩五香粉を少量振りかける。
⑪塩を振る。
⑫はちみつを薄く少量を塗る。(はちみつが多いと焼いた時に黒く焦げてしまう)
⑬フライパンを弱火に掛けて油を敷かずに、地鶏モモ肉の皮を下にして並べて焼く。
⑭地鶏モモ肉が焼き上がったら食べやすい大きさに切り、皿に盛って出来上がり。
⑮皮の上に野菜と焼き上がった地鶏モモ肉を乗せ、甜麺醤をつけて丸めて食べる。
今回、皮を作る時にモチモチした食感を出したかったので、粉とお湯を混ぜてから生地に油を加えなかったが、伸ばす時にかなり手こずってしまった。
油を加えると伸ばす時に楽なので、もし、皮がなかなか伸びないようだったら後からでもいいので、生地に油を練り込めば生地が伸びやすくなる。
皮を作るのが手間だったら「春巻きの皮」で巻いて食べてもいい。
また、ネギの水さらしをしなかったが、ネギの辛みが気になるなら食べる前にネギを水にさらすといいだろう。
さて、「料理長が自宅でつくる簡単おつまみ」だが、ここのところ中華料理が多かったので次回はスペイン料理のタパス(おつまみ)にしよう。
昨夜、お店からアパートに帰ってCCTVニュースをテレビで見ていたら、番組と番組の間に入る「天気予報」で明日の上海の天気は雨と報じられていたので、今朝になりやっぱり雨かと思って事務所に行ったら、うちの店のスタッフは『今日は雨じゃないって天気予報で言っていたのに・・・』と言っていて、中国ではチャンネルによって予報が違う?のかも知れない。
また、昨夜のCCTVニュースでは、「北京ダックのパック入り」の偽物業者が摘発されて、その裁判の様子が映しだされていた。
日本では裁判所にはカメラが持ち込めないのか、色鉛筆で描かれたスケッチはニュースで目にすることはあるが、中国ではそんなことは関係ないようだ。
北京ダックはその名の通り「北京の名物料理」で中国語では「北京烤鴨」(ベイジンカオヤー)と呼ばれる。
北京には幾つかの「北京烤鴨」の名店があるが、その内、1864年に開業した「全聚徳」という店は特に知名度が高く、中国各地の大都市や日本を含む海外に支店を持つまでになっていて、日本では東京の新宿に出店している。
偽物の「北京烤鴨」のパック入りを販売していた業者だが、この北京の老舗「全聚徳」の名前を勝手にラベルに付けて売っていたようで、使われていた材料も粗悪品で「皮もなければ、頭もなく、羽根もなく、ただ悪臭のする肉のかたまり」だったようだ。
「北京烤鴨」のパック入りは空港の売店などでも売られているのをよく目にするが、けっこう高い。
本物の「全聚徳」の「北京烤鴨」のパック入りは空港の売店では、1パック80元とか100元に近かったと思うが、この偽物業者は一羽15元(約200円)程で、鉄道の北京駅周辺で販売していたようだ。
中国では人気のある商品には必ず偽物があるので、デパートや、空港の売店でしか、こういう「おみやげ」は買わない方がいいだろう。
しかし、先日、上海の「ウオルマート」で豚肉の偽装表示の問題があったばかりで、高い物を買ったから安心できるということはなく、後は運しかないのだ。
さて、今回は「地鶏モモ肉の北京ダック風」を作ってみよう。
小麦粉をこねて薄く焼いた(薄餅 バオビン)も自分で作って、カリっと焼いた地鶏モモ肉と野菜を皮の上に乗せて、自家製の甜麺醤を付けて巻いて食べれば、まるで北京ダックを食べているような楽しい気分になれるだろう。
◆地鶏の北京ダック風の作り方。
*******皮を作る*******
1)用意する物。
「ぬるま湯」「中力粉」「ゴマ油」
2)作り方。
①中力粉にぬるま湯を加えていき、耳たぶくらいの柔らかさにする。
②丸めてラップをして1時間位、常温の場所に置いておく。
③ピンポン大に切り分け丸める。
④ラップの芯などを使って薄くのばす。
④フライパンを弱火に掛けてゴマ油を敷く。
⑤薄くのばした皮をフライパンに入れて焼く。
⑥裏面も焼く。
*******皮ができたところで、続いて調理に入る*******
1)用意する物。
写真手前の左から「地鶏モモ肉」「キューリ」「ニンジン」。写真中央「はちみつ」「五香粉」。写真奥の左から「自家製 甜麺醤」「「料理酒」「ミリン」「ゴマ油」「塩」。
2)作り方
①長ネギを千切りする。
②キューリを千切りする。
③ニンジンを千切りする。
④自家製 甜麺醤に1に対して、0.5の料理酒を加える。
⑤自家製 甜麺醤に1に対して、0.5のミリンを加える。
⑦よくかき混ぜる。
⑧地鶏モモ肉の皮の方を包丁で数か所刺して余分な油が抜けやすいようにしておく。
⑨ゴマ油を薄く塗る。
⑩五香粉を少量振りかける。
⑪塩を振る。
⑫はちみつを薄く少量を塗る。(はちみつが多いと焼いた時に黒く焦げてしまう)
⑬フライパンを弱火に掛けて油を敷かずに、地鶏モモ肉の皮を下にして並べて焼く。
⑭地鶏モモ肉が焼き上がったら食べやすい大きさに切り、皿に盛って出来上がり。
⑮皮の上に野菜と焼き上がった地鶏モモ肉を乗せ、甜麺醤をつけて丸めて食べる。
今回、皮を作る時にモチモチした食感を出したかったので、粉とお湯を混ぜてから生地に油を加えなかったが、伸ばす時にかなり手こずってしまった。
油を加えると伸ばす時に楽なので、もし、皮がなかなか伸びないようだったら後からでもいいので、生地に油を練り込めば生地が伸びやすくなる。
皮を作るのが手間だったら「春巻きの皮」で巻いて食べてもいい。
また、ネギの水さらしをしなかったが、ネギの辛みが気になるなら食べる前にネギを水にさらすといいだろう。
さて、「料理長が自宅でつくる簡単おつまみ」だが、ここのところ中華料理が多かったので次回はスペイン料理のタパス(おつまみ)にしよう。